私立高校受験に強い塾はここ!選び方やおすすめ10選を紹介

2022.07.01
最終更新日 2022.07.01
私立高校受験に強い塾はここ!選び方やおすすめ10選を紹介

私立高校合格には、学校ごとの問題形式や難易度、出題傾向に合わせた対策が欠かせません。公立高校入試に比べて入試の仕組みも複雑なため、お子さんの志望校について“よく知る”ことが大切です。

もし「全部を家庭で対策するのは大変」と感じたら、私立高校受験に強い塾を頼るのも良い方法です。私立高校入試の仕組みや塾の選び方、おすすめの塾10選などを解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

(1) 入試方式と時期

私立高校の入試方式と時期は、一般的に次の通りです。

入試方式試験時期
推薦入試1月~2月
一般入試(前期/後期)2月上旬/2月中旬~3月
追加募集3月

◎ 推薦入試

学校推薦型(学校長の推薦が必要な方式)と、推薦書なしで出願できる自己推薦型とがあります。

◎ 一般入試

私立高校の一般入試は、前期と後期、あるいは3~4回の日程に分けて募集します。日程によって募集人員や入試科目、試験内容が異なる場合もあります。

追加募集は、全ての日程を行っても定員が充足しない時のみ、実施されます。

◎ 専願と併願

入試日程には「専願・併願」の区別があります。専願とは「合格したら入学を確約する」意味を表し、併願は他の高校も受験する場合に選択します。専願の方が合格しやすいと言われています。

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(2) 公立高校入試との関係性

私立高校は公立高校をはじめ、国立高専や他の私立高校と併願受験も可能です。併願する場合は、「併願可」の入試方式で受験します。

併願では、「入学手続きの期限」に注意しましょう。併願先の合否を見てから手続きしても間に合うケースと、併願先の合格発表前に入学手続きをしないといけない場合とがあります。

(3) 試験内容

私立高校で課される試験内容は、主に次の通りです。

入試方式試験内容
推薦入試・調査書
・自己PR文、面接、適性検査、作文などから1~2つ
一般入試・調査書
・学力試験(3~5教科)

調査書は、どの入試方式でも合否判定資料として扱われます。

推薦入試は、一般的に学力試験はありません。面接はほとんどの高校で行われます。一般入試は3~5教科の学力試験が課されます。

(4) 調査書の取り扱い

私立高校入試では、調査書がどのように合否判定に用いられるかは高校ごとに定められます。9教科の評定を点数化し総合点に加算するといった方法などが一例です。

また、「どの教科評定にも『1』がない」「欠席が過多でない」など、調査書記載内容が高校が定める基準をクリアしていないと出願できない場合もあります。これを「出願基準」といいます。

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塾によって異なる「どの高校に強いか」を見極めるのがコツ

私立高校志望のお子さんが塾に通う場合、「志望校の受験に強い」・「私立高校受験が得意」な塾を選んで入塾することが大切です。私立高校に強い塾を探すポイントを、4つの視点から解説します。

(1) 私立高校受験に向けたカリキュラムがあるか

まず塾のカリキュラムに「私立高校の受験対策」があるかどうか確認します。本格的な受験対策は中3から始まるので、中2までに入塾する場合は現学年のモノに加え、「中3のカリキュラムを見せてください」とお願いしてみましょう。

私立高校は公立高校より試験日が早く、学校ごと異なる出題傾向に合わせて対策しなければなりません。公立高校受験のカリキュラムしかないと、本番に間に合わないおそれもあります。遅くとも冬休みには受験対策がほぼ完成するかどうか、チェックしてください。

(2) 授業形態はお子さんに合いそうか

塾の授業形態は、「集団指導」「個別指導」があります。お子さんの性格や勉強の癖、コミュニケーションの特性などを踏まえ、合う方を選びましょう。

どんなに評判の良い塾でも、授業形態が合わないと勉強が分からなくなり、やる気低下につながります。必ず体験授業を受け、お子さん本人の感想も聞いてみてください。

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(3) サポート体制は十分か

受験に向けたサポートの充実度をチェックするのも重要な観点です。特に、以下は受験に向けて心強いサポート内容です。塾ごとに比較してみましょう。

志望校の過去問対策

受験校選びの指導

保護者面談の頻度と回数

内申点対策の有無

面接対策や作文添削の有無

(4) 志望校へは合格者を多数輩出しているか

合格実績は、お子さんの志望校にどれくらい生徒を輩出しているかチェックします。私立高校は学校によって傾向が異なるため、ある高校に強くても別の高校にも強いとは限らないからです。

また「通う予定の校舎からの合格者数」を見るようにしましょう。塾によっては、優秀な校舎長がいる校舎だけが突出して良い実績を出しており、その実績を塾全体の実績として公表している場合もあるからです。

(5) 費用は無理なく払えそうか

塾の費用も、実際に払えそうかどうか冷静に比較しましょう。私立高校は入学後にこそ、お金がかかります。塾代を払ったら、学費が払えなくなったとなっては本末転倒です。入学後3年間にかかる費用も踏まえ、適正な月謝の塾を選んでください。

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私立高校に強いおすすめ塾は?編集部厳選の10塾

塾探しの窓口編集部が選んだ、私立高校受験に強い10塾
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全国の塾を知り尽くす「塾探しの窓口」編集部が『私立高校に強い塾選びの観点』に沿って選んだ10塾を紹介します。

(1) 臨海セミナー

臨海セミナー「難関国私立受験」コースには、早慶高などの難関高校受験を突破するためのカリキュラムが揃っています。授業は集団指導と個別指導から選べます。ライバルと切磋琢磨できる集団指導と、ハイレベル・ハイスピード学習も可能な個別指導の組み合わせもおすすめです。

◎ 臨海セミナーの特徴
・「志望校別集中特訓」や早慶数学特訓」など特別講座が多数
・入塾テストをクリアした生徒だけが入れる「ESC難関高校受験科」
・私立高校受験に詳しい専門スタッフが相談対応

(2) 湘南ゼミナール

難関私立高校志望なら、湘南ゼミナール「難関高受験コース」もおすすめです。開成・早慶をはじめとした難関私立高校合格を目指し、各高校の傾向に精通したトップ講師から授業が受けられます。苦手克服や分野別の特訓などには「個別指導コース」の併用も可能です。

◎ 湘南ゼミナールの特徴
・開成、渋幕、早慶などに多数の合格実績
・毎月模擬試験を実施し、目標と実力を確認
・卒塾生からリアルな話を聞ける「スチューデントレポート」

(3) 城南コベッツ

城南コベッツは、「指導満足度98.8%」を誇る個別指導塾です。講師と生徒が1対2の指導形態ですが、定額制・通い放題の「スタディフリープラン」ならマンツーマン指導も受けられます。自分だけのカリキュラムで学べる城南コベッツなら、どの私立高校・どのレベルに向けても対策ができます。

◎ 城南コベッツの特徴
・60年以上積み重ねた指導ノウハウと実績
・「定期テストで1科目+25点の成績アップ」保証制度あり
・内申点アップにもつながる充実のテスト対策

(4) 進学塾ena

進学塾enaは、早慶やMARCHといった難関高校への合格実績を伸ばしている塾です。入試で最重要となる基礎力に加え、「記述力・論理的思考力・表現力」も伸ばします。中3・1学期に中3内容を先取り、夏以降は実戦演習に入るカリキュラムのため、私立高校受験にも十分間に合います。

◎ 進学塾enaの特徴
・毎回の小テスト、毎月の学力判定テストで定着度を確認
・早慶高向け、選抜テスト突破者しか入れない「ena最高水準」
・映像授業も充実、復習や補習にも最適

(5) 栄光ゼミナール

栄光ゼミナール「難関高校入試対策コース」は、開成・早慶合格を目指す生徒にピッタリのコースです。中2からが対象で、模試の点数基準クリアが参加条件となります。高い目標に向けて頑張る仲間と、少人数だからこそお互いの様子を間近に感じながら高いレベルで競争できます。

◎ 栄光ゼミナールの特徴
・「難関選抜ゼミ」など志望校に合わせた特別講座を開講
・特待生制度あり、通知表44または45なら月謝無料(中2・3)
・高校入試の早期準備向け「高校入試準備コース」

(6) 個別指導WAM

個別指導WAMは、私立高校受験で重視される「調査書」の対策を重視する方にピッタリ。調査書評定の元となる定期テストの成績アップが得意で、「成績保証制度」があるほどだからです。カリキュラムも指導も個別に進めるため、どの志望校・どの入試方式を目指す中学生にも対応できます。

◎ 個別指導WAMの特徴
・人の力とAIの分析力を活かした最先端指導
・保護者も交えて定期的な学習カウンセリング実施
・受講コースも充実、志望校に合わせた勉強が可能

(7) 馬淵教室

馬淵教室「灘高合格率92%」をはじめ、東大寺学園高、洛南高など、関西の私立高校受験に強い塾です。知識を定着させるために、1日後・2週間後・2か月後など、定期的に確認テストを実施するのも特徴。「わかるまで帰らない」という信念を体現した指導が受けられます。

◎ 馬淵教室の特徴
・中1から始まる「創駿会」は灘高に合格できる力を育成
・カリキュラムは志望校受験から逆算して作成
・「中3出陣式」をはじめ、数多くのイベントで受験をサポート

(8) 関西志学館

関西志学館灘高合格者数日本一を誇る塾です。難関高校の受験を専門としており、塾の設立メンバーも灘・甲陽学院のOB。関西の高校受験と教科を知り尽くしたベテラン専任講師が指導を担当します。毎月の「月例テスト」で現状を把握し、翌月の努力目標を設定するサイクルも学習に効果的です。

◎ 関西志学館の特徴
・塾生人数を限定し、少数精鋭指導を徹底
・所属クラスは毎月のテスト結果で決定
・中2・3生向け、難関高校専門授業「日曜SS特訓」が人気

(9) 能開センター

能開センターでは、志望校レベル別に細かく分けられたコースで、自分に最適な授業が受けられます。毎年の入試を設問レベルで分析し、カリキュラムや教材に反映させる分析力にも定評があります。またスモールステップで生徒が楽しく、意欲的に学べる工夫も特徴的です。

◎ 能開センターの特徴
・「最難関高校受験コース」からレベル別に多彩なコース設定
・学習習慣の確立や苦手克服など、細やかに対策
・大学受験までを見据えた質の高い指導

(10) 修優舘

修優舘は、プロ講師による個別指導が受けられる塾です。自分に合ったカリキュラムで学習できるため、どの志望校にも対応できる点が特徴です。オリジナルメソッド「新・能力開発プログラム」は圧倒的な量の教材を進めながら、弱点克服と実力錬成、進んで勉強する力も育ちます。

◎ 修優舘の特徴
・教材費が不要、コスパ◎
・自主学習の計画立て方も指導
・大学受験にも強い塾、長期的な学力伸長も得意

私立高校の入試に強くなれる勉強法は?4つのポイントを解説

私立高校合格には基礎力に加え、戦略的な志望校対策が重要
私立高校合格には基礎力に加え、戦略的な志望校対策が重要

私立高校に合格するために、全ての受験生がやっておくべき勉強法を解説します。

(1) 基礎を早めに完成させる

私立高校は「入試日程が早い」「学校別の対策が必要」という特徴があるため、中3秋以降は実戦的な演習に全力投球しなければなりません。然るべきタイミングで実戦レベルの問題に取り組めるよう、基礎は早めに完成させておきましょう。基礎完成のために塾を利用するのもおすすめです。

(2) 苦手教科は集中的に克服する

苦手教科は中3夏休み以降に持ち越さないことが大切です。苦手は早めに克服しましょう。苦手教科だからこそ、ダラダラ取り組んでも成果は出ません。長期休みや連休を利用し、短期集中で対策できる計画を立てます。また暗記ではなく、なぜそうなるのかを丁寧に理解するよう心がけましょう。

(3) 学校の傾向に合わせた対策を進める

過去問や対策問題集を用意し、志望校の傾向に合わせた対策を行うことも大切です。よく出る分野や出題形式、作文の文字数、問題量など、志望校の入試問題を分析し、合格点を取れるよう計画を立てて進めます。どのような対策を行えば合格できるか分からないときは、ぜひ塾の力を借りてみてください。

(4) 面接や作文の練習は計画的に進める

面接や作文の練習は、意外と時間がかかります。志望校で課されると分かっている場合は、中3秋ごろから計画的に準備を始めましょう。学校に「よく聞かれる質問集」「過去の出題例」などがあることも多いので、先生に相談してみてください。模擬面接や作文の添削も、自信を持てるまで繰り返します。

まとめ

私立高校入試は志望校に合わせた対策を完成させることが、合格への最短ルートです。また近年は学習指導要領の改訂や大学入試改革の影響で、出題傾向に変化も見られます。最新の情報を随時入手し、“今年の傾向”に合わせた対策を進めるようにしましょう。推薦入試や一般入試でもさまざまな方式があるため、お子さんに合った、お子さんの合格率を少しでも高める受験方法を見つけることも大切です。

第一志望の合格を目指し、塾の力も上手に借りていきましょう。お近くの塾探しや資料請求・体験授業の申し込みには、「塾探しの窓口」もぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

塾探しの窓口編集部

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