塾ナビの掲載料金はいくら?塾集客におけるメリットと活用法、注意点を解説

更新日 2025.05.27
塾ナビの掲載料金はいくら?塾集客におけるメリットと活用法、注意点を解説

塾業界の人なら、「塾ナビ」の名前を一度は目にした経験があるのではないでしょうか。利用者数も多く、知名度は抜群。「塾ナビを利用すれば、問い合わせが引きもきらない塾になれるかもしれない」と、期待するマーケティング担当者も多いかもしれません。

ただ、実際に掲載するとなると、気になるのが費用面、そして費用対効果です。今回は塾ナビに注目し、サービス内容や費用、掲載するメリット、掲載前に知っておきたい注意点などを解説します。あわせて、効果的な集客チャネルを開設したいマーケティング担当者におすすめのサービスも紹介します。

生徒獲得競争が熾烈さを増す昨今、効率の良い集客を実現するヒントが満載です。最後までお読みいただき、貴塾のマーケティング施策に、ご活用ください。

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(1) 塾ナビとは

塾ナビは、小中高生およびその保護者に向けた、塾情報のポータルサイトです。2025年5月時点で、11万教室以上を掲載しており、口コミ総数は22万件。年間に1,500万人以上が利用するという、塾・予備校関連ポータルサイトでは、国内最大級規模を誇ります。

塾ナビから問い合わせ、入塾した生徒には5,000円分のギフト券をプレゼントするなど、利用者向けのインセンティブを実施し、多くの生徒や保護者から人気を集めています。

(2) 塾ナビのサービス内容

塾ナビは見込み客を集め、興味を喚起して資料請求や体験授業申込という形で塾に送客するサービスです。目的を達成するため、さまざまな視点から塾の情報を紹介しています。

塾ナビに情報掲載を開始した塾が利用できるサービスは、以下のとおりです。

サービス詳細内容
塾専用紹介ページ塾の詳細な情報、アピールポイント、キャンペーン情報、合格実績、コース情報などを掲載可能
口コミの収集・掲載塾ナビに寄せられた口コミを、塾専用ページにて紹介
教室一覧ページ各教室のアクセス情報、問い合わせボタンの設置
季節講習特設ページ季節講習に特化した情報紹介のページ

基本的な考え方は、「塾ナビを見るだけで、塾の全貌を把握できる」です。利用者が子どもに合う塾の情報を多面的に収集できるよう、独自視点によるランキング公開や教育情報の配信なども行っています。

(3) 塾ナビへの掲載料金

塾ナビに自塾の情報を掲載するためには、料金がかかります。料金体系は、現時点では非公表です。塾ナビのサポート窓口「塾ナビ掲載について」のページから、問い合わせてください。

なお、掲載料金等の詳細情報を取得できるのは、開校済みの塾のみです。開校前の塾には、詳細な案内が届きません。開校後に、あらためて問い合わせる必要があります。

また、塾ナビは、利用者からの資料請求・体験授業をCV(コンバージョン・成約)指標としています。資料請求や体験授業の問い合わせがあった時点で、別途費用がかかります。塾ナビのランニングコストについては、後半の「塾ナビへの掲載開始前に注意したいポイント」で詳しく解説します。続きをご覧ください。

<補足情報>
掲載の申し込みをしていないにもかかわらず、塾情報が掲載されている塾も一部にあるようです。「少しでも多くの塾を紹介したい」との思いからなのでしょう、塾ナビが独自に調査し、塾の紹介ページを作成した塾が、このケースに該当します。

貴塾が「塾ナビと契約していないが、掲載されている」場合、塾ナビ側が情報を調査し、掲載を判断しているものと思われます。内容や掲載に関する詳しい相談は、塾ナビにお問い合わせください。

(4) 塾ナビの運営会社

塾ナビは、株式会社イトクロによって運営されています。株式会社イトクロは、塾ナビ以外にも、さまざまな比較検索サイトを運営しています。「みんなの学校情報」「コドモブースター」「家庭教師比較ネット」「医学部予備校ガイド」などは、すべて株式会社イトクロの手によります。

また、かつてはWebコンサルティング事業を手掛けていたこともありました。

複数のサイト運営で培われたWeb活用のノウハウが、塾ナビにも活かされていると考えられます。

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塾ナビへの掲載で塾が期待できる効果

塾ナビを使うと、知名度を利用した集客施策が可能になる
塾ナビを使うと、知名度を利用した集客施策が可能になる

塾ナビと契約し、掲載を開始した塾は、どのようなマーケティング効果を手にできるのでしょうか。2つの観点から解説します。

塾ナビへの掲載で塾が期待できる効果

(1) 塾ナビの知名度を利用したマーケティングが可能

塾ナビは、塾関連サイトのなかでも、抜群の知名度を誇ります。また、利用者数・掲載情報の多さにより、検索エンジンからも評価されているようです。

ためしに、Googleで「地域名(駅名) 塾」のキーワードで検索してみてください。おそらく、かなりの割合で塾ナビが1位、あるいは上位表示されるはずです。

塾ナビに掲載すると、塾ナビが持つ知名度や認知度を利用できます。自塾のホームページ単体では検索結果への上位表示が難しいキーワードでもヒットさせられるようになり、新しい利用者にリーチし、訴求できるようになるとも期待できます。

また、塾ナビは口コミの豊富さでも注目されています。塾選びで口コミを重視する層にもアプローチできるようになるでしょう。

(2) 資料請求や体験授業を受け付ける窓口の増設

塾ナビは、塾へ資料を請求したり、体験授業を申し込んだりする動線が設置されています。塾の掲載を開始すると、(1)で解説したように自塾の認知を広げられるだけではなく、実際の問い合わせにつなげられる可能性も生まれます。

沿線や地域にある塾への一括資料請求や、気になる塾とニーズが近い塾へのまとめて資料請求機能など、利用者にとって利便性の高い機能も搭載されています。大手塾に資料を請求しようとした利用者に、「おすすめリスト」として自塾が表示されれば、新規の顧客層と接点を持てることも期待できます。

こうした訴求力の強さ、また見込み客との接点・問い合わせの入り口を増やせるという点も、塾ナビを利用するメリットの1つです。

塾ナビを集客に活用する秘訣

塾ナビでの集客には、掲載プラスひと工夫が重要
塾ナビでの集客には、掲載プラスひと工夫が重要

塾ナビで集客を成功させるためには、ただ情報を掲載するだけでは不十分です。大手塾や競合塾のページをベンチマークしてみてください。手間がかかっており、情報量が豊富であることに気づくはずです。

塾ナビにかけたコストを成果につなげるために、実施をおすすめする3つの秘訣を解説します。

(1) 塾を紹介するトップページを充実させる

まず、塾に割り振られる専用ページの情報量充実をはかりましょう。専用ページに掲載できる内容はすべて紹介し、自塾の魅力をあますことなく伝えます。

塾専用ページには、塾の指導方針やカリキュラム、画像などを掲載可能です。塾の個性を、もっとも訴求できるページといって良いでしょう。競合塾や集客に成功している大手塾を参考に、自塾に活かせるポイントを見つけ反映させる試みも大切です。

また、利用者がいつページをチェックしても最新情報が掲載されているように、情報を定期的にチェックし、更新作業を実施します。とくに、合格実績は、利用者も注目します。最新の結果が出揃ったら、自塾のホームページと同時に、塾ナビの情報も更新すると良いでしょう。

(2) 口コミを積極的に集める

塾ナビの口コミは、利用者側が投稿します。料金や講師の対応など、ユーザーがとくに気になるポイントに言及する口コミも多く、「リアルな声が載っている」「知りたいことがわかる」と、利用者もしばしば閲覧するページです。

◎ 口コミに掲載されるおもな項目
・生徒属性(学年、学校種別、通塾頻度、目的、成績変化)
・料金面
・講師
・カリキュラム
・塾のまわりの環境
・塾内の環境
・入塾した理由
・定期テスト対策
・宿題
・家庭で実施したサポート
・塾の良いところ、要望
・その他気づき、所感 など

口コミの数が多ければ、それだけ利用者から塾の情報を見てもらえる可能性が高まります。塾ナビをフル活用するためには、口コミをできるだけたくさん投稿してもらう働きかけも欠かせないでしょう。

塾の生徒や保護者、卒業生などに「塾ナビの口コミを集めている」旨を伝え、投稿を呼びかけてみてください。

(3) 塾インタビューを活用する

塾ナビの塾を探す利用者に向けた情報発信ページ内に、塾代表等へのインタビューというコンテンツがあります。インタビューを実施し、ページが公開されると、特設ページへの公開と同時に、塾個別の専用ページにもタブが設置される仕様になっています。

インタビューは、塾が自分たちの言葉で、指導のこだわりや熱意、他塾との違いを訴求できるページです。画像も設置でき、塾の雰囲気を視覚的にもわかりやすくアピールできます。

インタビューページを積極的に活用し、塾ナビの情報量充実を図りましょう。

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塾ナビへの掲載開始前に注意したいポイント

塾ナビの掲載前にここだけはチェック!注意点3つ
塾ナビの掲載前にここだけはチェック!注意点3つ

塾ナビの知名度に魅かれ、掲載を前向きに検討したい…、そう思う塾にお伝えしたい、注意すべきポイントが3つあります。料金面についても、あらためて詳しく解説します。

塾ナビへの掲載開始前に注意したいポイント

(1) 塾ナビの掲載には費用がかかる

冒頭の章で解説した通り、塾ナビの掲載・利用には費用がかかります。具体的な金額は公表されていないものの、費用は「掲載料」と「成約料」にわかれるようです。

掲載料とは、情報を掲載するために必要な初期費用だと考えてください。一方、成約料は「資料請求1件」「体験授業申込1件」ごとにかかる費用です。

大手塾の場合、資料請求や体験授業申込だけで、1件数千円のコストがかかるともいわれます。利用者にとっては便利な「近隣塾や似た塾への一括資料請求」も、塾にとっては「とりあえず資料をもらっておくか」という見込み度の低い問い合わせの増加につながりかねません。結果、資料請求のコストばかりがかかり、入塾は増えないという悪循環につながる可能性もあります。

まず、塾ナビの料金体系をよく確認し、利用するメリットがあるかどうか、客観的にしっかり検討しましょう。なお、小規模塾には、月額固定の料金制度もあるようです。詳しくは塾ナビにお問い合わせください。

(2) コストを投下しないと、効果が期待できない可能性がある

塾ナビ内で注目度の高いコンテンツに「ランキング」があります。さまざまな指標から人気の塾をピックアップし、塾ナビが独自の指標で順位づけしているようです。

ランキング機能を、一度見てみてください。どのランキングも、上位には大手塾が並びます。

ランキングの根拠は公表されていません。ただ、塾ナビを利用中の中小塾経営者等からは「結局、コストを掛けられる大手がランキングを独占している」と嘆く声も見られます。

塾ナビから集客を成功させるためには、想定以上にコストがかかる可能性もある点を押さえておいたほうが良いでしょう。

(3) 大手塾の営業力との競争になる可能性がある

「貴塾を含む複数の塾に、利用者がまとめて資料請求した」と、想定してください。資料請求があったのは、平日の夕方。貴塾は、スタッフ総出で授業や生徒対応の真っ最中、問い合わせを確認できたのは、その日の夜でした。

一方、大手塾の中には、専用のコールセンターを設け、問い合わせに即時対応できる塾もあります。資料請求の通知が届くと、コールセンターが即、利用者に電話をかける体制が整っているのです。貴塾が資料を発送する前に、電話で体験授業の予約まで取り付けられているかもしれません。

塾ナビの特徴でもある一括資料請求機能は、大手塾の営業力と競争しなければならないおそれがあります。塾ナビで集客を成功させるためには、人と資金、ノウハウが必須だという点にも、注意しておきましょう。

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人件費に光熱費、資材費と、塾のランニングコストは上がる一方です。マーケティングに投下する資金にも、効率とコスパが求められるようになっています。

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また、貴塾の専用紹介ページは塾探しの窓口が無料で作成しますので、掲載までの手間を削減します。塾の集客は、「入塾がなければ広告費0円」の塾探しの窓口にお任せください。

まとめ

塾ナビは認知度が高く、塾の集客に効果を期待できるポータルサイトです。小中高生がターゲットの塾なら、検討してみる価値はあるでしょう。

ただし、料金体系に注意が必要です。資料請求や体験授業申込だけで費用が発生するため、想定以上のコスト負担となるおそれもあります。

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まずは資料請求やお問い合わせから、お気軽にお寄せください。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

学習塾の生徒集客サイト「塾探しの窓口」が運営。学習塾のマーケティング担当者さまに向けて、生徒集客に関する基礎知識や生徒集客を成功させるポイントなどをわかりやすくお届けします。

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