学習塾の口コミ比較サイト「塾探しの窓口」が運営。初めて塾を探されている保護者に向けて、塾を探す上での基礎知識や塾選びを成功に導くためのポイント等を、わかりやすくお届けします。
【高校受験】偏差値とは?大切な理由と知る方法、上げる学習のポイントを解説
高校受験情報を調べているとき、あるいはお子さんの成績表を見ているとき、必ずといって良いほど目にするのが「偏差値」です。
漠然と「偏差値は数字が大きいほど優秀」とは知っていても、具体的によくわからず不安…という方も多いのではないでしょうか。しかも、同じ高校でも見る情報によって偏差値が異なるケースもあり、一体どれが正しいのか?と悩む保護者の方も少なくないはずです。
今回は、今一つわかりづらい偏差値について詳しく解説します。偏差値とは何かという基本的な考え方に始まり、お子さんの偏差値を知る方法、高校受験に向けて偏差値を上げるコツなどもまとめました。お子さんの成績を上げ、志望校合格をその手にするため、最後までご覧ください。
そもそも「偏差値」とは何か

偏差値とは、いったい何でしょうか。はじめに、偏差値の考え方や定義を解説します。
(2) 偏差値をより深く理解する
偏差値を理解する大切なポイントは、以下です。
偏差値は母集団の影響を強く受けます。母集団のレベルが高い試験は、平均点も必然的に高くなり、思ったほど偏差値が出ない、という結果になるでしょう。反対に、母集団のレベルが自分より低い試験では、平均点が下がりやすく、自分の偏差値は高く出ます。
偏差値は絶対的な指標ではなく、あくまで「母集団の中での相対的な位置」を教えてくれるもの、と考えてください。偏差値は、成績を周りと比べる時に便利な指標といって良いでしょう。
(3) 偏差値と得点の違い
得点は、そのテストで何点取れたか、という絶対的な結果を示します。得点はテストの難しさによって左右されることがポイントです。テストが難しければ20点、簡単なら80点などのように、テストごとに得点は簡単に変動します。
偏差値は集団における位置を示すものであり、母集団と比較した際の出来具合を示します。同じ集団で受けた試験であれば、難易度によらず、ある程度同じくらいの偏差値が出ます。
つまり、偏差値40が50に、50が60に…と偏差値が大きく上がるのは、集団と比べて実力が高まった証拠です。これには地道な努力が必要で、簡単なことではありません。もしお子さんがそのような結果を出してきたら、たくさん褒めてあげてください。
(4) 偏差値と順位の違い
順位は集団一人ひとりの順番を表す点で、偏差値と似ていると感じるかもしれません。しかし順位は、受験人数によって評価が変わるという特徴があります。
例えば同じ10位でも、受験者が1000人の場合と30人の場合とでは、10位の示す意味が変わりますよね。
偏差値は受験者数や順位、平均点、得点の散らばり具合をすべて考慮しています。テストの難易度や受験者数などの影響を受けにくい、客観的な指標という点で便利なのです。
【高校受験】自分の偏差値を知る方法

学校の成績表に偏差値が記載されていない場合、お子さんの偏差値はどのように知れば良いのでしょうか。また、受験本番で机を並べるライバルたちの中での位置も、気になるところです。ここでは、お子さんの偏差値を知る方法を2つ、紹介します。
(1) 高校受験対策模試を受験する
偏差値を知る最も簡単な方法は、模試を受験することです。高校受験対策として塾や予備校などが主催する模試を利用しましょう。
各地にある、中学生対象の「全県模試」は、その代表例です。愛知県の「愛知全県模試」など地域名を冠したものもあれば、都立高校受験対策の「Vもぎ」、埼玉県の中学生は全員受けるといわれる「北辰テスト」など、地名のないものもあります。お住まいの地域の全権模試については、学校の先生や、通っている塾で問い合わせてみてください。
全県模試を受けると、数週後に成績表が返却されます。この成績表に、偏差値が載っているので確認しましょう。
塾によっては、塾内で独自の模試を行っていることもあります。また塾独自の模試でありながら、特定の高校を目指す生徒が多数受験する模試もあります。早稲田アカデミーによる「難関高校実戦オープン模試」が好例です。同じ高校をめざすライバルの中での位置を、より正確に知ることができます。
(2) テストの成績表(度数分布表)から偏差値を計算する
偏差値は、自分で計算することも可能です。次の章で偏差値の計算方法を解説していますので、参考にしてください。
ただし、偏差値はあくまでも「その時点の集団の立ち位置を表す」にすぎません。偏差値の計算自体は、受験にとって重要ではないのです。偏差値に一喜一憂するよりも、合格のための勉強をコツコツと積み上げることが大切です。
【高校受験】偏差値の2つの算出方法

偏差値の計算方法を説明します。ただし、高校受験において偏差値を自分で計算することは、重要ではありません。参考程度にご覧ください。
なお、母集団の数が少ないテスト、平均点が以上に高い・低いテスト、得点分布に偏りがあるテストでは、偏差値の信頼性は下がります。算出された数字が指標にならない場合もある点に注意してください。
【偏差値の計算方法①】標準偏差を元にして計算する方法
偏差値は基準を平均点においています。0~100の中央値である50を平均点に割り当て、平均点との離れ具合を0~100の間で表します。
偏差値の算出には「標準偏差」という数字が必要になります。標準偏差とは、受験した生徒の得点の「散らばり具合」を示す数字です。標準偏差は以下のように算出します。
標準偏差を使って、偏差値を求めます。
標準偏差は、一般的には15~20程度になることが多いようです。この値を当てはめて概算することもできますが、基本的には偏差値は、模試などで出されるデータを参照してください。
【偏差値の計算方法②】度数分布表から計算する方法
下の表は「受験者数100人のテストで我が子の得点は65点、平均点は44.7点」、度数分布は学校から与えられたという条件で偏差値を求めた結果です。このテストにおけるお子さんの偏差値は「60.0」だと計算できました。
度数分布表から偏差値を計算する手順は、次の通りです。
2.隣の列に「階級値」を入れます。階級値とは、階級の中央値のこと。「階級:50~59」なら、(50+59)÷2で計算できます。
3.さらに隣の列に「相対度数」を入れます。相対度数とは、その階級人数の合計人数に対する比率のこと。「各階級の度数 ÷ 100(受験人数)」で計算できます。
4.もう1つ隣に「偏差」を作成。偏差は「階級値 – 平均点」です。
5.最後に「偏差の2乗 × 相対度数」を計算します。表はここまでです。
6.「分散」を出します。分散は5で作った「偏差の2乗 × 相対度数」を合計すればOK。
7.「標準偏差」を出します。6の分散の平方根(ルート)ですが、エクセルの関数は「=SQRT(分散セル)」です。
8.いよいよ偏差値が出ます!偏差値は「(お子さんの得点 – 平均点) ÷ 7で出した標準偏差 × 10 + 50」です!
「高校の偏差値」の考え方、活用方法

高校受験では、高校の偏差値やお子さんの偏差値に一喜一憂することが多いかもしれません。お子さんの偏差値が志望校の偏差値に達していないと、合格できないのでは、と不安になる保護者の方もいるでしょう。
よく見られる「高校の偏差値」とは何か、また活用方法について、詳しく解説します。
「高校の偏差値」=その高校に合格する受験生の平均偏差値のこと
一般的に見られる高校の偏差値とは、その高校に合格するために必要な偏差値の平均を意味します。
たとえば、偏差値が62.5の高校へは、5教科の平均偏差値が62.5付近以上の生徒が合格する可能性が高い、という意味です。ただし、あくまでも「可能性」であり、62.5をとっていたから安心、62.5以下の生徒は合格できないという意味ではありません。
「高校の偏差値」の活用方法
偏差値を使えば、志望校と自分の実力の距離を可視化できます。志望校の偏差値が60であり、自分の偏差値が55なら、受験までにあと偏差値を5上げることが目標となるでしょう。
偏差値を、実力を判断する1つのヒントとして勉強法を工夫していけば、合格の可能性を高めて行けます。
同じ種類の模試を継続的に受けると、偏差値の正確性が増し、実力を正しく把握できるようになります。模試は1回のみではなく、数回続けて受験することをおすすめします。
偏差値が足りていれば合格できるわけではない!
繰り返しになりますが、偏差値は「その試験の時点での母集団内の位置」を示します。本番で合格できるかどうかは、別問題だという点をわすれないようにしてください。
志望校の偏差値が62.5であり、模試で自分も62.5を出したから、合格確実と考えるのは早計です。
同じように、模試の成績表にある「志望校合格可能性」も、その時点での指標でしかありません。合格可能性判定がAやBだからといって、「大丈夫だ、合格できる」と安心しないようにしましょう。
高校受験本番では、偏差値が示す受験生の学力のほか、「内申点」も合否判定に利用されます。私立高校や一部の県の公立高校入試では、面接や作文などを重視するケースもあります。
模試の偏差値は、あくまで指標と考え、長いスパンで受験までの計画を立てる必要があります。
【高校受験】振り返り:偏差値の注意点

ここまで解説してきた内容から、とくに重要なポイントを2つ抽出し、あらためてまとめます。わかりにくい偏差値について、要点を確認しておきましょう。
【注意点①】母集団で偏差値は変わる|どの試験に基づいているか把握する
偏差値は、「試験を受けた母集団に基づく」という点を忘れないようにしてください。偏差値は母集団によって、また試験によって変わるのでしたね。
よって、高校の偏差値、お子さんの偏差値は「どの試験結果に基づいたものなのか」をよく調べることが大切です。
【注意点②】偏差値は志望校との距離を測る「目安」として活用する
高校入試情報サイトで、志望校の偏差値が60.0だった。一方、先日の模試ではお子さんの偏差値が52.5だった。「合格は無理ということ?」と悲観してしまうかもしれませんが、そうではありません。
高校入試情報サイトが偏差値表記の元にしているデータと、お子さんが受けた模試が全く同一ではないならば、母集団が異なるので同列で比較はできないのです。
同じように、模試の偏差値と定期テストの偏差値も変わります。その場合も、一方の偏差値が正しく、もう一方が間違っているということではありません。偏差値はあくまで母集団におけるお子さんの位置を示しているだけで、どちらも正しいのです。
偏差値は母集団によって数値に差が出るということを押さえ、志望校との距離を測る「目安」として活用するようにしましょう。
【高校受験】偏差値を上げる3つの方法

偏差値は母集団によって異なるとはいえ、高校合格のためには偏差値を上げる、つまり「周りより少しでもできるようになる」ことが大切です。
偏差値を上げるために、今日からできる対策と、注意するポイントを解説します。
(2) 問題演習を繰り返す
基本が身についたら、問題演習に入ります。問題演習は知識の定着や応用力強化に有効な勉強なので、できる限り毎日続けましょう。
問題演習を効率的に進めるコツは、お子さんにあった問題を選ぶことです。実力と問題集の難易度が合っているか、弱点を補強する構成になっているか、また目標まで段階的に進めるようになっているかなど、お子さんが勉強しやすいものを見繕ってあげてください。
細かなことですが、色合いやデザイン、厚みなども勉強の意欲に影響を与えます。お子さんと一緒に書店に行き、実際に手に取って「これならできそう」とお子さんが思えるものに取り組ませると良いでしょう。


(3) 模試やテストで実戦力を磨く
模試やテストを積極的に受験するのも、偏差値アップにはおすすめの勉強法です。全県模試や塾内模試など、どんどん受けていきましょう。
模試やテストは「初めて見る問題を、制限時間内に解かないといけない」という制約があるため、実戦力養成に最適です。日頃の勉強を、問題に合わせて適切に工夫するという思考は、アウトプットの力も高めてくれます。
また同じ模試を続けて受験していくと、お子さんの偏差値の推移を同じ基準で見ることもできます。勉強の成果も分かりやすくなり、モチベーションアップにつながるメリットもあります。
模試の結果が送られてきたら、偏差値よりも「どの問題で間違えたのか」「他の生徒ができている問題を自分はどれくらい正答できているか」をチェックしてください。
例えば、正答率が90%の問題を間違っているとするなら、基礎問題が定着していない可能性が高いでしょう。そのまま受験に突入すれば、ライバルに差をつけられてしまうことになります。できるだけ速やかに、その項目を洗い出して弱点補強しましょう。
逆に正答率が10%程度しかない問題を完答できていたならば、その単元ではかなり応用力が身についている証拠です。自信をもってさらに学習を深め、多様な応用問題に対応できるよう問題演習を重ねましょう。

高校受験に向けて中学生の偏差値アップに役立つ個別指導塾5選

人気高校に志願者が偏り、競争率が高くなる傾向も見られる高校受験。お子さんの受験突破を目指し、入試本番までに少しでも偏差値を上げておきたいところです。
ここからは、中学生一人ひとりを親身に指導し、偏差値アップを実現する塾を5つ紹介します。すべて、生徒個々を指導する個別指導塾です。お子さんに合う塾を見つけ、偏差値アップ、そして第一志望校合格を手にするためのヒントにしてください。
個別教室のトライ
偏差値アップの近道は「できないところを、できるようにする」ことです。中学生それぞれが異なる苦手単元を見つけ、原因を究明して克服する丁寧な指導は、マンツーマンが得意とする領域。すべての教室・すべての授業がマンツーマン指導の個別教室のトライで、偏差値アップを目指してみませんか。
個別教室のトライは、140万人以上の指導実績を誇る大手個別指導塾です。膨大な指導データから、一人ひとりの成績を上げる道筋を、戦略的に導きます。授業を担当する講師陣にはプロ講師も多く、経験と最先端の知見に基づく効果的な授業が受けられます。
自宅でトライ品質の授業を受けられる、トライのオンライン個別指導塾も人気です。受講時間の融通が利き、部活等で忙しい中学生からも支持されています。
個別教室のトライの料金情報は、以下のとおりです。
| 入会金 | 11,000円 |
| 中学生授業料 | 26,000円~30,000円/月 |
| その他費用 | 季節講習費 35,000円~70,000円 |
※ 授業料は120分の授業を月4回受講した場合の費用目安
最短1分で完了! 個別教室のトライのお近くの教室に無料資料請求する
東京個別指導学院・関西個別指導学院
東京個別指導学院・関西個別指導学院は、生徒一人ひとりの状態をきめ細かく分析し、丁寧に組み立てる学習計画が評判です。現状の悩みと目標(偏差値・志望校など)をヒアリングし、これまでのテスト結果も踏まえて、目標を達成する方法を考えてもらえます。
生徒と講師との相性を大切にするのも、東京個別指導学院・関西個別指導学院スタイル。担任講師が正式に決まる前には、複数の候補講師と体験授業を受け、相性を確認できます。
教育大手・ベネッセのグループ塾として、中学生の教育事情や高校受験情報も豊富に持っています。お子さんの受験までに伸ばすべき力を精緻に分析し、お子さんの学習に活かしてもらえるでしょう。
東京個別指導学院・関西個別指導学院の料金情報は、以下のとおりです。
| 入会金 | 0円 |
| 中学生授業料 | 受講教科や回数、ペース、使用教材などによって変動 要問合せ |
| その他費用 | 設備費(月々3,960円) 季節講習あり |
無料資料請求する 最短1分で完了! 関西個別指導学院のお近くの教室に
無料資料請求する
個別指導WAM
個別指導WAMは、地域密着型の個別指導塾です。近隣の中学校や高校に詳しく、定期テストの傾向も把握済み。「次のテスト」にピッタリ合った指導が受けられます。
目標とする偏差値までの差が大きくても、心配不要です。個別指導WAMが培ったノウハウと学習法、十分な指導スキルを持つ講師の三本柱が、お子さんを力強く導きます。
定期テスト前の「テスト対策」や、自習指導など、授業以外のサポートも充実。逆転合格実例も多数輩出する、実力派の個別指導塾です。
通えるエリアに個別指導WAMの教室がない方は、自宅で授業を受けられるオンライン家庭教師WAMを検討してみてください。対面指導と変わらぬ授業に、「これがオンラインか」と驚くはずです。
個別指導WAMの料金情報は、以下のとおりです。
| 入会金 | 入会金、登録費用、年会費が必要 金額は要問合せ |
| 中学生授業料 | 中1 7,600円~ 中2 7,600円~ 中3 8,400円~ |
| その他費用 | 維持管理費、e-ラーニング教材費 季節講習あり |
※ 授業料は週1回・40分コースを受講した場合の月額
最短1分で完了! 個別指導WAMのお近くの教室に無料資料請求する
代々木個別指導学院
代々木個別指導学院は、塾での時間のすみずみまでを、生徒個々に合わせる塾。自分に合った計画や学習法、講師とともに、着実に偏差値アップを目指せます。
指導の基本となる授業計画は、「キミ専用カリキュラム」と呼ばれます。学ぶ教科・単元からペース・スピード、教え方、授業の曜日・時間帯まで、お子さん専用に立案。お子さんに「今、必要な学び」を効率良く組み込んだ、精度の高い計画です。
めんどうみがよく、熱意あふれる講師にも注目してください。「なんでも相談できる」「先生と話すと安心する」と語る生徒も多い、代々木個別指導学院自慢の講師たちです。
代々木個別指導学院の料金情報は、以下のとおりです。
| 入会金 | 20,000円 |
| 中学生授業料 | 10,800円~ |
| その他費用 | 管理料・諸経費 季節講習 30,000円~40,000円 |
※ 授業料は週1回・1教科を受講した場合の月額
最短1分で完了! 代々木個別指導学院のお近くの教室に無料資料請求する
ナビ個別指導学院
「成績が伸び悩み、やる気がなくなっている」、そんな中学生は一度、ナビ個別指導学院の体験授業を受けてみませんか。ナビ個別指導学院は、徹底的に生徒を褒めて、伸ばす塾です。本人が見逃してしまいそうな小さな成長も見つけ、褒めてもらえるため、少しずつ勉強のやる気を取り戻せるでしょう。
一人ひとりの目標に合わせた計画で、苦手を着実につぶす指導を受けられるのも、ナビ個別指導学院の特徴です。体験授業はたっぷり4回分受けられます。まずは評判の「褒め指導」を体験し、勉強の面白さを再確認してはいかがでしょうか。
ナビ個別指導学院の料金情報は、以下のとおりです。
| 入会金 | 22,000円 |
| 中学生授業料 | 中1~中2 12,600円 中3 16,800円 |
| その他費用 | 季節講習 コマ単価 3,700円 諸経費 3,480円(月額) |
※ 授業料は週1回受講した場合の月額料金
最短1分で完了! ナビ個別指導学院のお近くの教室に無料資料請求する
まとめ
高校受験における偏差値について解説しました。
偏差値は母集団の中でのお子さんの位置を示すものです。得点や順位、受験者層、テストの難易度などの要素も加味して算出される、客観的な指標のため、志望校と現在の実力の差を知る指標になります。
学力が近い者同士の戦いになる高校受験では、周りより少しでも高い偏差値をとっておいた方が有利なのは間違いありません。
しかし偏差値はあくまでも「指標」「目安」であり、目指す高校の偏差値に届かないから必ず合格できないというわけではありません。逆に、偏差値が届いているからといって絶対に合格できるという意味でもありません。
目指す高校に合格するためには、偏差値を上げつつ、基礎力増強と問題演習の繰り返し、模試による実戦力強化と間違えた問題の解き直しというサイクルが必須です。偏差値の数字に一喜一憂するのではなく、偏差値をマイルストーンとして目標に向かって着実に歩みを進めてください。そのためには、信頼のおける学校の先生や塾の先生に相談し、学習計画をより成果の上がるものにしていくとよいでしょう。
お子さんが高校受験で無事合格を勝ち取れるように、偏差値を上げる勉強を進めていきましょう。勉強のコツや模試対策に不安がある場合や学校の先生に相談が難しい場合、最難関高校を目指す場合は、塾に相談するのもおすすめです。「塾探しの窓口」なら、条件に合った塾を複数紹介してもらえます。「塾探しの窓口」でお子さんにぴったりの塾を探してみてくださいね。
















