【中学生】英語に定評あるおすすめ塾15選｜選び方も解説

中学生の大きな関心項目である定期テストと高校入試で、英語が年々難しくなっています。

英語の難化は教科書の改訂や大学入試改革の影響といわれます。長文の語数が増え、文法問題のレベルが上がる傾向は、今後も続くでしょう。

英語は、一度苦手意識が芽生えると、対策に時間がかかる教科です。内申点や高校入試を見据えたいご家庭は、早めに本格的な対策を検討しましょう。

今回は塾探しの窓口編集部が、英語指導に定評のある塾を厳選して紹介します。中学生が身につけたい英語力4つや、失敗しない英語塾の選び方もまとめました。

お子さんの英語の成績アップのため、また将来のために、ぜひ参考にしてみてください。

(1)   教科書レベルをマスターした単語力

英語4技能（聞く・読む・話す・書く）の土台となるのが、単語力です。単語力は、外国語学習において、もっとも大切な力といわれます。

英語を使うどの場面を考えても、単語を知らなければ何もできません。反対に、単語さえ知っていれば英文の大意はつかめるでしょう。

小学校英語で習う600～700語に加え、中学で登場する1,600～1,800語の英単語は、何より優先度高く身につけたい力です。

(2)   正しい理解が伴った文法力

単語に次いで重要な力が、文法力です。文法は、英語学習の効率を上げてくれます。正しく理解し、使いこなせる状態を目指しましょう。

文法は、英語を母国語としない私たちが正しく英語をマスターする「道筋」ともいえるものです。文法はテストの英文を理解する助けとなるだけでなく、あらゆる英語解釈に使える汎用的なスキルです。

(3)   スピーディーに意味が把握できる読解力

中学生が避けて通れない学校の定期テストや受験では、読解力が勝負を分ける場合があります。スピーディーに正しく意味を把握できる力も、中学生のうちに身につけたいスキルです。

英文読解は、直読直解と呼ばれるレベルが理想です。日本語と同じように、英語も文頭から英語のまま理解し、前に戻らず読み進める読み方をイメージしてください。

直読直解は英語の成績を飛躍的に伸ばします。単語力と文法力があれば、訓練次第で誰でもできるようになります。

(4)   日常会話レベルのリスニング力

中学生のうちに身につけたい最後の英語力は、リスニング力です。

近年、高校入試におけるリスニングの重要性が高まっています。リスニングの問題形式が多様化し、より現実に即したテーマも扱われるようになりました。

また配点の高さも見逃せません。高校入試の英語出題において、100点満点中30点～35点分をリスニングが占めるケースもあります。

ネイティブが話す日常的なテーマの会話を、ナチュラルスピードで聞き取れる力は高校の合否にも影響する重要性を持っています。

中学生の英語学習におすすめの塾15選

単語力に文法力、読解力、リスニング力…、中学生が身につけたい英語力は多岐に渡ります。自主学習で限界を感じたら、通塾を検討しましょう。

英語は、本格的に学習を始めてから成果につながるまでに、時間がかかります。早めにスタートし、目標までに余裕を持った学習スケジュールを組むのが成功の秘訣です。

塾探しの窓口編集部が厳選した、英語学習におすすめの塾を15選紹介します。

(1) 個別教室のトライ

定期テストや受験に即した英語対策をしたい中学生には、個別教室のトライがおすすめです。

個別教室のトライは全国650か所以上の直営教室と、140万人の指導実績を持ちます。地域や中学生のタイプに合わせた指導が得意で、そのノウハウは「トライ式学習法」として確立されています。

指導を担当する講師の層が厚いのも、個別教室のトライの強みです。登録講師は33万人以上おり「英語指導に長けた講師」「英検®対策が得意な講師」など、希望に合わせて選定できます。そんな講師との授業は、すべてマンツーマンです。授業中は、講師が常に隣で見守ります。わからない点や不安な箇所もすぐに質問OK！「文法を基本から確認したい」「長文の読み方をじっくり教えてほしい」など、どのような要望にも対応します。

独自の「AI学力診断」が、英語が苦手な原因や伸びる秘訣をピンポイントで発見します。まずは学力診断を受けてみてはいかがでしょうか。

(2) 東京個別指導学院・関西個別指導学院

「英語はコミュニケーションツールである」という本質に立ち返ると、英語を学ぶ際は講師との相性が大切だという説にも納得できるのではないでしょうか。「この先生から英語を習いたい」「この先生との英語は、楽しい」、そう感じられる講師と出会の出会いは、英語学習のハードルをグッと下げてくれます。

相性が合う講師から英語を習いたいときには、東京個別指導学院・関西個別指導学院が最適です。本格的に授業が始まる前に、塾が選抜した精鋭講師3～4人から授業を受け、もっとも自分に合う1人を指名できるためです。英語力とコーチングスキルのある講師から、自分に最適化された授業を受けることができます。

学習計画は、一人ひとりの目標に合わせて立案。中高一貫校生や英検®対策、高校英語の先取など、どのような英語学習も安心して任せられるでしょう。

(3) 代々木個別指導学院

代々木個別指導学院は、勉強へのモチベーションを高め、主体性を育てる個別指導塾です。努力が成績に直結する勉強法や、苦手意識との向き合い方も寄り添って指導し、勉強する習慣がいつの間にか身につくと評判です。

また、英語はとりわけ反復が重要な教科です。単語の暗記や文法学習、長文読解を飽きずに勉強できるよう、工夫された独自の反復学習システムがサポートします。中1、あるいは小学校の英語から不安がある場合は、わからなくなったところまで戻れるリターン学習法で克服できます。

テスト対策から入試対策、内部進学対策まで、どのような目標にも対応。熟練の講師が、お子さんの個性を伸ばします。

(4) 個別指導WAM

「学校の定期テストで、英語の点数を上げたい」「高校入試に向けて、英語の得点力を強化したい」など、テスト結果にこだわりたい中学生には、個別指導WAMがおすすめです。個別指導WAMは定期テストの点数アップや、高校合格に強い塾。地域事情に精通しており、学校の傾向にピッタリ合った対策が受けられます。

学習計画も中学生一人ひとりに合わせて作成するため、どの勉強を・どのように進めれば良いかも一目瞭然。柔軟性の高い授業スケジュールは、部活や習い事との両立も容易です。

やる気が出ない時や勉強の悩みがあるときも、個別指導WAMが相談窓口となります。生徒との2者面談、必要な場合は保護者の方を交えての3者面談を実施し、最適な道筋をナビゲートしてくれるでしょう。

「苦手だった英語が得意になった」「テストで結果が出た」というコメントも多数。授業満足度97.4％を誇る個別指導WAMで、体験授業を受けてみてはいかがでしょうか。

お近くに個別指導WAMの教室がない場合は、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。WAMの対面指導とかわらない授業を、全国どこにいても受けられます。

(5) ナビ個別指導学院

お子さんの目標達成に、本当に必要な英語指導を提供する塾が、ナビ個別指導学院です。英語の「同じ学年の生徒のあいだでも習熟度に差がある」という特徴を踏まえ、一人ひとりの現状と目標に寄り添った学習計画を立案します。

授業は基本的に、学校の教科書に準拠して進みます。定期テストで出やすい分野や、苦手な単元の復習も効率良く指導。英語がわかる実感を大切にした、理解のプロセスを重視する指導システムが特徴です。

教室には、自由に利用できる自習室も完備されています。講師や仲間と刺激し合い、良い緊張感の中で集中できると評判です。

(6) トウコベ【東大生によるオンライン個別指導】

トウコベ【東大生によるオンライン個別指導】は、完全オンライン型の東大生による個別指導塾です。近くにお子さんに合う塾がない中学生や、東大生から直接指導を受けたいご家庭に支持されています。

最高学府に合格した東大生の指導は、実戦にもとづく説得力があります。お子さんの意欲を刺激し、勉強のやる気を引き出すでしょう。テストや受験に必要な「本当に使える」実戦的学習法を学べるのもポイントです。

トウコベは自宅で受講するオンライン塾です。周りに気を遣わず積極的に英語の発音や音読を練習できるメリットも見逃せません。

(7) 個別指導スクールIE

英語の成績を上げるために、どのような勉強をすれば良いのか。この見極めは、プロでも至難です。個別指導スクールIEは一人ひとりの学力レベルや課題を客観的に診断できる、独自のツールを開発。お子さんの実力を正確に分析して、ムリ・ムダ・ムラのない学習計画を作成します。

さらに、授業で使う教材もオーダーメイドです。診断ツールで導かれた「いま、お子さんが必要とする英語学習」をテキストに詰め込むため、授業で学ぶ内容もお子さんにピッタリ。通うたびに、英語の「わからない」が「わかる」に変わる実感を抱けるでしょう。

(8) 湘南ゼミナール【個別指導コース】

「受験や定期テストで結果を出す塾」というイメージがある、湘南ゼミナール。その秘密は、勉強の楽しさを追究する姿勢と、楽しく勉強が続くよう緻密に工夫された指導法にあります。「英語が面白くない」「英語は嫌い」という中学生ほど、湘南ゼミナール【個別指導コース】を試してみてください。思いもよらなかった英語の楽しさに、きっと驚くはずです。

湘南ゼミナール【個別指導コース】の授業は、講師1人に生徒が2人つく「1対2」スタイルです。解説と演習のバランスが最適で、授業時間を効率良く使えます。

学校の定期テスト前には、カリキュラムに組み込まれたテスト対策を実施。講師が生徒に問いかける対話型指導で、自分で考え、答えを導く力が養われます。

生徒の状況や保護者の方の心配に合わせた細やかな配慮も、湘南ゼミナール【個別指導コース】が得意とするところです。お近くの校舎に、まずはお気軽にお問い合わせください。

(9) みやび個別指導学院・ITTO個別指導学院

どの個別指導塾が良いか迷ったら、お近くのみやび個別指導学院・ITTO個別指導学院に相談してみませんか。みやび個別指導学院・ITTO個別指導学院は、全国に1200校を展開する、日本最大級の個別指導塾グループ。校舎数が、生徒・地域からの支持を証明します。

◎ みやび個別指導学院

学習しやすい環境と、クオリティの高い個別指導にこだわります。つい通いたくなる雰囲気の校舎で実力派講師と学ぶ時間は、お子さんにとって刺激に満ちたものとなるでしょう。英語の基本から入試レベルまで、無理なくお子さんを導きます。

◎ ITTO個別指導学院

学校の定期テスト対策や高校入試対策に定評ある塾です。中学校別のテスト傾向に合わせた授業を得意とし、毎回のテストで成績アップを狙います。テスト前には英語以外も受講できる「テストターボ」集中特訓も開催。点数に直結する実力を養成します。

(10) トライのオンライン個別指導塾

トライのオンライン個別指導塾は、トライ品質の授業を自宅で受講できるサービスです。パソコンやタブレットを介したオンライン指導で、周りに他の生徒がおらず「授業に集中できる」「自分に合ったペースで学べる」と評判。受講時間の融通も利きやすく、部活が忙しい中学生にも人気です。

トライのオンライン個別指導塾の強みは、オンライン指導スキルを習得したプロ講師が授業を担当する点にあります。オンラインということを感じさせない高いコミュニケーションスキルで、音読やリスニング練習、読解の細かな解説もお手のもの！いつのまにか授業が楽しみになり、英語が好きになること請け合いです。

トライのオンライン個別指導塾に登録する講師は、なんと33万人以上！全国各地にいる講師から、お子さんと相性最適な1人を紹介してもらえます。

(11) ドリームホームスクール

ドリームホームスクールは、塾の校舎ではなく、先生の自宅に行って授業を受ける個別指導塾です。授業は基本的にマンツーマン。周りに他の生徒がいないため、発音や音読練習も気兼ねすることなく取り組めます。

授業に当たる講師たちは、教員免許所有者や元家庭教師・塾講師など、指導経験豊富な人材ばかり。子育て経験のある主婦も多く、お子さんの気持ちに寄り添った親身な指導が期待できるでしょう。

校舎の維持費が不要なドリームホームスクールは、削減したコストを料金に還元しています。中学生向け・マンツーマン授業が、月あたり9,735円（税込｜45分授業×週1回・月4回）で提供します。他の塾との併用や不登校生の指導など、どのような要望もまずは相談してみてはいかがでしょうか。きっと心強い回答が得られるはずです。

(12) 東京英語塾

東京英語塾は、他を圧倒する練習量で英語力を伸ばします。

毎回の授業では、最低1時間の音読練習があります。多読・音読が基礎単語や文法、例文の暗記につながり、全身で英語に慣れていけます。

現役の予備校講師や元学校教員が指導を担当し、学校の定期テストから受験、英検®対策まで対応可能。中学生クラスは、英検®4級合格レベル以上から参加できます。

最上位クラスは、早慶上智合格を目指します。受験に欠かせない語彙力や表現力を、周りより圧倒的に伸ばしたい中学生に向いています。

(14) 平岡塾

難関大学・医学部受験を目指すハイレベルな英語指導には、平岡塾がおすすめです。中2の冬から高校課程に入り、高3の1年間を大学入試に備えるカリキュラムで進みます。

平岡塾の指導方針は「文法重視」です。ネイティブではない日本人が英語を習得するには、文章を形作る文法の理解が欠かせないためです。

授業はネイティブ講師のレッスンと文法解説の2本立てです。オリジナルの「平岡文法プリント」に、ミスした内容や重要箇所を書き込みみましょう。

授業の度にファイリングしていくと、オリジナルの文法辞典が完成します。

(15) イーオンキッズ

イーオンキッズは全国に200教室以上ある、大手英会話スクールです。中学生までを対象としており、高校生からは一般クラスである「英会話イーオン」に移行します。

イーオンキッズは、テストや受験で求められる場面が増えた英語4技能（5領域）に対応した指導が特徴です。中学卒業までに高校卒業（英検®2級）レベルの英語力習得を目標としており、英語を使いこなす力を養成します。

話す力やプレゼン力が伸びるのも、英会話スクールならではのメリットです。アピールポイントが増え、面接にも強くなるなど、受験でも有利になれるはずです。

(1) 英語を基本から体系立てて学べる

英語は、既習範囲の発展的内容が、新出単元として登場します。既習範囲の理解が足りないと、新しい内容の理解が進みません。中1からなんとなく文法の学習が始まり、気づいたころには「何が分からないのか、分からない」状態になってはいないでしょうか。

塾は、英語を根本から体系立てて理解できるよう指導してくれます。からまった糸がほどけるようにスッキリ理解できる、そんな経験ができるのが塾の英語です。

(2) 英語に関する疑問を徹底的に解決できる

学校の先生に質問したくても「忙しくてなかなか捕まらない」「わざわざ質問に行くのが面倒」と、放置してはいないでしょうか。これでは、英語力の伸長は期待できません。塾では、講師にいつでも質問できます。わからない箇所もすぐに解決でき、納得して先に進んでいけます。

英語に関して放置しがちだった疑問をすべて解決でき、英語に対する理解を一層深められるようになるでしょう。

(3) 目標まで最短距離で対策できる

英語は実力の伸びを実感しにくい教科。目標に向けて、今のやり方が本当に正しいのか、目標に近づけているのかという不安が、常にかたわらにある中学生もたくさんいます。

そんなときも、塾の出番でしょう。塾は豊富な指導経験や最新情報に基づき、目標を最短で達成できる計画を立ててくれます。もう、自分であれこれと計画に悩む必要はありません。勉強だけに集中できます。

(1) 他教科の学習もおろそかにしない

当然ですが、塾は受講教科を最優先で指導します。英語を受講している場合、塾での話題が英語ばかりになるのは仕方ないこと。ただ、その空気にのまれ、他教科の勉強がおろそかにならないように注意しましょう。

内申点は、全教科に対して付けられます。高校入試の結果を決めるのは、5教科の総合点です。英語だけが突出してできても、数学や国語が足を引っ張るようでは、目標達成はおぼつかないでしょう。

自分の力で教科ごとの学習バランスをとるのが難しければ、思い切って他教科も塾で受講しても良いかもしれません。教科を横断した網羅的な計画を立ててもらえるため、自然とバランスの良い勉強ができるようになります。

(2) 定期的に実力の伸び（通塾効果）をチェックする

英語は、成果を実感できるようになるまでに時間がかかるといわれます。成果を実感する前にモチベーションが下がっては、本末転倒。定期的に実力の伸びを客観的に評価できる機会を設け、通塾の効果を検証しましょう。

塾で小テストや実力テストがあれば、ぜひ受験してみてください。英検®をはじめとする、各種検定試験もおすすめです。英語のアプリも、単語や構文の暗記量のチェックに活用できます。実力の伸びが実感できれば、英語学習への意欲が喚起され、ますます勉強がはかどる良いサイクルに入れます。

(1)   英語を学ぶ目的に合致する塾を選ぶ

記事で紹介した10塾だけを見ても、英語指導の目的やアプローチ法が異なります。塾を探す前に、塾で伸ばしたい英語の力や通う目的を明確にしましょう。

英語でのコミュニケーション力を養成するなら、ネイティブ講師がいる英会話スクールが最適です。定期テストや高校受験に備えるなら、英語専門塾より学校進度に合わせて授業を行う個別指導塾が合っているかもしれません。

また定期テスト・高校受験対策と、英検®対策では学習法が異なります。最終的に達成したい目標に合わせて、塾を選ぶようにしましょう。

(2)   指導される英語のレベルが合う塾を選ぶ

塾によって、英語指導のレベルもさまざまです。お子さんに最適なレベルの指導かどうか見極める視点も忘れないでください。

「難関大学・医学部合格」と標榜する塾は、総じて指導レベルが高めです。ハイレベルな英語力を求めるお子さんに向いています。

「無学年式」「さかのぼり学習可能」という塾は、基本からのやり直しに最適です。

ネイティブ講師がいる塾が良い英語塾、という思い込みも忘れてください。学習目的やレベルによっては、日本人講師のほうが合う場合も多々あります。

日本語でじっくり教えてもらえるほうが理解しやすく、英語の習得が速いケースもあると押さえておきましょう。

(3) 家庭学習の指導をしてくれる塾を選ぶ

英語は、反復が重要です。英単語も文法も、繰り返し取り組んで少しずつ記憶に定着していきます。

塾で英語を学んでも次の授業まで何もしなければ、英語力は伸びてはくれません。

英語の塾は、大切な家庭での取り組みまで指導してくれるところを選んでください。体験授業や校舎見学の際に、毎回の宿題の量と内容、指導方針を問い合わせるとわかります。

中学生×英語×塾を考えるときによくあるQ&A

英語のために塾を探す中学生と保護者の方が、疑問に感じやすいポイントをQ&A形式で解説します。

(1) 英語専門塾と個別指導塾、どちらに通うべきか

英語専門塾は、英語力だけを一気に伸ばしたい中学生に向いています。英語でのコミュニケーション力や英語利用型の大学入試対策、留学の準備などが目的の場合は、英語専門塾が良いでしょう。

一方で、個別指導塾は定期テストや高校入試に向けて、中学校に即した英語を学びたいときにおすすめです。出題傾向に合わせた学習のほか、数学や国語など他教科も対策できます。

(2) オンライン英語は、実際のところどうなのか

オンライン英語は、一部のサービスを除き、外国人講師が指導します。日本語が話せない講師も多く、英語学習に入るまでのコミュニケーションに課題を感じる中学生もいるでしょう。挨拶や基本的な指示を理解するだけの力がついてから、チャレンジするとスムーズです。ただ、オンライン英語は自宅でいつでも受講でき、費用も安価。個別指導塾と併用しての英語学習に役立ちます。

(3) 英語の講師や塾が合わないと感じたら、どうすべきか

講師や塾との相性は、教室長に遠慮なく相談しましょう。中学生本人が話にくければ、保護者の方が代弁してあげてください。

教室長は授業の品質をチェックしていますが、生徒が本心で感じていることまでは見抜けない場合も多いです。講師との相性や指導の仕方、塾の雰囲気など、懸念を感じている点を率直に相談すると、かえって感謝されることもありますよ。

まとめ

英語は中学生から難度が上がります。英語が得意な中学生と、苦手な中学生との差が顕著に開き始めるのも中学生からです。

一方で、英語は受験に欠かせません。高校受験はもちろんのこと、大学受験でも同様です。理系・文系のどちらに進んでも、英語は試験科目として必須です。

もし英語に対する苦手意識が生まれはじめたら、本格的に嫌いになる前に手を打つほうが賢明でしょう。

英語を学べる塾はそれぞれ、指導方針やレベル、指導内容に個性があります。記事の10塾も参考に、お子さんに最適な塾にぜひ出会ってください。

塾探しの窓口では、実際に通った人からの口コミ評価の高い塾を簡単に探せます。トップページから学年とお住まいの地域を選択するだけで、いますぐチェックできます。

【中学生向け】おすすめの個別指導塾15選！編集部が厳選

定期テストの点数を見て「うちもそろそろ塾が必要かな？」とお悩みでしょうか。高校受験に向けて勉強して欲しいと思う一方で、…

詳しく読む

中学生の高校受験対策、塾にいつから通う？おすすめ開始時期とは

中学生は高校受験を控えていることから、塾の利用を考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。「ゆくゆく通うなら、…

詳しく読む

【高校受験】合格に必要な中3の平均勉強時間の調査結果を解説

「子どもが高校受験を控えているが、勉強時間は十分なのか不安……。」 「高校受験をする子どもの平均勉強時間はどれくらい…

詳しく読む