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【小学生向け】冬期講習の内容やメリット、費用相場を解説
小学生のお子さんをもつ保護者の方の中には、冬休みの子どもの勉強をどうすべきかお悩みかもしれません。
中学受験を考える保護者の方はもちろん、中学から高校受験を計画しているご家庭でも、「補習塾に通わせて今からしっかり準備をすべきではないか」とお考えではないでしょうか。
コロナの影響もあり、学校での授業も対面だけでなくさまざまな試行錯誤がされています。子どもに少しでも学びの機会を増やしてあげることで、学業の遅れを減らせ、学ぶことを好きになるきっかけを掴むことができるでしょう。
「でも、小学生が年末年始の慌ただしい時期に冬期講習に行く意味はあるの?」
「冬期講習も塾自体も通わせたことがないから、費用がどれくらいかかるのかわからない」
という方のために、この記事では、小学生の冬期講習の内容やメリット、費用の相場などを解説します。
【目的別】小学生向けの冬期講習の内容
ここでは、小学生向け冬期講習ではどのようなことを学ぶのか、学習内容を簡単にわかりやすく紹介します。
【目的1】小学校の補習の場合
公立中学から高校受験を考えているご家庭には、学校の授業内容を定着させることが目的の「補習塾」をおすすめします。補習塾の冬期講習では次のような学習を行います。
【目的2】中学受験対策の場合
中学受験対策で冬期講習を利用することは必須といえるでしょう。以下のような目的があります。
小学生向けの冬期講習の費用相場
ここでは、小学生が冬期講習に通う際の費用相場を紹介します。
ただし、費用は各塾、また各学年ごと、地域ごとに異なっており、最も費用がかからないケースと高額になるケースでは大きな差が出ます。ここでは目的別、塾のタイプ別におおまかな相場を示しています。実際の費用は必ず各塾に問い合わせてください。
小学生が冬期講習を受講するメリット
小学生の冬休みは、年末年始での親戚の集まりや帰省のため慌ただしいかもしれませんね。また冬ならではのキャンプやスキー教室に参加する子どもも多いのではないでしょうか。そんな時期でも規則正しい勉強ができる、冬期講習のメリットを紹介します。
(2)新年からの勉強に自信をもって取り組める
特に補習目的の場合は、冬休みに入る前に習ったことを冬期講習で復習・定着できます。年明けからの学習に自信をもって取り組めるでしょう。
小学生が冬期講習を受講するリスクと対策
小学生が冬期講習を受けることにリスクやデメリットはあるのでしょうか。ここではいくつか考えられるものを紹介し、対策方法もお伝えします。
(1)感染症のリスクがある
年末年始の時期に怖いのが感染症の流行です。インフルエンザ、ノロウイルス、通常の風邪症候群に加え、近年では新型コロナウイルスの流行もあります。
塾での勉強はどうしても対面型がメインのため、教室内に多くの生徒が集まります。そのため感染症のリスクは高くなるといえるでしょう。
【対策】
新型コロナウイルスの流行から、各塾は近年、非常に注意して感染症対策を行っています。換気やアルコール消毒はもちろん、三密を避けるために対面とオンラインとのハイブリッド授業を行っているケースもあります。
また生徒も、特に受験生はマスクを常時着用し、インフルエンザ予防接種を積極的に受け(新型コロナウイルスワクチンについては政府広報など参照のこと)、感染症対策を徹底する傾向があります。
中学受験生は冬期講習を控えることは難しいですが、補習目的の場合はオンライン塾にすることで感染症のリスクは大幅に軽減できます。
(2)年末年始の帰省やイベントが制限される
冬休みにしかできない体験も多いでしょう。年に一度親戚一同で集まる会などは、子どもにとっては貴重な時間になります。また泊りがけでスキー教室に入るなど、冬にしかできない体験もあります。塾の冬期講習は冬休みの数日間を費やしますので、これらの経験が制限される可能性があります。
【対策】
家庭の状況を考え、予定を入れましょう。特に小学校低学年や、中学受験をしない場合は、無理に冬期講習、特に集団指導塾へ入れる必要はないかもしれません。
個別指導塾にして最低限の勉強の習慣を維持する方法や、オンライン指導塾にする方法もあります。特にオンライン指導塾は、タブレットやスマホがあればいつでもどこでも受講できるため、帰省やイベントにかかわりなく、授業を受けることができます。
小学生の冬期講習について|よくある質問
ここでは冬期講習について、よくある保護者の方からの質問を紹介します。
Q2.冬期講習で受講したい内容は、自由に選べますか?
A.集団指導塾ではカリキュラムが固定になっていることがほとんどです。個別指導塾ならば自由に組み合わせができます。
例えば「苦手科目だけを受講したい」などの場合は、カリキュラム自由制の個別指導塾で冬期講習を受けることをおすすめします。どの教科を何時間受講するのも自由です。
注意点として、個別指導塾によっては個別であっても授業日程や回数がある程度固定になっているところもあります。
Q3.オンライン指導塾でも冬期講習受講は可能ですか?
A.可能です。
オンライン塾の場合、リアルタイムオンライン指導塾では、冬期講習カリキュラムとして冬休みに通常授業と同じように、または追加して受講することが可能です。
サブスクリプション型のオンライン指導塾(教材配信塾)でも、「冬休み特別特訓」などを受講生に配信してくれる塾もあります。
ただしオンライン指導塾は、受講方法や授業内容、受けられるサービス、費用が塾ごとに大きく異なります。「いつでも勉強できる」となると、小学生では結局自宅でやらないケースも考えられるため、ある程度決まった時間に講師や勉強のコーチがついて始めてくれるところを選ぶとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、小学生の冬期講習について、どのような内容を学ぶのか、費用はどれくらいか、どのようなメリットがあり、リスクについてはどう対応すべきかなどをお伝えしました。
小学生の冬休みはイベントも多く、夏休みほど学校から課題が出ないことも多いため、ついつい遊んでしまって勉強が後回しになりがちです。冬休みだからと気を抜かず、冬期講習を上手に利用して勉強の習慣を継続するようにしましょう。
中学受験をしない場合でも、冬期講習を利用することで学習習慣が維持でき、秋までの学習を定着させることができます。また少し先のことを冬期講習で学ぶことで、自信をもって年明けからの学校の授業に臨むこともできるでしょう。
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