塾のインスタグラム運用成功までの完全ガイド|おすすめの投稿ネタや注意点も解説

更新日 2025.04.28
塾のインスタグラム運用成功までの完全ガイド|おすすめの投稿ネタや注意点も解説

インスタは、多くの人が情報収集に利用するSNSです。インスタから集客し、事業に成功する先行者も大勢います。

さてインスタは、塾などの教育分野の集客にも役立つのでしょうか。

答えは「YES」です。

今回は、塾がインスタ集客に成功するロードマップを、わかりやすく解説します。自塾の具体策に落とし込むつもりで、ぜひ最後までお読みください。

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インスタグラムで塾の集客は可能

インスタを活用した集客施策は、塾業界でも有効
インスタを活用した集客施策は、塾業界でも有効

インスタには、ユーザーをCV(コンバージョン・成果)に導くための機能が、多数搭載されています。ユーザーの行動を喚起しやすいSNSともいわれます。

塾が求めるCVは、体験授業の申し込みや資料請求などの、「問い合わせ」でしょう。インスタでは、たとえば以下のように成果への動線を設置できます。

・投稿に公式サイトのリンクをつけ、投稿から問い合わせにつなげる
・プロフィールページに公式サイトのURLを設置し、問い合わせに誘導する

インスタの投稿に興味を持ったユーザーを、ダイレクトにCVへ誘導できる点が、インスタの優れたポイントです。

塾がインスタグラムを運用するメリット

インスタはホームページにはないマーケティングが実践できる
インスタはホームページにはないマーケティングが実践できる

インスタの活用によって塾が得られるメリットを、4つの観点から解説します。

塾がインスタグラムを運用するメリット

(1) プッシュ型のマーケティングが実現できる

いまや、大半の塾が公式ホームページを持っています。しかし、ホームページ集客に成功する塾は、ほんの一握り。ホームページはプル型マーケティングである点が、要因でしょう。

プル型マーケティングは、顧客の興味関心に基づいて情報を提供します。見込み客のもとに行き、問い合わせ行動を引き起こすために必要な関心や悩みを刺激することはできません。

一方、プッシュ型マーケティングは、企業が主導権を持ち、顧客に情報を届けに行く形態です。積極的なアクションによる認知向上が可能で、メッセージ性の高い訴求も得意です。

インスタは、フォロー外の投稿も「おすすめ」としてフィードに表示されます。ふとした折にターゲットの目に留まり、興味を喚起し、問い合わせのきっかけとなる可能性があります。

(2) ターゲット層にリーチしやすい

令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>|総務省情報通信政策研究所

令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>|総務省情報通信政策研究所

上のグラフは、SNS別利用率をまとめたものです。インスタの利用率を、以下に抽出しました。

年齢層利用率(%)
10代70.0
20代73.3
30代63.7
40代48.6
50代40.7
60代21.3

男女別利用率は、男性41.4%、女性58.9%です。

利用率が高い10代は、まさに塾の顧客層。また、30~50代という、保護者層の利用が高い点からも、訴求ツールとして大いに期待できます。

(3) 画像や動画で塾の魅力を訴求できる

インスタには、内容や見せ方に合わせて選べる3つの投稿形態が用意されています。

投稿形態表示期間の制限キャプション
フィード投稿画像なしあり
リール動画動画
※画像のスライドショーも可
なしあり
ストーリーズ画像・動画24時間で消去なし

フィード投稿を基本とし、躍動的でライブ感あふれる内容はリール動画で、気軽なお知らせはストーリーズでと、伝えたいメッセージに合わせて投稿を使い分けられる点も、インスタがマーケティングに利用しやすいポイントです。

(4) LINE公式アカウントと連携できる

インスタのプロフィールには、最大5つのURLを設置できます。塾の公式ホームページのほかにも、季節講習やキャンペーンのLPなどを置いても良いでしょう。

利用者数・利用率とも国内最大のLINEを活用する塾なら、インスタのプロフィールにLINEへの動線を設置し、両者を連携させた運用も可能です。インスタ投稿に興味を持ったユーザーを、LINEに誘導し問い合わせを受ける使い方も作成できます。

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塾のインスタグラム運用を成功させる7つのコツ

「何となく」運用しても成果は出ない。押さえるべきコツは7つ
「何となく」運用しても成果は出ない。押さえるべきコツは7つ

インスタを成果につなげるためには、コツを踏まえた運用が重要です。塾のインスタ運用でまず押さえたい、7つのコツを解説します。

(1) 誰に・どのような情報を届けるのか明確にする

アカウントを開設する前に、アカウントの方向性を明確にしましょう。最初の方針設定が曖昧だと、運用にもブレが生じます。インスタで、誰に・どのような情報を届けるのか、言語化してみてください。

このとき、同時に運用のKPI(重要業績評価指標)の設定もおすすめします。「何をもってインスタの成果とするのか」。このゴールを明確にしておくと、課題に直面した際に立ち返る原点になってくれます。

(2) 集客できる仕組みを理解する

フォロワー数は、SNS運用の重要要素です。ただし、むやみにフォロワー増加だけに走るのは危険です。目的と手段が混同し、本来の主旨とかけはなれた投稿が生まれかねません。

フォロワー増加は、あくまで集客のためのひとつの手段です。インスタで集客できる仕組みを理解し、ユーザーが必要とする情報を届けつつ、問い合わせを生み出せる運用を心がけてください。

(3) インスタグラムのアルゴリズムを理解する

インスタにはアルゴリズムと呼ばれる仕組みがあります。アルゴリズムは、ユーザーに優先的に表示する投稿を決めるシステムです。インスタアプリに表示される投稿は、アルゴリズムによってパーソナライズされています。

アルゴリズムは定期的に変更されています。インスタのアルゴリズムを理解し、最新動向をチェックしながら適応する体制を整えることも、インスタ成功に欠かせないコツです。

(4) 投稿種別に合わせた内容を工夫する

写真を投稿するだけのフィード投稿以外に、リールやストーリーズも活用すると、リーチ数(閲覧数)拡大に貢献します。

投稿種類特徴メリット
リール動画15秒~90秒フォロワー外にも表示され、リーチ数を伸ばしやすい
ストーリーズ24時間で消える質問機能、アンケート機能、クイズ機能が充実

リーチ数やユーザーとのやり取りが増えると、アルゴリズムが「価値のある投稿」と判断し、フォロー外ユーザーのおすすめにも表示されやすくなります。

(5) 投稿につけるハッシュタグを厳選する

ハッシュタグは、投稿のキャプションにつける「#」ではじまる単語です。適切なハッシュタグがついた投稿は、インスタ検索でユーザーの目に留まりやすくなります。

塾に興味を持っているが、まだフォローしていないユーザーへのアプローチにも効果的です。

ただし、無関係なハッシュタグを大量につけると、アカウントが制限されるおそれもあります。投稿内容との関連が深いハッシュタグを、厳選してつけましょう。

(6) 双方向SNSであることを認識する

インスタは、アカウントとユーザーとのコミュニケーションを重視しています。投稿者とフォロワーのあいだで、どのくらいやり取りがあったかも、アルゴリズムの指標となっています。

質問やアンケート、投稿に寄せられるコメントのやり取りなどを丁寧に継続し、活発なコミュニケーションのあるアカウントを目指すことが大切です。

(7) 公式マークの取得を検討する

インスタの公式マークは、ユーザー名の右に表示される青いチェックマークです。アカウントがなりすましではない、公式のものだとの証明になります。

公式マークのついたアカウントは、ユーザーから信頼を得やすいため、塾などの教育機関なら取得しておきたいところ。

ただし、「本人かつ唯一であり、有名なアカウント」のみが取得できるとされています。有名という条件を満たすために、ある程度フォロワー数が増え、アカウントが成長してからの申請でも構いません。

塾のインスタグラムアカウントのフォロワーを増やすコツ

フォロワー増加は、運用の基本。戦略的な施策で獲得しよう
フォロワー増加は、運用の基本。戦略的な施策で獲得しよう

インスタアカウントの認知度を高め、CVにつなげるためには、フォロワー数の増加は避けて通れない課題です。フォロワーを増やすべき理由と、増やす具体策を解説します。

塾のインスタグラムアカウントのフォロワーを増やすコツ

(1) フォロワーを増やすべき理由

フォロワーが多いと、投稿のリーチ数が伸びます。投稿は、フォロワーのタイムラインに優先的に表示される仕組みがあるためです。

リーチ数が多い投稿は「価値がある」と評価され、フォロー外のユーザーにおすすめ表示されやすくなります。結果的に1つの投稿が閲覧される回数が増え、認知の拡大、さらには成果につながっていきます。

(2) 具体施策-1. 投稿頻度

フォロワー増加につながるベストの投稿頻度は、毎日です。ただ、毎日の投稿は難しい、という塾も多いでしょう。毎日が難しければ、2~3日に1投稿を目標にしてみてください。

投稿頻度が高いとフォロワーの目に触れる機会も増えます。

インスタのインサイト(分析)機能を活用し、フォロワーがインスタを閲覧する時間帯に合わせて投稿する工夫もおすすめです。

(3) 具体施策-2.ハイライトの活用

ハイライトは、プロフィールの下に配置された、丸い「まとめ」部分です。古い投稿はどんどん下に流れていきますが、ハイライトにまとめておくとプロフィールページに継続的に表示できます。

アカウント紹介やイベントのお知らせ、キャンペーンなど、くり返し見てもらえる可能性の高い投稿を、ハイライトにまとめましょう。

ちなみに、閲覧時間が長いほど、アルゴリズムの評価が高まります。ハイライトを活用し、ユーザーを自アカウントに留めるのも大切な施策です。

(4) 具体施策-3.インスタライブの実施

インスタライブは、インスタを介したライブ配信です。ライブ配信はユーザーと直接やりとりができる貴重な機会で、ライブならではの盛り上がりによって、成果も生まれやすくなります。

双方向のやり取りを利用した「質問イベント」などは、塾におすすめの企画。「〇〇県の高校入試について、△△塾がなんでも答える1時間!」など、アイデアを工夫して挑戦してみてください。

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塾のインスタグラム投稿におすすめのネタ4選

鉄板ともいえる塾向けインスタ投稿のネタは4つ
鉄板ともいえる塾向けインスタ投稿のネタは4つ

塾のインスタ投稿におすすめのネタを、4種類紹介します。「自塾なら?」と、具体的な投稿をイメージしながら読んでみてください。

(1) イベント・キャンペーンの告知

イベントやキャンペーンの告知は、耳目を集めやすい内容です。単なるお知らせに留めず、さらに踏み込んだ活用を考えてみましょう。

リーチを伸ばすために、シェアをお願いするのは良い方法です。自塾の力だけでは難しくとも、フォロワーの拡散力を使えば、投稿が「バズる」可能性もゼロではありません。

(2) 塾内の様子

普段、塾生以外は見る機会がない、塾内の様子を投稿しても良いでしょう。入塾を考えているものの、「塾の雰囲気がわからなくて不安」というユーザーに刺さる可能性があります。親近感を得られるような、あたたかい雰囲気の投稿を作成してください。

なお、個人情報が漏れないよう、投稿前にすみずみまでチェックする体制も整えましょう。

(3) 成績アップ・合格事例

テスト直後の成績アップ事例や、合格発表直後の合格実績などは、タイムリーな話題として注目を集めます。点数や合格校などの事実情報だけではなく、「その生徒の頑張り」「役立った塾のフォロー」「担当講師の喜びの声」などを載せると、人間味にあふれた、つい“見たくなる”投稿が完成します。

(4) 勉強のコツ紹介

自塾独自の勉強メソッドがあれば、一端を紹介する投稿もおすすめです。基本のやり方を伝えつつ、さらに効率の良い方法を示唆して、「この続きは塾で!」と来塾に誘導してはいかがでしょうか。

インスタグラムには、勉強のやり方を紹介するアカウントも乱立しています。プロならではの切り口でアプローチすると、他と差別化できます。

塾のインスタグラム運用における注意点2つ

塾のインスタ運用を成功させるためには、注意点も押さえよう
塾のインスタ運用を成功させるためには、注意点も押さえよう

塾がインスタ運用を手掛ける際、気をつけたいポイントが2つあります。対応を誤ると、炎上や信頼失墜、アカウント凍結などのおそれもあるため、しっかりメモしておきましょう。

(1) 内輪だけで盛り上がるアカウントにしない

塾の内輪だけで盛り上がる投稿ばかりだと、肝心の「見込み客=塾生以外」に響きにくく、集客につながりません。冷ややかに見られる要因にもなり、かえってCVを遠ざける要因にもなります。

また、信用・信頼が大切な塾のアカウントであることを念頭に、流行に影響されすぎないよう気をつけてください。過激なチャレンジ動画や軽薄な内容の投稿に偏らない、バランスのとれたアカウントを設計しましょう。

(2) 個人情報にはとくに注意する

塾は、生徒たちの個人情報を扱う場所です。ふとした拍子に、個人情報が流出しないよう、細心の注意を払わなければなりません。

「塾内の様子を撮影した際、デスクの上にあったテスト用紙が写り込んだ」などのミスは、信頼を失い、炎上しかねない案件です。塾生のプライバシーを守るため、コメント紹介にも本名を出さない配慮が必要です。

まとめ|インスタグラムとの併用もおすすめ!塾向けの集客サイト

インスタは、カスタマイズ性が高く、魅力を視覚的に訴求できるSNSです。アカウントの方針を立案し、自塾らしい運用に挑戦してみてください。集客までの動線設計と、ユーザーとのコミュニケーションを大切にすると、運用が成功しやすくなります。

さらなる集客力アップには、塾向けの集客サイトの利用もおすすめです。塾探しの窓口は、日本最大級の塾専門集客サイト。入塾してはじめてコストが発生する入塾課金型で、貴塾に無駄な費用を発生させません。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

学習塾の生徒集客サイト「塾探しの窓口」が運営。学習塾のマーケティング担当者さまに向けて、生徒集客に関する基礎知識や生徒集客を成功させるポイントなどをわかりやすくお届けします。

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