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【中学生向け】偏差値とは?高校受験に必要な偏差値を知る方法を解説!
偏差値は、成績を客観的に評価できる重要な指標です。
受験の情報や各高校を調べているときも、「偏差値」を必ず見かけるでしょう。偏差値は漠然と「数字が大きいほど優秀」と捉えている方が多いかもしれません。しかし、同じ高校でも見る媒体によって偏差値が違い、一体どれが正しいのか?と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
そもそも「偏差値」とは何を示しているものなのか?という質問も多くあります。
今回は今一つわかりづらい偏差値について、偏差値とは何か、お子さんの偏差値を知る具体的な方法、そして高校受験に向けて偏差値を上げる勉強方法のコツについて解説します。
「偏差値」とは?
はじめに、「偏差値とは何か」という疑問を解決しましょう。
(1) 偏差値があらわすのは「母集団内の自分の位置」
偏差値とは、試験を受けた集団(母集団)における、お子さんの位置を示す指標です。
運動会の徒競走をイメージしてください。お子さんが走るスピードは同じなのに、一緒に走るメンバーの足の速さによってお子さんの順位は変動しますよね。偏差値の考え方もこれと同じです。偏差値はある特定の集団の中で、お子さんがどれくらいの位置にいるかを見る数字だと押さえておきましょう。
偏差値は、平均点を50と設定します。得点が平均点より高ければ高いほど、偏差値の数字は大きくなります。反対に平均点より低ければ低いほど、偏差値の数字は小さくなります。
このように、偏差値は「集団の中での出来具合」を示します。つまり、お子さんの成績を周りの子と比べる時に便利な指標なのです。模試の受験者(母集団)にお子さんより成績が上の生徒が多いと、偏差値は低めに出ます。反対にお子さんより成績が下の生徒が多い場合は、偏差値は高くなるでしょう。
(2) 偏差値と得点の違い
得点はテストの難しさによって左右されますが、偏差値はテストの難しさに左右されにくいという点に違いがあります。
お子さんの実力は同じでも、テストが難しければ20点、簡単なら80点などのように、得点は簡単に変動します。一方、偏差値はあくまで集団における立ち位置、集団と比較した際の出来具合を表します。テストの難易度が上がっても下がっても、同じ集団の中で相対的にお子さんの位置はあまり変動しないと考えられます。そのため偏差値はテストごとにそれほど大きく変動することはありません。
逆に言えば、偏差値40が50に、50が60に…など「偏差値が10上がる」というのは、集団の中の立ち位置が大きく前に動いたということ。地道な努力が必要で、簡単なことではありません。もしお子さんがそのような結果を出してきたら、たくさん褒めてあげてください。
(3) 偏差値と順位の違い
順位は集団一人ひとりの順番を表す点で、偏差値と似ていると感じるかもしれません。しかし順位は、受験人数によって評価が変わるという特徴があります。
例えば同じ10位でも、受験者が1000人の場合と30人の場合とでは、10位の示す意味が変わりますよね。
偏差値は受験者数や順位、平均点、得点の散らばり具合をすべて考慮しています。テストの難易度や受験者数などの影響を受けにくい、客観的な指標という点で便利なのです。
自分の偏差値を知る方法〈高校受験用〉
お子さんの偏差値はどれくらいなのか、気になりますよね。ここでは、お子さんの偏差値を知る方法をご紹介します。
(1) 高校受験対策模試を受験する
偏差値を知る最も簡単な方法は、模試を受験することです。高校受験対策としてさまざまな模試が実施されています。
たとえば各地には、中学生を対象とした「全県模試(名称は地域によって異なります)」があります。学校、あるいは塾で受験が可能です。
全県模試受験から数週間で、成績表が返却されます。この成績表に、偏差値が必ず載っているので確認しましょう。
塾によっては、塾内で独自の模試を行っていることもあります。また塾独自の模試でありながら、ある高校を目指す多くの生徒が受験するものもあります(例:早稲田アカデミー の難関高校実戦オープン模試など)。同じ高校合格に向けて頑張る生徒たちの中での位置を知ることができるので、実力を知る目安になります。
(2) テストの成績表(度数分布表)から偏差値を計算する
中学校内の定期テストの成績表には、偏差値が書かれていない場合の方が多いのではないでしょうか。もし成績表に「度数分布表」があれば、自分で偏差値を計算することも可能です(後述)。
ただし、偏差値はあくまでもその時点の集団の立ち位置を表す指標にすぎません。偏差値を出すこと自体は受験にとって重要ではないと理解しておいてください。偏差値に一喜一憂するよりも、受験のための勉強をコツコツと積み上げることが大切です。
「高校の偏差値」の考え方、活用方法
高校受験の情報を集めていると、「高校の偏差値」を目にすることがあるでしょう。お子さんの偏差値が志望校の偏差値に達していないと、合格できないのでは?と不安になるかもしれません。
ここでは「高校の偏差値」の考え方、活用方法について解説します。
「高校の偏差値」=その高校に合格する受験生の平均偏差値のこと
高校の偏差値とは、その高校に合格するために必要な偏差値の平均を意味します。
たとえば偏差値が62.5の高校へは、5教科の平均偏差値が62.5付近以上の生徒が合格する可能性が高い、という意味です。ただし、あくまでも「可能性」であることは押さえておきましょう。
「高校の偏差値」の活用方法
偏差値の便利なところは、志望校と自分の現在の実力の距離を測ることができることです。偏差値だけで合否の判定を行うことは危険ですが、学科試験だけの判断基準として、今どの程度の位置に自分がいるのか、どの教科や単元を強化していけばいいのかが見えることで、その後の勉強の方針を決められます。
また、同じ模試を受け続けることで、自分の成績の推移も見ることができます。
例えば半年前は数学の偏差値が40だったのに今は55まで上がっているとしたら、平均以上の位置まで前進していることがわかります。このままの勉強を続け、場合によっては応用問題に挑戦するなどしてみてもよいでしょう。
逆に半年前は英語の偏差値が60以上あったのに、現在50まで下がっているとすると、ライバルたちの努力と成績の伸びが自分より多かったということになります。これまでと同じ学習量、学習方法ではさらに偏差値が下がることが予測できるため、学校の先生や塾の先生に相談して、早めの対策を打ちましょう。
偏差値が足りていれば合格できるわけではない!
模試を受験すると偏差値や問題の正誤判定、正答率などとともに、志望校に合格できる可能性を示す「合否判定」が出されます。例えば合否判定がA判定やB判定(模試によっては%で出されるものもある)だと、「大丈夫だ、合格できる」と安心してしまいがちです。
しかし、模試の合否判定はあくまでもその模試の母集団の中の判定であり、なおかつ、学力のみを測ったものです。実際の高校入試は筆記による「学力試験」のほかに「内申点」が加算されます。
よって、同じ得点を取ったのに一人の生徒は合格で一人の生徒は不合格ということも、内申点の違いによってはあり得ます。
また、私立高校や一部の県の公立高校入試では、面接や作文などの比重が多いケースもあります。
これらのことから、模試の偏差値の数字だけで一喜一憂することは避けたほうがよいといえます。学科試験は1点でも多く得点できるよう努力し、同時に内申点もまんべんなく上げるように、長いスパンで受験までの計画を立てる必要があります。
高校の偏差値を活用する際の2つの注意点
高校の偏差値を見る際には、以下の点に注意しましょう。
【注意点①】母集団で偏差値は変わる|どの試験に基づいているか把握する
高校の偏差値を見る際に注意しないといけないのは、「偏差値は、試験を受けた母集団に基づく」ということです。偏差値は母集団によって、また試験によって変わるのです。
よって、あなたが見つけたその高校の偏差値が、「どの試験結果に基づいたものなのか」をよく調べることが大切です。
【注意点②】偏差値は志望校との距離を測る「目安」として活用する
高校入試情報サイトで、志望校の偏差値が60.0だった。一方、先日の模試ではお子さんの偏差値が52.5だった。「合格は無理ということ?」と悲観してしまうかもしれませんが、そうではありません。
高校入試情報サイトが偏差値表記の元にしているデータと、お子さんが受けた模試が全く同一ではないならば、母集団が異なるので同列で比較はできないのです。
同じように、模試の偏差値と定期テストの偏差値が違うことも当然あります。その場合も、一方の偏差値が正しく、もう一方が間違っているということではありません。偏差値はあくまで母集団におけるお子さんの位置を示しているだけで、どちらも正しいのです。
偏差値は母集団によって数値に差が出るということを押さえ、志望校との距離を測る「目安」として活用するようにしましょう。
高校受験に向けて、偏差値を上げる3つの方法
偏差値は母集団によって異なるとはいえ、高校合格のためには偏差値を上げる、つまり「周りより少しでもできるようになる」ことが大切です。
偏差値を上げるために、今日からできる対策と、注意するポイントを解説します。
(1) 基本から丁寧に理解する
偏差値を上げるためには、まず基礎力を徹底的に磨きましょう。
基礎力とは、各教科の土台となる知識のこと。計算や一問一答などの基本的な問題が解けることも含みます。基礎力がなければ、演習も応用も積み上がりません。
下に5教科の基本となる項目をまとめました。まずそれぞれを十分に習得できているか、チェックしてみてください。
(2) 問題演習を繰り返す
基本が身についたら、問題演習に入ります。問題演習は知識の定着や応用力強化に有効な勉強なので、できる限り毎日続けましょう。
問題演習を効率的に進めるコツは、お子さんにあった問題を選ぶことです。実力と問題集の難易度が合っているか、弱点を補強する構成になっているか、また目標まで段階的に進めるようになっているかなど、お子さんが勉強しやすいものを見繕ってあげてください。
細かなことですが、色合いやデザイン、厚みなども勉強の意欲に影響を与えます。お子さんと一緒に書店に行き、実際に手に取って「これならできそう」とお子さんが思えるものに取り組ませると良いでしょう。
(3) 模試やテストで実戦力を磨く
模試やテストを積極的に受験するのも、偏差値アップにはおすすめの勉強法です。全県模試や塾内模試など、どんどん受けていきましょう。
模試やテストは「初めて見る問題を、制限時間内に解かないといけない」という制約があるため、実戦力養成に最適です。日頃の勉強を、問題に合わせて適切に工夫するという思考は、アウトプットの力も高めてくれます。
また同じ模試を続けて受験していくと、お子さんの偏差値の推移を同じ基準で見ることもできます。勉強の成果も分かりやすくなり、モチベーションアップにつながるメリットもあります。
模試の結果が送られてきたら、偏差値よりも「どの問題で間違えたのか」「他の生徒ができている問題を自分はどれくらい正答できているか」をチェックしてください。
例えば、正答率が90%の問題を間違っているとするなら、基礎問題が定着していない可能性が高いでしょう。そのまま受験に突入すれば、ライバルに差をつけられてしまうことになります。できるだけ速やかに、その項目を洗い出して弱点補強しましょう。
逆に正答率が10%程度しかない問題を完答できていたならば、その単元ではかなり応用力が身についている証拠です。自信をもってさらに学習を深め、多様な応用問題に対応できるよう問題演習を重ねましょう。
偏差値の2つの算出方法
最後に簡単に、偏差値はどのように算出されているのかを説明します。ただし高校受験において偏差値を自分で計算する必要はほとんどありませんので、参考程度にしてください。
偏差値は統計学の一環のため、興味がある方は高校・大学に進学してから学びを深めてみるとよいでしょう。
※エクセルなどの表計算ソフトを使うと便利です。
※母集団の数が少ないテスト、平均点が高め・低めに出るテスト、得点分布に偏りがあるテストでは偏差値の信頼性は大きく下がるため、算出された数字が指標にならないことをご了承のうえ、利用してください。
【偏差値の計算方法①】標準偏差を元にして計算する方法
偏差値は基準を平均点においています。0~100の中央値である50を平均点に割り当て、平均点との離れ具合を0~100の間で表します。
偏差値の算出には「標準偏差」という数字が必要になります。標準偏差とは、受験した生徒の得点の「散らばり具合」を示す数字です。標準偏差は以下のように算出します。
標準偏差を使って、偏差値を求めます。
標準偏差は、一般的には15~20程度になることが多いようです。この値を当てはめて概算することもできますが、基本的には偏差値は、模試などで出されるデータを参照してください。
【偏差値の計算方法②】度数分布表から計算する方法
下の表は「受験者数100人のテストで我が子の得点は65点、平均点は44.7点」、度数分布は学校から与えられたという条件で偏差値を求めた結果です。このテストにおけるお子さんの偏差値は「60.0」だと計算できました。
度数分布表から偏差値を計算する手順は、次の通りです。
2.隣の列に「階級値」を入れます。階級値とは、階級の中央値のこと。「階級:50~59」なら、(50+59)÷2で計算できます。
3.さらに隣の列に「相対度数」を入れます。相対度数とは、その階級人数の合計人数に対する比率のこと。「各階級の度数 ÷ 100(受験人数)」で計算できます。
4.もう1つ隣に「偏差」を作成。偏差は「階級値 – 平均点」です。
5.最後に「偏差の2乗 × 相対度数」を計算します。表はここまでです。
6.「分散」を出します。分散は5で作った「偏差の2乗 × 相対度数」を合計すればOK。
7.「標準偏差」を出します。6の分散の平方根(ルート)ですが、エクセルの関数は「=SQRT(分散セル)」です。
8.いよいよ偏差値が出ます!偏差値は「(お子さんの得点 – 平均点) ÷ 7で出した標準偏差 × 10 + 50」です!
高校受験に向けて中学生の偏差値アップに役立つ個別指導塾5選
人気高校に志願者が偏り、競争率が高くなる傾向も見られる高校受験。お子さんの受験突破を目指し、入試本番までに少しでも偏差値を上げておきたいところです。
ここからは、中学生一人ひとりを親身に指導し、偏差値アップを実現する塾を5つ紹介します。すべて、生徒個々を指導する個別指導塾です。お子さんに合う塾を見つけ、偏差値アップ、そして第一志望校合格を手にするためのヒントにしてください。
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まとめ
高校受験における偏差値について解説しました。
偏差値は母集団の中でのお子さんの位置を示すものです。得点や順位、受験者層、テストの難易度などの要素も加味して算出される、客観的な指標のため、志望校と現在の実力の差を知る指標になります。
学力が近い者同士の戦いになる高校受験では、周りより少しでも高い偏差値をとっておいた方が有利なのは間違いありません。
しかし偏差値はあくまでも「指標」「目安」であり、目指す高校の偏差値に届かないから必ず合格できないというわけではありません。逆に、偏差値が届いているからといって絶対に合格できるという意味でもありません。
目指す高校に合格するためには、偏差値を上げつつ、基礎力増強と問題演習の繰り返し、模試による実戦力強化と間違えた問題の解き直しというサイクルが必須です。偏差値の数字に一喜一憂するのではなく、偏差値をマイルストーンとして目標に向かって着実に歩みを進めてください。そのためには、信頼のおける学校の先生や塾の先生に相談し、学習計画をより成果の上がるものにしていくとよいでしょう。
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