中学生におすすめの模試とは?模試の種類や利用の仕方を解説

更新日 2025.07.17
中学生におすすめの模試とは?模試の種類や利用の仕方を解説

中学生にとっての模試とは、部活動でいうところの「練習試合」のようなものです。ここまでのトレーニングの成果を確かめ、ライバルとの力の差を体感し、目標までの距離を測りながら次の目標を決めるものと考えると、模試の意義が分かるのではないでしょうか。模試の経験が豊富かどうかで、今後の学習効率や、入試本番で力が出せるかどうか決まるといっても過言ではありません。

模試を効果的に活用することで、お子さんの勉強に対するモチベーションアップや勉強の効率化が狙えます。無料のものも多くありますので、ぜひ活用を検討してみて下さい。

★この記事を読んで解決する疑問とポイント★
・中学生が模試を受けるメリットは何?
・模試の効果的な利用の仕方は?
・中学生におすすめの模試は?

筆者は公立中学校教員の経験が10年以上あり、現在は中学理科の学習サイトや、登録者9.8万人(2025年7月時点)の教育系YouTuberとして活動しています。実務経験を元に、中学生におすすめの模試、またその活用法を解説させていただきます!

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目次

そもそも「模試」とは何か

模試は、入試本番を意識した実戦形式のテストのこと
模試は、入試本番を意識した実戦形式のテストのこと

そもそも、模試とはどのようなテストを指すのでしょうか。はじめに、模試の概要を解説します。

模試とは

模試(模擬試験)は、入試本番を想定して作成されたテストです。その入試を受ける予定の生徒層が受験し、受験者全体のレベル感や自分の位置を把握できます。

模試の主催団体

学校のテストとは異なり、模試は予備校や大手塾、教育関連企業などが主催・作成します。一般の公立中学校で、学校が模試の受験を積極的にすすめることはありません。模試は、受験を希望する生徒が、個人で主催団体に申し込み、受験します。また、塾が開催会場となり、申し込みの受付窓口となる場合もあります。

模試の会場

模試の会場は、予備校や塾の校舎、公共施設などです。学校以外の場所で試験を受ける経験は、中学生にとってはとても貴重でしょう。本番に向けての心がまえをつけるためにも、模試の受験をおすすめします。

模試の成績資料

模試を受験してから数週間後に、成績資料が届きます。成績資料にはお子さんの成績と、受験者の中でどのくらいの位置にいるかが明示されています。志望校の合格可能性判定を示す資料もあり、受験に向けて大切な参考データとなってくれます。

模試を受けている中学生はどのくらい?

8割近くの中学生が何らかの模試を受けた経験があるという結果に!
8割近くの中学生が何らかの模試を受けた経験があるという結果に!

まずは、模試を受ける中学生がどの程度いるのか見てみましょう。私のYouTube登録者3000人以上にアンケートをとった結果は、以下のようになりました。(中学3年生以上の方を対象にしたアンケートになります。)

このアンケートを元に、模試の受験経験の「ある」「なし」を振り分けると以下のようになります(中学3年生の卒業時点)。

8割近くの中学生は何らかの模試を受けた経験があることになります。

このアンケートは、比較的学習意欲が高い中学生にとったものです。そのため実際の分布はもう少し低くなるかもしれませんが、少なく見積もっても7割以上の中学生は、卒業までに模試を経験していると考えて良いでしょう。

この記事の後半には、模試を受けた中学生の感想も載せていますので、参考にしてください。

模試を受ける3つのメリット

模試とは、部活動でいう練習試合のようなもの
模試とは、部活動でいう練習試合のようなもの

続いては、模試を受けるメリットについて解説をしていきます。初めに申し上げた通り、模試とは部活動でいう練習試合のようなもの。

模試には日常の学習だけでは体験不可能な、さまざまなメリットがあるのです。

★模試を受けるメリット★
・志望校までの「距離」がわかる
・受験本番の練習になる
・自分の得意、不得意の把握ができる

それぞれ詳しく解説をしていきます。

模試を受ける3つのメリット

志望校までの「距離」がわかる

まず、模試の最も大きなメリットは、志望校までの「距離」を測れることです。この場合の「距離」とは、自分の現在の学力と実際に志望校合格に必要な学力の差を指しています。

志望校合格ラインまでに埋めるべき「差」が見える

通常、校内の定期テストや実力テストでは、学校内の順位を知る程度のことしかできません。もちろんそれがモチベーションアップにつながることもあるでしょう。しかし、志望校に合格するための学力と自分の現時点の学力の開きはどれくらいか、その「距離」を埋めるために今後どれくらいの努力をしなければいけないかは、校内テストだけではわかりません。

模試の成績表には、志望校合格までに「足りない部分」が明確に可視化されます。埋めるべき差がわかりやすく見えるというのが、模試のメリットの1つ目です。

ライバルとの「差」が見える

模試の成績表には、同じ志望校を目指すライバル達と比較した立ち位置がはっきりと示されます。また、今回の成績で受験した場合に、どのくらいの可能性で志望校に合格できるかも記載されます。いわゆる「A判定」「C判定」などですね。Aは合格の可能性が80%以上、Cは合格可能性が50%程度のときに与えられる記号です。

ライバルの中での位置や合格可能性判定によって、お子さんが志望校に合格できそうかどうか、具体的にわかることも、模試受験のメリットでしょう。

【先輩たちからの参考コメント①】

ライバルの中での自分の立ち位置を把握すること、また合格可能性判定は、お子さんのモチベーションアップにつながります。結果を見て志望校を再検討するなど、柔軟な受験戦略の構築も可能になるでしょう。

成績の「変化」が見える

模試を定期的に受けることにより、志望校までの距離の「変化」を、正確に測ることができます。距離が縮まったのか、開いたのかも、一目瞭然です。

距離が縮まってきていれば、現在の取り組みが間違っていないことをあらわします。反対に距離が広がっていれば、勉強のやり方や計画を見直すべきだと気付けるでしょう。 「変化」が可視化されるメリットを活かすためには、特定の模試の継続的な受験も重要です。

受験本番の練習になる

続いてのメリットは「受験本番の練習になる」ということです。

模試は、受験に近い環境・範囲・難易度で試験を受けらえる、貴重な機会です。

学校以外で試験を受ける数少ない機会

学校のテストは慣れた教室で受けるため、実力発揮を妨げる環境的要因はありません。ところが模試は、学校以外の場所で受験します。クラスメイト以外の中学生と机を並べ、初見の問題を解く機会は、そうあるものではありません。

中学生にとって「本番に近い環境に慣れておく」ことはとても大切です。高校受験が学校以外の場所で受ける初めてのテスト、となっては、緊張しないようにというほうが難題です。中学生にとって、不慣れな環境は、プレッシャーや緊張感に繋がってしまうものです。単純に「慣れる」という意味で、経験を積むことは大切なのです。

【先輩からの参考コメント②】

困った状況に対する経験値を上げる機会

「テストの時間配分」「問題を解く順番決定」の練習にも模試は効果的です。

見たこともない、難易度が高い問題が出題されたとき、どうするのが最善でしょうか。セオリーは「後回しにする」ことです。このような「困った場合の判断」は、経験を積むことでしか身につきません。

また、初めて行った場所でトイレの場所を先に確認しておく、時計がない場合に備えて腕時計などを持っていく、忘れ物をした場合や会場に遅れた場合はどうすべきかなど、実際に模試で経験したり失敗したりしておくことで、受験本番に同じような状況になっても落ち着いて対処できるメリットもあります。受験本番の予行演習として、模試を経験しておくことは必須です。

〈TOPIC〉自宅受験できる模試も増えているが…
近年は、感染症への配慮や利便性の問題から、自宅受験できる模試も増えています。

ただ、家だとついつい気分がゆるみがちになりますし、試験監督もいないので時間オーバーしたり、調べながら解いたりしてしまう人もいるかもしれません。何より、「本番の予行演習」にはなりません。可能な限り、模試は指定の会場で受験するようにしましょう。

得意・不得意が把握できる

最後のメリットは得意・不得意の把握です。

学校の定期テストにおいてもある程度の得意・不得意の把握は可能です。しかし、学校の定期テストには、比較的成績を取りやすいという特徴があります。定期テストは普段の授業の理解度確認の意味合いが強く、真に実力を測定するための問題が取り入れられることは少ないためです。

「定期テストでは点数が取れていた教科が、模試ではイマイチだった」となりやすいのは、これが理由です。

模試や入試本番のテストは、複数の先生方が協力し、さまざまな入試情報を反映したうえで、さらに入念なチェックを経て作成されています。模試の成績に表れた点数や偏差値は学校のテストよりも、より受験生の客観的な成績が把握しやすいといえるでしょう。 また、教科ごとはもちろん、単元ごとにも成績や評価が出てくるので、自分の得意・不得意がとても発見しやすいです。複数回受験すればかなり具体的に掴むことが可能になるでしょう。

【先輩からの参考コメント】

苦手を潰していくことは、受験勉強の鉄則になります。ぜひ模試を上手に活用して効率よく成績を上げるようにして下さい。

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模試の利用の仕方

模試は、あまり考えすぎずに早めに一度受けてみよう
模試は、あまり考えすぎずに早めに一度受けてみよう

続いては模試の利用の方法について詳しく解説をしていきます。

★模試を効果的に利用するポイント3つのポイント★
・一度、早めの時期に体験をする
・解き直しを行う
・次の模試の目標を決める

それぞれ詳しく解説をしていきます。

模試を効果的に利用するポイント3つのポイント

一度、早めの時期に体験をする

まずは一度、早めの時期に体験することが大切です。早い時期に受けるほど、「志望校までの距離」「得意・不得意」など自分の現状を把握し、今後に生かすことが可能になるからです。

例えば中学3年生の冬に模試を受けたとしても、「本番の練習」以外のメリットは無くなってしまいます。試験直前になってから慌てても、できることはかなり少なくなってしまうのです。

そして、模試は定期的に、複数回受けることで本当の効果を発揮するものです。自分の成績が伸びているのか、苦手が改善されているかは何度か受けて成績の推移(変化)を見ないとわかりませんよね。

そのためにも、できるだけ早い時期から模試を体験することが得策であり、「まずは一度受けてみる」という姿勢が大切になるのです。

よくある失敗パターンは「しっかり勉強して、自信がついたら受ける」というものです。

これは部活の例に例えると、「公式戦直前まで練習試合をしない」ということです。これでは本当に効率が悪くなってしまいます。厳しいことを言うようですが、「後で受ける」と言い訳するのは「現実を見たくない(今の自分の本当の学力を知りたくない)」だけの可能性も大いにあるのです。

模試で合否が決まるわけではありません。あまり考えすぎず、一度受けてみることが何より大切です。

解き直しを行う

続いての効果的に利用するポイントは「解き直しを行う」ということです。これは誰もが聞いたことがある勉強法だと思います。私もぜひおすすめしたい勉強法です。

しかし、実際にこの勉強法を行う人はかなり少ないのではないでしょうか。テストが終わってしまえば、どうでもよくなってしまう人が多いからです。

解き直しをしないのは本当にもったいないことです。入試本番以外のテストは全て、自分の力を把握して次に繋げるために行うものです。

しかも模試は実際に自分が本気で悩んで考えた問題です。これを復習に生かさないようでは、せっかくの模試を十分に活用しているとは言えません。

具体的に模試を解き直すときは、問題を自分なりに次のように分けて印をつけ、解き直すとよいでしょう。

◎ バッチリ!もう解かなくても良い

○ 正解はしたがまだ不安

△ 間違えたが、答えを見たら理解できた

× 全くわからない

この中で「○」や「△」を、「◎」にしていくのが効率がよい学習法です。

このようにすることで、自分の苦手を見つけながら、得意に変えていくことが可能になるのです。

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次の模試の目標を決める

最後のポイントは「次の模試の目標を決める」ことです。あまり細かな目標でなく、「C判定をB判定にする」くらいでも十分ですが、可能であれば解き直しを元に苦手教科や単元の克服にも努めましょう。

次への目標は、勉強のモチベーションアップにとても効果的です。

もちろん初めのうちは、テスト結果を分析し、次回に生かしていくことが難しいこともあるでしょう。しかし、これも練習していくことが重要なのです。

模試を受ける → 解き直す → 次回の目標を決める。

このサイクルを中学生〜高校生と繰り返すことで、試験だけにとどまらず、幅広い思考力や応用力、自分なりの学習法が身についていきます。

この経験は社会人になってからもとても役立つものなので、中学生にとって、初めは難しいかもしれませんが、ぜひ取り組んでみて下さい。

以上が、模試の効果的な活用法になります。模試を効果的に活用するには、塾の先生などに相談するのも有効な方法です。

模試を受ける → 解き直す → 次回の目標を決める。

という一連の流れを、塾の先生のサポートを元に行えるようになるのでとても効果的です。

自分にあった塾を探すのは簡単ではありませんが、「塾探しの窓口」では簡単に検索ができ、口コミなども見ることができます。無料で利用できますので、よろしければ活用してみて下さい。

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模試を受けた中学生の感想

ここでは、模試を受けた中学生の感想を紹介します。 中学生の生の意見となりますので、参考にしていただければ幸いです。

全ての意見を見たい方は、こちらからご覧ください。

中学生の模試受験の手順

申し込みから成績資料返却までの流れを解説
申し込みから成績資料返却までの流れを解説

中学生の模試は、どのような手順で受験すれば良いのでしょうか。一連の流れを解説します。

STEP1. 受験する模試を探す

まず、受験したい模試を探します。おすすめの模試は、次章で紹介しますので、参考にしてください。

中学生向けの模試には、全国統一で開催されるものから、地域単位のものまでさまざまあります。ハイレベルな実力を測定したい、難関校を志望している中学生には、全国レベルの模試がおすすめです。

一方、地域の模試は、都道府県立高校受験に向けての実力測定に最適です。模試案内を熟読し、お子さんの志望に合った模試を選びましょう。

STEP2. 受験を申し込む

受験する模試が決まったら、申し込みます。模試の申し込み方法は、2つあります。

・開催会場となっている塾で申し込む
・模試の主催団体に直接申し込む

近隣の塾が開催会場となっている模試もあります。この場合、塾の窓口で申し込み手続きが可能です。近隣の塾で受験できない場合は、模試の主催団体に直接申し込みみましょう。主催団体のホームページに、申し込み方法が記載されています。

STEP3. 受験する

受験日までに、受験票が届きます。受験票を持って、指定会場で模試を受けてください。5教科の模試を受ける場合は、昼食をはさむ日程となる場合があります。昼食が必要かどうかも、確認しておきましょう。

STEP4. 成績表が返却される

模試後は、「模試の利用の仕方」の章で解説したやり方で、見直しをしておきましょう。

数週間後に、成績表が返却されます。成績表には、お子さんの成績や今後の課題が細かく記載されます。分析し、受験勉強に活かしてください。

塾で受験した模試の成績表は、塾の担当者がプロの視点で解説してくれる場合もあります。

【無料・有料】中学生におすすめの模試

無料・有料のおすすめの模試をご紹介
無料・有料のおすすめの模試をご紹介

では最後に中学生におすすめの模試を紹介していきます。

無料で受けられる模試の種類

まずは無料で受けることが可能な模試について紹介していきます。

全国統一中学生テスト

全国統一テストは、ナガセグループの東進ハイスクール・東進衛星予備校・四谷大塚が主催しています。

誰もが学力を伸ばすきっかけを得られるよう、 年2回無料で実施しています。「全国統一中学生テスト」は、全国区での自分の位置を確認できることに加え、一人ひとりの弱点や、やるべき課題が明確になるため、 学力を伸ばすヒントを得ることができるでしょう。

参考:全国統一中学生テスト

Z会実力判定Vテスト(志望校判定Vテスト)

Z会通信講座を受講している生徒のための、Z会内模試です。Z会は昔から難関高志望向けのハイレベルな模試を実施しています。

公立の中学校に通っており、この先難関高校を目指したいという場合は、校内順位だけでは現状把握がしにくくなります。

そんな時はZ会の模試が役立ちます。学校内では1桁の順位でも、Z会の模試ではそれほど高い順位ではなかった…。ということも十分にありえるでしょう。最難関高校を目指している場合は受講のうえ受験してみるとよいでしょう。

参考:Z会の通信教育 中学生向けコース

早稲田アカデミー学力診断テスト

早稲田アカデミーの主催で行われる『学力診断テスト』(複数あり・有料もあり)は、新学年が始まるまでに前学年までの既習単元の理解度・定着度をチェックできる、中学1年生~中学3年生を対象としたテストです。

テスト範囲はこれまでの学習内容すべてなので、短期的な学習成果ではない、総合的な学力の定着度と入試への対応力を測定することが可能です。

会場は早稲田アカデミーの各教室となるので、近くに教室がある方は検討してみることをおすすめします。

参考:早稲田アカデミー オープン模試・テスト[中学生]

有料で受けられる模試の種類

駿台全国模試

駿台中学生テストは昭和44年スタートの伝統があるテストで、難易度が高いテストとして有名です。国公私立難関高校を目指す中学生に特におすすめのテストとなります。中3生向けのみ、実施されています。

駿台の模擬試験では偏差値が他の模試よりも低い値で出る傾向があります。これは偏差値の算出方法を考えるとわかるとおり、模試を受けている母集団のレベルが高いためです。全国レベルの最難関校を目指す場合はチャレンジしてみることをおすすめします。

受験料は6,400円です。全国の駿台予備校校舎で受験できます。

参考:駿台模試・学力判定テスト|大学受験予備校 駿台予備学校

Vもぎ

「Vもぎ」は、進学研究会が開催する中学3年生対象の高校受験模擬テストです(中1・中2は対象外)。受験生の志望校に合わせた「都立Vもぎ」「都立自校作成対策もぎ」「県立Vもぎ」「私立Vもぎ」が用意されています。

主な受験会場は大学・高校・専門学校となっており、広い地域から受験生が集まり本試験と同じスタイルで受験することが可能になっています。模試の雰囲気は本番さながらであり、本番の臨場感を味わえるところが魅力といえるでしょう。料金は4,900円~5,700円です。

参考:Vもぎ 進研スタディサイト

Wもぎ

「Wもぎ」は、新教育者が開催する東京都・神奈川県の高校受験対策に特化した、首都圏最大規模の模擬試験の一つです。

出題内容や問題の書式、出題パターンは「そっくり」に作ってあり、出題問題も過去の受験問題を分析し精選したものになっています。都内および神奈川県の生徒の多くが受験するため、この両都県の中学生にはぜひ受験していただきたい模試です(「私立対策もぎ」「特色検査対策もぎ」もあります)。

なお受験生(中3)だけでなく、中2年生対象の模試もあります。受験料は、中3生対象のWもぎで3,500円~5,500円です。

参考:新教育School Guid Web Wもぎ

模試を受ける上での注意点

模試は「受けた後」が何より重要!
模試は「受けた後」が何より重要!

複数の模試を同じくらいの時期に受けた場合、偏差値や合格判定が模試ごとに違うこともありますよね。そのような場合は、「最も成績が悪いもの」を基準に考えるのが安全です。

高校受験に失敗するご家庭でよくあるのが、たまたま成績が良かった模試の結果を基準に、進路を決めてしまうことです。模試を定期的に受けて自分の成績の推移や判定の分布をしっかりチェックし、最も悪かったテストを基準に考えるようにすると、受験に失敗する確率は格段に減ります。 少しでも危険を感じる場合は滑り止めを上手に活用するなどして、受験のリスクを減らすようにして下さい。

中学生の学力向上におすすめの塾5選

学習習慣の定着や学力の底上げには、塾の活用もおすすめ
学習習慣の定着や学力の底上げには、塾の活用もおすすめ

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まとめ

この記事では、

中学生が模試を受けるメリット

模試の効果的な利用の仕方

中学生におすすめの模試

について解説しました。模試の利用は早ければ早いほど効果的です。進路の実現に向け、お子さんの現在地を正しく把握し、効果的な対策を打っていくには必要不可欠なものと言えるでしょう。

模試は塾と合わせて利用することで効果を高め、料金を安く抑えることが可能になります。「塾探しの窓口」を利用すれば、近くの塾の口コミや評判などを検索することが可能です。無料で簡単に検索できますので、試しに利用をしてみてくださいね。

この記事で紹介した内容も活用し、模試を成績アップに繋げていただければ大変嬉しく思います。

皆様の受験の成功を心よりお祈りしています。

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この記事を書いた人

さわにい

さわにい

元公立中学校の理科の教員です。教員経験は11年。現専門は理科教育学。所持教員免許は中学と高校の理科。

理科の教材や学習法を研究中。さまざまな出版社の理科教材や解説を作成してます。

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