学習塾の生徒集客サイト「塾探しの窓口」が運営。学習塾のマーケティング担当者さまに向けて、生徒集客に関する基礎知識や生徒集客を成功させるポイントなどをわかりやすくお届けします。
塾の集客サイトおすすめ4選|効果を高めるコツやサイトの選び方も解説

顧客ニーズが多様化し、既存のマーケティング戦略では生徒集客が難しくなった、と感じる場面はないでしょうか。指導の質やサービスは確かなのに、マーケティングが上手な他塾に生徒を奪われ、苦汁を飲まされた経験を持つ広告担当者も少なくないはずです。
自塾の集客チャネルを増やし、訴求範囲を広げたいときにおすすめの手法が、集客サイトの活用です。いま、大手塾から中小塾まで、続々と参画企業が増えており、塾の集客分野で看過できない存在となっています。
今回は、塾の生徒集客に貢献する「集客サイト」を詳しく解説します。おすすめの集客サイト4選や、集客効果を高めるコツ、集客サイトの選び方もまとめました。
一人でも多くの生徒を自塾に集める、その実績をつくるヒントが満載です。最後までご覧ください。
目次
「塾の集客サイト」とは

「塾の集客サイト」とは、塾のさまざまな情報を掲載し、ユーザーに塾を紹介しながら、CV(コンバージョン=問い合わせ)を生み出す情報サイトです。
集客サイト内で塾同士の比較ができ、塾の公式サイトを逐一開かなくても済む利便性から、ユーザーに支持されています。また、自宅や学校周辺にある塾を一括検索できたり、投稿された口コミをチェックできたりするサイトも多く、安定したPV(ページビュー=閲覧数)を誇ります。
集客サイトの多くは、資料請求や体験授業の申し込みをCVにします。集客サイトから毎月、安定した数の問い合わせを得ている塾もあり、いまや無視できない集客チャネルとなっています。
塾の集客におすすめのサイト4選

これから集客サイトの利用を検討している方に、おすすめできるサイトを厳選して4つ紹介します。いずれも、高い送客実績を誇るサイトばかりです。
初めての利用はもちろん、現在利用中の集客サイトからの乗り換え、あるいはチャネル拡大を検討中の方も、ぜひチェックしてみてください。
(1) 塾探しの窓口
塾探しの窓口は、合同会社プラスワンが運営する、日本最大級の完全入塾課金型の生徒集客サイトです。合同会社プラスワンは、Webマーケティングを専門に手掛ける企業。Webを活用した集客のプロであり、結果を伴う集客手法を知り尽くしています。
塾探しの窓口の、年間のサイト利用者数は200万人以上!大手塾を含む6,000教室が参画済みで、1か月に50件以上の送客を実現した実績もあります。
塾ごとに専用管理画面が用意され、タイムリーな情報更新が可能。専門のサポートチームが紹介ページの作成を支援し、プロの手による効率の良い訴求を実現します。
塾探しの窓口は、入塾課金型の料金システムです。入塾がなければ、広告費はいっさいかかりません。資料請求や体験授業の申し込みでの課金がないのはもちろん、初期登録費用や年会費・月額利用料も不要です。
入塾につながりやすい、質の高い見込み客を送客できるのは、ユーザーが知りたい情報を的確に紹介し、使いやすい機能を備えているからにほかなりません。最小の費用で最大の効果を得たい塾におすすめの集客サイトです。
(2) 塾ナビ
塾ナビは、教育関連メディアサービスを手掛ける、株式会社イトクロによる集客サイトです。2007年11月からサービスを開始しています。
利用者数は、塾集客サイトとしては国内最大級の1,770万人以上。2025年6月時点で、11万1千教室の紹介と、22万件の口コミを掲載しています。掲載数やPV実績は、塾集客サイトの老舗ならでは、といって良いでしょう。
サイト内で紹介される塾ナビ独自のランキングは、ユーザーからの注目度も高いコンテンツです。地域で人気の塾や、学年別におすすめの塾などがランキング形式で紹介されています。
塾ナビは、資料請求や問い合わせの発生ごとに、費用がかかります。入塾という成果が出て初めて課金、ではない点に注意してください。ユーザーにとっては便利な一括資料請求機能も、塾にとっては見込み度の低い問い合わせが増加し、コストがかさむ要因にもなります。
サイト規模の大きさから、認知度向上には有効な塾ナビですが、導入前にはコスト面の試算を入念に行っておくことをおすすめします。
(3) Ameba塾探し
Ameba塾探しは、株式会社サーバーエージェントのグループ企業である、株式会社CyberOwlが運営する塾集客サイトです。以前は「テラコヤプラス」という名称でした。
2025年6月時点で9万5,337教室・8万2千件以上の口コミを掲載する、有数規模のサイトといって良いでしょう。
Ameba塾探しは、間口の広いサイト構成が特徴です。塾の紹介だけではなく、教育トピックを広く取り扱い、最新の教育・受験情報なども発信しています。SNSも積極的に活用しており、さまざまな媒体との相乗効果も期待できます。定期的にユーザーアンケートを実施し、使いやすいサイトへの改善を続ける姿勢も、好感が持てます。
Ameba塾探しは、資料請求や問い合わせの発生ごとに、費用がかかります。また、「契約していないが、紹介されている」場合もあります。これは、Ameba塾探し側が、塾の公式サイトを閲覧し、編集の上で塾を紹介しているためです。
(4) 塾選
塾選(じゅくせん)は、2025年6月時点で10万3,457教室を掲載する、日本最大級を謳う塾集客サイトです。運営会社は、株式会社DeltaX(デルタエックス)といいます。もともとは、WebマーケティングやWeb広告を手掛けており、プラットフォームの構築・運営事業でも実績を重ねています。知見を活かし、2020年に塾選の前身である「ベスト塾ガイド」が始動しました。
塾選は、生徒・保護者が探す塾に、多彩な動線でアプローチできるよう設計されている点が特徴です。地域や学年での絞り込みはもちろんのこと、ぴったりの塾を探す簡易診断、講師力が評判の塾特集、合格体験記など、ユーザーが思わず興味を引かれるコンテンツが豊富にそろっています。
塾選は、資料請求や問い合わせの発生ごとに、費用がかかります。ユーザーは、気になる塾の教室にピンポイントで資料請求が可能。通塾を想定するユーザーからの問い合わせが多く、入塾率が高いメリットがあります。
塾の集客サイトを利用する3つのメリット

塾の集客サイトは、「費用がかかりそう」「手間がかかりそう」というイメージを抱かれることもあります。しかし、正しく知れば、懸念が杞憂に終わることがわかるはず。
塾の集客サイトが持つ、3つのメリットを解説します。
(1) 集客経路を増やせる
貴塾では、目下どのような集客経路を利用しているでしょうか。紹介やホームページ、チラシ、Web広告などは、活用する塾も多いでしょう。
塾の集客サイトを導入すると、新たな集客経路を開拓できます。集客経路を増やせれば、これまでリーチできていなかったターゲットへの訴求も可能になり、問い合わせ数の増加・安定にも寄与します。
また、クロスマーケティングで活用できる集客手法も増え、多彩な集客戦略を描けるようにもなるでしょう。
(2) 低コストでスタートできる
集客サイトの中には、コスト面の懸念を少なく始められるものもあります。たとえば、塾探しの窓口は、イニシャルコスト・ランニングコストとも、最小に抑えられます。初期登録費用や年会費・月額利用料がかからず、完全な入塾課金型。それも、入塾するかどうか未知数の体験授業や資料請求の段階での課金ではなく、入塾が決まって初めて費用が発生します。
集客サイトを上手に選べば、クリックだけで課金されるWeb広告よりも、効率性・確実性が高い集客手法を確立できるでしょう。
(3) 自動で集客してくれる
塾の集客サイトは、塾側が割くリソースも最小限にできます。必要な情報を提供しておけば、集客サイト側がマーケティングを実施して問い合わせを獲得してくれるため、効率よく生徒を獲得することができます。
塾探しの窓口のように、プロのサポートチームがつき、塾紹介ページの管理・運用を支援するサイトを選べば、よりクオリティの高い訴求も可能です。
塾集客サイトの掲載効果を最大化するコツ

塾の集客サイトは有力な集客手段ですが、「掲載しているだけ」では効果の最大化は望めません。では、どうすれば、集客サイトの効果性を高め、実績につなげられるのでしょうか。
ここからは、集客サイトの掲載効果をより高めるコツを、3つ解説します。
(1) 自塾の魅力を存分にアピールする
塾集客サイトで塾を紹介するページには、規定のフォーマットがあります。自塾の紹介はフォーマットに合わせて構成しなければならず、自社ホームページのように、自由なカスタマイズはできません。
どの塾の紹介ページを見ても似たり寄ったりの印象となるのは、ページ構成が均一で、カラーやレイアウトといったビジュアル面での差別化ができないためです。
だからこそ、自塾の個性や魅力を訴求する工夫が欠かせません。多くの塾で見られる通り一遍、無難な表現ではなく、「貴塾ならでは」の訴求ポイントを、練られた言葉で表現しましょう。
(2) 自社のマーケティングも強化する
集客サイトの強化と合わせて、既存のマーケティング手法もブラッシュアップします。
たとえば、集客サイトで貴塾を知ったユーザーが、詳しい情報を知るために、貴塾ホームページを訪れる可能性は十分に考えられます。
もし、貴塾ホームページの内容が十分でなければ、どうなるでしょうか。期待が外れた、と即座に離脱するかもしれません。そのため、ホームページに掲載している情報量をより拡充することをおすすめします。
また、塾集客サイトからの問い合わせ獲得は、大手塾との資金力競争になる可能性があります。大手塾の中には集客サイト専用のコールセンターを設置し、問い合わせが入ったら即座に、電話を掛けられる体制を整備するところもあります。
資金力競争にさせないためにも、自社のマーケティング施策の強化は重要なポイントです。すでに運用中のマーケティング施策のブラッシュアップ、また集客サイトとの相乗的な効果が見込める施策について、次の章で詳しく解説します。続きをご覧ください。
(3) 集客サイトのサービスをフル活用する
塾の集客サイトによっては、集客力を高めるためのサービスを提供している場合があります。掲載を決めた集客サイトには積極的に相談し、サービスをフル活用してください。臆せずにサービスを活用すると、活用していない他塾と差別化でき、貴塾紹介ページの訴求力が格段に向上します。
塾探しの窓口なら、貴塾の紹介ページは、サポートチームが作成します。生徒・保護者心理やニーズを知り尽くしたスタッフが、もっとも“刺さる”文言を駆使して貴塾の魅力を伝えます。
塾の集客サイトとあわせて活用したいマーケティング手法

生徒や保護者が見るメディアは、多様化の一途を辿っています。さまざまあるマーケティング手法を効果的に組み合わせることこそが、複雑な時代でも集客を成功させる秘訣の1つです。
本章では、集客サイトと合わせて活用したいマーケティング手法を4つ紹介します。集客サイトとの相乗効果を狙い、戦略的に運用してみてください。
(1) 塾の公式ホームページ
塾の公式ホームページは、情報提供とともに集客の役割も担っています。いまいちど全体を見直し、集客に効果を発揮する構成・ビジュアルになっているか確認しましょう。
集客力の高いホームページの特徴
集客力のあるホームページに欠かせない要素は、次の3つです。
・塾を探している人が知りたい情報が、漏れなく載っている
・ちょっとした不安や疑問を解消するページがある
・塾探しから問い合わせに行動を喚起する「きっかけ」がある
塾を探す生徒・保護者の心理に寄り添った構成を!
塾を探す人が知りたい情報は何か。想像力をはたらかせて網羅しましょう。コース情報や合格実績、対象学年…、本当にそれだけでしょうか。「学校の下校後に直行できるか、時間割を知りたいのでは」「送迎が必要な保護者なら、駐車場の有無を知りたいのでは」など、まだまだ紹介できる情報があるはずです。
情報をあえて公開せず、問い合わせにつなげたいという心理も分かりますが、現代の保護者は総じて多忙です。「わからない情報は問い合わせる」のではなく、「よくわからない塾は早々に見切りをつけ、次の塾を探す」人もいます。
「Q&Aページ」なども活用し、できるだけ情報を載せたほうが、顧客の興味を引きつけられ続けるでしょう。
あわせて、興味を問い合わせという行動に置換させる「締め切り」「限定」「無料」などの言葉も、積極的に配置します。
(2) 塾のSNS
SNSは、生徒や保護者がいつも見ているスマートフォンの画面に、情報を届けられる点が強みです。おすすめとして塾の投稿が表示されれば、これまで接点がなかった層にも、自塾の情報を届けられる可能性があります。
SNSによって相性の合うターゲットが変わるため、活用する媒体は精査してください。生徒はTikTokやYouTube、保護者層はInstagram、Xなどをよく利用しているようです。
SNSを活用するポイントは、2つあります。まず、SNSプラットフォームは双方向のやりとりを重視しているということです。「いいね」やコメントなどのコミュニケーションが活発なほど、良質なアカウントと評価され、おすすめ表示に載れる可能性が高まります。
2つ目のポイントは、SNS広告の活用です。SNSの広告はターゲティング精度が高く、情報を届けたい人に確実に届けられるといわれます。テスト前に地域の生徒にテスト対策のお知らせを配信したり、新学期にあわせて受験説明会の告知を配信したりと、アイデア次第でさまざまに活用できるでしょう。
(3) GoogleMAP(MEO)
何か情報を探す際、GoogleMAPを真っ先に使うという人もいます。GoogleMAPは立地情報に加え、基本的な情報や口コミ、投稿者が撮影した画像など、多様な情報をチェックできるためです。率直な口コミが掲載されていることも多く、塾のホームページやSNSとは異なる視点からサービスを探せます。
GoogleMAPでとるべき対策は、2つです。
1つ目は、管理者として正しい情報の掲載に努めること、です。開校時間や休校日、問い合わせ先などの基本的な情報が正しいかチェックし、間違っていたら都度修正します。
2つ目にすべき対策は、MEO(Map Engine Optimization・マップ検索エンジン最適化)です。GoogleMAPの検索結果で上位表示されるための施策を指します。「地域名 個別指導塾」などのワードで検索された際、上位表示された塾ほど、見てもらいやすくなります。
GoogleMAPを認知拡大に、そして集客に活用していきましょう。
(4) Web広告
Webを介して出稿する広告は、年代や地域など、細かくターゲティングしての配信が可能です。広告の内容によって配信先を変えることもでき、不特定多数に配信する従来型のオフライン広告より、費用対効果が高いとされます。
広告のクリックや再生ごとに費用が発生する形態が一般的で、予算に合わせた運用も可能。広告に多大なコストをかけられない、中小塾でも取り組みやすい施策といえます。
Web広告は、配信先や配信形態によって、さまざまな種類があります。初めてのWeb広告なら、リスティング広告やリターゲティング広告がおすすめ。ただ、運用と成功には専門的なスキルも求められます。自塾だけでの運用が困難だと判断したら、早めに広告運用サービス等への依頼を検討したほうが良いでしょう。
塾の集客サイトの選び方

数ある塾の集客サイトから、自塾に合うサービスを見極めるポイントは、3つあります。どのような観点で比較すれば良いか、詳しく見ていきましょう。
(1) 実績ある集客サイトを選ぶ
塾の集客サイト選びでは、まず実績に注目します。掲載教室数や利用者数が多いサイトは、それだけ見られているということ。認知度向上が期待できます。
あわせて、送客実績や入塾実績も確認しましょう。塾の売上は、入塾にかかっています。資料請求や体験授業の申し込みがたくさん発生しても、入塾率が低ければ費用対効果が高い集客施策とはいえません。
集客サイトの詳しい数値実績は、非公開となっている場合もあります。まずは問い合わせて資料をもらい、自社の売上への貢献が期待できそうか比較してみてください。
(2) 料金システムを確認する
集客サイトの料金システムは、サイトごとに異なります。完全入塾課金型である塾探しの窓口、資料請求ごとに費用が発生する塾ナビが、わかりやすい例です。
ただし、近年は「子どもにできるだけ合う塾を探したい」というニーズが高まっています。まずは情報収集や体験をと、“とりあえず”の資料請求や体験授業が多い現状は、塾の現場が痛感するポイントではないでしょうか。
コストを無駄にせずに済む集客サイトを探すなら、完全入塾課金型がおすすめです。
(3) サポート体制もチェックする
集客サイト選びでは、サポート体制も確認しましょう。運用開始後の体制を想定し、懸念材料をできるだけ具体的に検討します。懸念点を確実に解消してくれるサポート体制がある集客サイトを選んでください。
・紹介ページの更新方法は簡便か
・訴求力を高めるアプローチの相談は可能か など
まとめ
塾の集客サイトは、貴塾に代わって見込み客を集め、送客する情報サイトです。通塾を具体的に検討している生徒・保護者の利用が多く、毎月安定した送客を実現しているサイトもあります。
「集客手法に悩んでいる」「競合との競争で優位に立ちたい」という塾は、導入を検討してみてください。集客サイトには、一考するだけの価値がある送客実績があります。
塾探しの窓口は、完全入塾課金型の集客サイトです。初期費用0円でスタートでき、問い合わせた生徒が入塾しない限り費用は発生しません。また、最低契約期間の縛りもないため、「まずは試してみたい」という塾にもおすすめです。

