【中学生】春期講習を申し込む前に知っておくべきポイント

2022.01.11
最終更新日 2022.02.08
【中学生】春期講習を申し込む前に知っておくべきポイント

早いもので、もう学年末。春休みも目前です。

お子さんの勉強は、この1年どんな感じでしたでしょうか?

新学年に備えて、苦手はしっかり克服しておきたいですよね。自力での勉強が難しければ、塾の春期講習を利用するのもおすすめです。

今回は春休みの勉強に注目!中学生の春期講習の選び方や、費用の相場、塾のタイプ別メリット・デメリットを解説します。

春休みを最大限に活用するために、最後までぜひ読んでみてください。

中学生の春期講習の『価値』とは?

春期講習のメリットは「1年間の勉強をまとめて復習できる」こと
春期講習のメリットは「1年間の勉強をまとめて復習できる」こと

中学生の春期講習は春休みの1~2週間を使って行われます。春期講習の勉強価値を、5つのポイントから見てみましょう。

関連記事:なぜ春期講習はおすすめ?目的から費用、探し方まで徹底解説

(1) まとまった勉強時間が確保できる

何といっても、まとまった勉強時間を確保できる春休みに、集中的に勉強できる点が春期講習の価値でしょう。

春休みはある程度の長さがありつつ、しかも夏休みや冬休みほど忙しくない場合が多いですよね。

季節のイベントも少なく、部活の練習も詰め込まれないのが春休みの特徴。

時間が確保しやすい春休みに春期講習を受けることで、長期休暇中の時間を効率良く勉強に割り当てることができます。

(2) 進級前に1年分の復習ができる

春休みは、1年分の復習にピッタリ!学年の内容がすべて完了しているので、全体を見ながら苦手を発見し、弱点を補強することができます。

どの教科も新学年の勉強は、前学年の内容を踏まえて進みます。理解不足があると、新学期早々わからなくなってしまうことも考えらえます。

新学期早々に勉強が苦手にならないように、後回しにしがちな「復習」にじっくり取り組みたいですね。それが叶うのが春休みなのです。

(3) モチベーション高く勉強できる

春休みは、子どもたちが勉強に前向きになりやすい時期だということはご存知でしょうか。

子どもたちが新しい勉強や取り組みに意欲的になるのは、新学年へのワクワク感から。1年に一度の「進級」ですから、イベントのように気持ちが浮きたつのですね。

春期講習を利用して進級への期待感をくすぐってみてください。スッと勉強に入っていくお子さんも、案外と多いものですよ。

(4) 勉強法をチェックしてもらえる

春期講習を使って、勉強法を指導してくれる塾も数多くあります。春休みは時間があることや、「新学年の前に」というタイミングが良いきっかけになるのが、春休みの勉強指導が多い理由です。

お子さんの勉強の仕方が気になるなら、学習法を指導してくれる塾で春期講習をうけてみるのもおすすめですよ。

塾によっては「ノートの取り方」「予習・復習の仕方」を教えてくれるところもあります。

(5) 進級テストで高得点が目指せる

春期講習は1年間の復習や、新学年内容の先取り学習をします。

新学年になって最初の「進級テスト」は、まさに春期講習でやった内容がテスト範囲!春期講習でポイントを絞った効率の良い勉強をしておくことで、進級テストで高得点が狙えるというメリットも手に入ります。

さらに1年の最初のテストで高得点を取ることは、お子さんにとって、これから始まる1年間への自信になり、勉強意欲を高める効果もあります。ぜひ、進級テストで自己最高点を目指してみましょう!

【学年別】春期講習で押さえるべき学習のポイント

春期講習の効果を最大に高めるにはコツをご紹介
春期講習の効果を最大に高めるにはコツをご紹介

良さそうに見える春期講習ですが、”ただ受けているだけ”では効果は期待できません。春期講習の成果を最大にするポイントを、学年別に解説します。

(1) 新中2生:「英数の基本」をしっかりと!

新中2生は、英語と数学を学習の中心に据えましょう。

英数は「積み上げ教科」と言われます。学年が上がると前学年で学習した内容が、発展させた形で重なっていくのですね。

数学の「比例・反比例(中1)」の上に「一次関数(中2)」が、そして「二次関数(中3)」と重なるのが、よくわかる例です。

中1の内容は、中3、さらに高校までの「土台」になります。盤石な基礎なくして、勉強は積み上がりません。

春期講習では、英単語や文法、基本計算、定理の暗記など、英数の基本定着を目指しましょう。

(2) 新中3生:「一次関数と図形」、漢字も忘れずに!

中2では「勉強が難しくなった」「テストの点数が取れなくなってきた」と感じたことが多かったのではないでしょうか。

実際、中2で習う内容は高校入試でも頻出!特に数学の「一次関数/図形」は、どの都道府県高校入試でも必ずといっていいほど出ています。

まだ入試は先、ではありません。進級すれば、受験学年です。受験を見据えた勉強も進めていきましょう。高校受験で必ず出る「漢字」も、振り返っておきたいですね。

(3) 新中1生:できれば「中学の先取り」に挑戦!

これから中学入学を迎えるお子さんには、春休みに「中学の勉強内容を先取り」がおすすめです。

目標は「中1・1学期中間テスト」で450点を取ること!

中学最初の定期テストで良い点数がとれると、中学校の勉強にポジティブなイメージを持った状態で、中学3年間を始められるからです。

英語なら「be動詞/一般動詞」の区別、「冠詞」「代名詞」など、数学なら「正負の数」や「文字であらわす式」「方程式」などに挑戦させてくれる春期講習を見つけてくださいね。

【教科別】春休みにおすすめの復習ポイント

新学年の学習効率を上げてくれる、春休みの勉強とは?
新学年の学習効率を上げてくれる、春休みの勉強とは?

春期講習を受けるかどうかは別としても、春休みには1年間の復習をやっておきたいところ。

自主学習にも活かせる「復習のポイント」を教科ごとにまとめていきます。

(1) 英語

春休みは「単語力」を磨きましょう。1年間に習った英単語を、「意味・読み・スペル3拍子」揃えて、正しくアウトプットできるようにします。

教科書の音読練習もおすすめです。文法や重要表現を意識しながら、スラスラ読めるまで繰り返しましょう。音読の力がつくと、リスニングにも良い影響が連鎖しますよ。

(2) 数学

数学は、基本計算を反復練習します。1年間に出てきた計算を中心に、計算ミスなく、スピーディーに処理できるよう繰り返しましょう。

関数・図形は高校入試直結の重要分野です。基本問題は何も見ずに解けるまで、トレーニングしておくのがおすすめ。

学年をさかのぼって勉強できるのも、春休みのメリットです。連立方程式に不安があれば方程式までさかのぼるなど、じっくり取り組んでくださいね。

(3) 国語

春休みの国語は「文法」に取り組むのがおすすめ。

日頃、じっくり勉強しない分野かもしれませんが、高校入試ではほぼすべての都道府県で毎年出題されています。定期テストで出される中学も多いですよね。

余裕がある春休みに基本を押さえ、得点源にしてしまいましょう。

(4) 理科

理科は苦手分野の克服に挑戦しましょう。

学校ワークを使い、基本問題から進めます。実験の目的や結果からの考察などは、自分の頭で「こうかな?」と仮説を立てることが大切。

科学雑誌を読んでみる、自分で実験してみるのも、面白そうですね。

(5) 社会

社会は重要用語の暗記に努めましょう。

用語を覚える際は「用語単独」ではなく、周辺知識と関連させることが大切です。歴史上の人物なら、やったことのほかに時代背景や諸国とのつながりも押さえるといったイメージで進めましょう。

中学生の春期講習はいくらかかる?費用の相場を解説

春期講習の相場は学年・目的により2~8万円と幅がある
春期講習の相場は学年・目的により2~8万円と幅がある

春期講習を受ける際、気になることの一つが「費用」ではないでしょうか。

費用は塾の指導形態によって変わります。集団指導塾と個別指導塾それぞれについて、春期講習の相場を解説します。

〔check!〕
春期講習では、多くの塾がキャンペーンを行っています。「初回の方は受講料無料」、また新中1生は0円で春期講習が受けられることも多いですよ。

塾探しの窓口」を使って、お得な春期講習を見つけてくださいね!

関連記事:中学生(高校受験)の塾費用・月謝料金、相場や平均はいくら?

(1) 集団授業塾

集団指導塾の春期講習は「3万円」が一つの目安になるでしょう。クラス全体に対して指導を行うスタイルで、比較的安価な塾が多く見られます。

中3の受験学年になると、やや費用が上がることが多いようです。また春休み中に勉強会や合宿などを行う場合は、別途費用がかかることがあります。

(2) 個別指導塾

個別指導塾は「4万円」が目安です。授業料は「1コマあたりの指導料×受講コマ数」で算出、授業回数はパックで決まっている塾と、相談して決める塾とがあります。

教材費が別途必要になることもあります。

3つのコツで成績アップ!春期講習の受け方

成績が上がる春期講習のコツは「予習/復習/暗記」の3つ!
成績が上がる春期講習のコツは「予習/復習/暗記」の3つ!

いよいよ春期講習!その前に知っておくと得をする、「成績アップできる春期講習の受け方」を解説します。

(1) 予習では「分からない点」を明確に

予習の指示があれば、授業までに取り組みます。

効果的な予習のポイントは「ここまでは分かる/ここから分からない」という境目を明らかにすること。問題を全部解かなきゃ!とプレッシャーを感じる必要はありません。分からない点はあって当然です。

授業では「分からなかった点」を重点的に聞きましょう。集中力も途切れにくく、メリハリある勉強ができますよ。

(2) 復習は「その日のうちに」が鉄則

復習は毎日、その日のうちに行います。

人間の記憶は、短期間に数多く触れることで定着していくそうです。その日のうちに復習することで、習ったことが忘れにくくなります

復習していて分からない箇所が出てきたら、次の授業時に質問し解決しておきましょう。

(3) 暗記は「楽しみながらできる」工夫を

英単語や公式、重要用語などの暗記学習は、楽しみながら続く工夫を凝らすのがコツ!

お風呂で歌いながら覚える、お気に入りのペンで書きながら覚える、家族と問題を出し合いながら覚えるなど、お子さんに合う方法を試してみてください。

中学生向けのアプリも数多くリリースされていますので、良さそうなものを使ってみるのもおすすめです。

お子さんにピッタリの塾を見つけるチェックポイント3つ

授業内容やスケジュール、立地などチェックポイントは5つ!
授業内容やスケジュール、立地などチェックポイントは5つ!

中学生が春期講習を有意義なものにできるかどうかは、お子さん本人が楽しく前向きに取り組める講習かどうかにかかっています。

中学生のお子さんにピッタリな塾を見極めるポイントは、4つあります。

(1) 復習重視型か、先取り重視型か

春期講習には「1年間の復習を行うもの」と、「次学年内容の先取りを行うもの」とがあります。

お子さんの現状や目標、克服したい内容とよく照らし合わせ、合う方を選んであげてください。

部活に力が入っていて、勉強が十分間に合っていないお子さんの場合は、「復習重視型」が良いでしょう。定期テストで400点以上を取れているなど、学年の内容が理解できているお子さんなら、「先取り」を進めても良いかもしれないですね。

(2) 無理のないスケジュールか

春期講習のスケジュールが、お子さんにとって無理がないものかもチェックしておきましょう。

特に部活があるお子さんは要注意。授業と練習が重なった場合にどうするか、移動が間に合わない日はないかなど、細かく見ておきます。「なんとかなる」と無謀なスケジュールを強行したときに、負担がかかるのはお子さん本人です。

部活と講習が重なる日があれば、事前に塾に相談しておきます。振替授業などで授業に穴が開かないよう対応してくれる場合もありますよ。

(3) 継続して通いやすい立地や雰囲気か

塾の立地や周辺環境もチェックしましょう。この時、一番大切なポイントは「お子さん本人が、自力で安全に通えるかどうか」です。

春期講習は平日の日中に授業を行うこともあります。親御さんの都合によっては、送迎できない場合も考えられますよね。お子さんが「自力で・安全に」通えることは、第一に重要な観点です。

また講習後も続けて通うことも想定し、学校との位置関係も見ておきましょう。学校が始まれば、部活帰りに塾に立ち寄ることも考えられますからね。

(4) お子さんに合う塾が見つかる!「塾探しの窓口」

塾の探し方は分かったけれど、塾の数が多くて絞り込むのも一苦労…。

それもそのはず、中学生は最も多くの塾が受け入れている学年です。集団指導塾から個別指導塾まで、お近くの塾のほとんどが塾探しの対象となります。

塾探しに困ったときは、「塾探しの窓口」を使ってみてください。目的や希望をチェックするだけで、ピッタリの塾を簡単に探せます。気になる塾には一括で資料請求や体験授業の申込みも可能。もちろん、利用料はかかりません。

お子さんにピッタリの塾を絞りこんでくれる「塾探しの窓口」で、春期講習の席を早めに押さえましょう!

まとめ

復習の大切さは、誰もが知っています。

でも、「知っている」と「実践できる」のあいだには、大きな壁が立ちはだかっているものです。

塾の春期講習は、復習や苦手克服といった自力ではなかなか進まない学習を、効率良くサポートしてくれるもの。新学年に良いスタートダッシュを切るためにも、利用しない手はありません。

この1年の勉強をあらためて振り返り、進級と同時に飛躍できるよう、春休みを「勉強のチャンス」としてフル活用していきましょう!

この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

塾探しの窓口編集部

学習塾の口コミ比較サイト「塾探しの窓口」が運営。初めて塾を探されている保護者に向けて、塾を探す上での基礎知識や塾選びを成功に導くためのポイント等を、わかりやすくお届けします。

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