【大学受験】現役合格したい高校生は予備校にいつから通うべき?

更新日 2025.07.16
【大学受験】現役合格したい高校生は予備校にいつから通うべき?

大学合格に向けて、予備校は心強いサポーターです。しかし、予備校は浪人生が通うイメージがあり、現役の自分には抵抗がある」「予備校は授業が多いと聞く。現役生には負担が大きいのでは?」「予備校なら、受験本番の高3からで大丈夫かも?」

と、なんとなく予備校を敬遠したい心理の高校生も、多いのではないでしょうか。

ところが、現代の予備校は、現役生にとても手厚いサポートを提供しています。浪人生とは現役生は、それぞれに別のカリキュラムが用意されており、学校生活とも両立しやすい環境が整っています。

この記事では、高校生が予備校に通う場合、スタートに最適なタイミングはいつなのか、さまざまなケースごとに解説します。

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目次

予備校と塾の違い

予備校と塾は、高校の授業の対策をするかどうかが大きく異なる
予備校と塾は、高校の授業の対策をするかどうかが大きく異なる

最初に、予備校と学習塾の違いについて確認しておきましょう。予備校と塾の違いは、次の2つに集約できます。

1. 指導の目的
2. サポートする範囲

詳しく見てみましょう。

(1) 予備校と塾の「指導目的」の違い

予備校と学習塾の大きな違いは、指導目的です。予備校は大学合格の一点を見据えて指導し、塾は高校の授業や定期テスト対策にも対応します。

もし、評定平均(後述)を上げて推薦での合格を希望したい、大学附属高校から内部進学したい場合は、高校の成績を上げるため、塾に通ったほうが良いでしょう。

予備校は、基本的には大学受験の一般入試合格に特化した対策を行います。ただ、最近は、推薦入試対策を行う予備校も増えています。自分には予備校が合っているのか、それとも塾のほうが目的達成に近づきやすいのか、指導の目的から考えてみてください。

(2) 予備校と塾の「サポート範囲」の違い

予備校では、学習は生徒が自発的に行うもの、と考えられます。予習復習も当たり前にできることが求められる点は、押さえておきましょう。

一方、塾は学習方法や課題の進め方を丁寧に指導するところが、多く見られます。宿題を出して復習を促したり、学習計画の進捗までチェックしてくたりする塾もあります。 予備校と塾の違いについて、詳しくは下記の記事をご覧ください。

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予備校利用をおすすめしたい高校生のタイプ

一般入試志望、難関大志望なら予備校がおすすめ
一般入試志望、難関大志望なら予備校がおすすめ

予備校と塾の、おもな違いを理解したところで、予備校に向いている・予備校をおすすめしたい高校生のタイプを紹介します。1つでも当てはまる項目がある高校生は、最寄りの予備校に問い合わせて見ると良いでしょう。

(1) 一般入試で大学に合格したい高校生

予備校では、一般入試合格に照準を合わせたカリキュラムで学べます。志望系統別・大学別に細かくカリキュラムを策定する予備校も多く、入試当日までの限られた時間を効率良く、そして無駄なく勉強に使えるでしょう。

予備校のカリキュラムは受験科目を網羅しており、学び残しが出にくいのもポイントです。

(2) 難関大学や医療系学部志望の高校生

難関大学や医療系学部(医・歯・薬・獣医など)は、競争率が高めです。それぞれの大学・学部受験を専門に手掛ける塾もあるほどで、情報収集と分析、傾向に合わせた対策が合否を分けます。

予備校はスケールメリットを生かした情報取集力・分析力を誇ります。収集した情報を指導の最前線にいる講師が分析するケースも多く、翌年度の指導に即座に反映されていきます。難関大や医療系学部など、高倍率の戦いを勝ち抜きたい高校生は、ぜひ予備校利用を検討してみてください。

(3) 効率良く受験を進めたい高校生

大学受験対策では、合格に直結する勉強をどれだけできたか、で明暗が分かれます。では、合格に直結する勉強とは、何でしょうか。

英語なら、単語から?文法から?それとも、読解から手を付けるべき…?

実は、こうして悩み、迷っている時間すらもったいないのが、大学受験。迷っている時間にもライバルは英単語を覚え、問題を解き、力をつけています。

計画や進め方に迷いがある高校生は、予備校を頼ってみてください。効率の良い受験対策を明確に、示してもらえるでしょう。

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高校生の予備校通いスタートに最適な時期

現役合格するなら、早めに予備校に通うのがベスト
現役合格するなら、早めに予備校に通うのがベスト

現役合格のための予備校は、いつから通うべきでしょうか。早すぎると学校や部活との両立が難しそう…、しかしライバルに遅れはとりたくない…、そう堂々巡りに陥る高校生もいるかもしれません。ここでは、現役高校生は「いつから」予備校に通うべきかを解説します。

大学現役合格が目標なら予備校に「できるだけ早く」通うのがおすすめ

予備校にはいつから通い始めるのが最適解?

大学を一般受験するなら、「できるだけ早く」通うことをおすすめします。難関国立大学・私立大学志望の受験生は、なおのこと早ければ早いほうがよいでしょう。

近年の大学入試は大学ごとに多様化しており、志望大学別の対策が必須とされています。そのため予備校でも難易度や傾向ごとに大学群を分け、コース・カリキュラムを設定しているのが一般的です。

また、同程度の偏差値帯にある大学でも、入試傾向によって必要な対策は異なります。大学ごとの傾向を把握する力も、予備校は群を抜いています。

志望大学に強い予備校に早く通い始めることで、学習内容の定着はもちろん、大学受験がどのようなものなのかという知識も手に入れられるでしょう。

高校生が使う補助学習費(塾・予備校代)と通い始める時期

一般的には、高校生はいつから学校以外の補助学習機関(塾や予備校)を利用しているのでしょうか。文部科学省の調査によると、高校生で学習塾や予備校に通っている生徒は3割から4割程度いることになります。

予備校・塾の利用なし予備校・塾の利用あり
公立高校61.3%38.7%
私立高校69.9%30.1%

高校生の学習塾費は、学年ごとに以下のようになっています。

公立高校私立高校
平均147,746円112,639円
第1学年89,907円79,870円
第2学年149,553円120,900円
第3学年207,370円138,930円

(出典)文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」より作成

その他、民間シンクタンクなどの調査では偏差値が高い高校ほど予備校・塾に通う割合は高くなっているというデータがあります。これは偏差値の高い高校に通う生徒が、難易度の高い大学を受験する傾向があるからといえるでしょう。

<参考>浪人生向けの校舎は縮小傾向…入会を断られることもある!?
数年前から少子化により河合塾、駿台、代々木ゼミナールなどの大手が相次いで浪人生向けの校舎を統合し減らしています。今後もこの傾向は続くとみられます。
 
日本経済新聞(2014年8月23日)
朝日新聞(2022年6月13日)
 
受験では何が起こるかわかりません。いざ浪人となったとき、予備校に入るかどうか入会を迷っているうちに定員になってしまい、断られるケースもあるかもしれません。
 
万が一浪人するときのことも考えると、浪人生用の校舎がある程度充実している大手予備校や系列の塾などに、現役の頃から通っておくと有利です。長いスパンで考えて予備校にするか塾にするか決めるようにしましょう。

【志望大学別】予備校に通うおすすめ時期(タイミング)

予備校に通うタイミングは志望大学のレベルでも異なる
予備校に通うタイミングは志望大学のレベルでも異なる

大学受験合格を目指す現役高校生が予備校や塾に通うタイミングは「できるだけ早く」とお伝えしました。ここではさらに詳細に、一般入試で予備校を利用する場合、大学の難易度別にいつから通うことが推奨されるか解説します。

【志望大学別】予備校に通うおすすめ時期(タイミング)

(1)最難関大学(国立・私立):高1から

ここでいう最難関大学とは、以下を指します。(文系理系を問わず。医学部などは後述)

最難関大学(国立・私立)
【国立大学】東大・京大・一橋大・東京科学大・それ以外の旧帝大(北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大)
【私立大学】慶応大・早稲田大

いずれも偏差値は65~75程度(学部による)

国立最難関の大学群は、文系であっても二次試験に数学が必須であったり、理系であっても非常に高いレベルの記述力や論理的表現力が求められたりと、難易度が非常に高くなっています。また科目数も共通テストで5教科7科目が課せられるなど、対応しなければならない学習範囲が広くなっています。

慶応大と早稲田大は、受験科目数こそ国立大学よりも少ないですが、試験内容は国立とは別の深い知識が求められます。また学部によって問題傾向がかなり異なるため、それぞれの学部ごとに対策が必要になります。

これらの大学の受験対策のためには、高校入学と同時に予備校に通い、まず学習習慣と基礎学力を徹底的に身につけることをおすすめします。国立志望の場合は苦手科目をなくす努力も必須です。

1年生から通うのは難しいという場合は、学校の授業内容は完璧に理解できるよう自分で予習復習を行い、定期的に河合塾や駿台の模試を受けるとよいでしょう。

(2)地方国公立大:高2の初め~夏頃から

ここでいう大学は、以下のような大学を指します。

地方国公立大
【地方国公立大学】地方各都道府県にある、偏差値が45~65程度の中堅大学

難易度にかなり差があるため、例えば神戸大学や筑波大学などを目指す場合は最難関大学並みの対策が必要になります。受験科目数が2教科・3教科と少ない大学は、私立と同じような対策で十分なこともあります。

自分の志望大学によって通い始める時期を決めましょう。

(3)難関私立大:高2の初めから

ここでは以下のような大学を想定しています。

難関私立大
①上智大・理科大
②MARCH-G(明治大・青山大・立教大・中央大・法政大・学習院大)
③関関同立(同志社大・立命館大・関西大・関西学院大

※近年ではSMARTなどの分類もありますが、ここでは難易度的に同じ扱いとします
※偏差値50~70程度(学部による)

「MARCHなら受験勉強は1年で十分」という意見もありましたが、ここ数年の傾向を見ると、「MARCHなら簡単に入れるという考えは通用しない」と改めた方が賢明です。そのため高2の初め頃から準備を進めることをおすすめします。

実際、上智・理科大以上志望の受験生がようやくMARCHに合格でき、MARCHが第一志望の生徒はMARCHに届かないという結果も見られます。中でも、MARCH上位といわれる明治・青山学院・立教の人気学部は競争率が高く、上智や理科大、時には慶応や早稲田に合格した生徒でも、不合格になるケースも珍しくなくなっているのが現実です。

関西圏では、「関関同立」と4大学が同列に語られますが、同志社大学だけは別格と考えたほうがよいでしょう。京都大や大阪大、神戸大のすべり止めで受験する層が多いため、難易度は他の三大学と比べて頭ひとつ抜けています。上智・理科大に合格するレベルの学力が無いと難しいかもしれません。

また近年、一般入試枠が年々縮小される傾向があります。推薦入試枠の拡大や内部進学による入学者の確保などが要因のようです。これらの大学群を狙う場合は慎重に、高校2年生からのスタートをおすすめします。

(4)その他私立大:高3の初め

ここでは以下の大学群を想定しています。

その他私立大
①成成明学独國武(成城大・成蹊大・明治学院大・獨協大・國學院大・武蔵大)
②日東駒専(日大・東洋大or東海大・駒沢大・専修大)
③産近甲龍(京都産業大・近畿大・甲南大・龍谷大)

※偏差値45~60程度(学部による)

偏差値50前後の私立大は、1年間しっかり準備をすれば合格の可能性は高まります。1~2科目で受験できる学部も見られるなど、受験生の負担も軽めの大学が多いようです。

成城、成蹊、明治学院、國學院は、学部によって倍率が高くなる場合があります。MARCHレベルに達するケースも見られるため、気を抜かないようにしましょう。

これらの大学に合格するためには、基礎固めが重要です。受験科目すべてでまんべんなく合格点が取れること、またライバルに負けない得意科目をつくれるように、準備してください。

(5)医学部:高1から特化型予備校へ

医学部は、通常の大学受験の勉強では太刀打ちできません。大手予備校の専門コースや、医学部に特化した専門予備校の利用を強くおすすめします。

医学部の試験問題は、大学ごとに独自色が非常に強くなります。他の大学・学部よりも傾向に合わせた対策の重要度が高いのです。医学部専門のコースがあり、医学部合格の実績がある予備校を探し、利用しましょう。

なお、医学部予備校は、費用がかさみやすい点に注意が必要です。年間に数百万円近い学費がかかるところもあります。

(6)推薦を狙う場合:高1の初めから(ただし塾でも可)

指定校推薦や公募推薦、学校推薦型選抜、総合型選抜などを志望する高校生は、評定平均が重要になります。評定平均とは、高校1年生~高校3年生1学期までの成績を対象に、全科目の5段階評価された成績合計点(評定)を科目数で除した数値(平均)です。

ポイントは、高1からという点。毎回のテストでしっかりと結果を残すためには、苦手科目をなくし、成績を維持する長期的な取り組みが重要になります。

推薦入試を狙う高校生は、高1から予備校に通い、準備を始めると良いでしょう。評定平均が高レベルで安定していると、推薦でMARCHレベル以上を狙える可能性が高まります。

また、推薦狙いの高校生には、塾も選択肢に入ってきます。学校の定期テスト(=習った内容)で良い成績を出すには、予備校よりも補習塾や個別指導塾が向いているためです。自分の目指す結果が得られるかどうか、複数の予備校と塾から資料を取り寄せ、体験授業も受けてから決めるとよいでしょう。

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「予備校なし」で大学受験準備をするメリットとデメリット

予備校なしでの大学受験はデメリットも多い
予備校なしでの大学受験はデメリットも多い

予備校に通うには費用がかかります。また学校が終わってから通うため時間や通学のための体力も必要です。「予備校に通ったほうがいいのは分かったけれど、できる限り予備校なしで、自力で勉強したい」と考える方もいるかもしれません。ここでは大学受験(一般入試)準備を予備校なしで行うメリットとデメリットについて解説します。

「予備校なし」で大学受験準備をするメリットとデメリット

「予備校なし」で大学受験準備をするメリット

予備校に通う時間がかからないため、部活動や委員会活動、習い事や趣味に多くの時間を使えるでしょう。それらも高校生活の大切な要素です。また近年は大学受験に占める調査書の重要性が増しているため、部活動などに打ち込むことは受験にもメリットになるでしょう。

また何より、予備校に通わないことで費用がかからないことは大きなメリットといえるでしょう。大学進学のための預貯金に回せるかもしれません。

ほかに、予備校に頼らず受験準備をすることで、自学自習の姿勢が身に付き、情報を積極的に集め、計画性をもって生活できるようになる生徒さんもいるようです。

「予備校なし」で大学受験準備をするデメリット

予備校は個別指導塾やオンライン塾と異なり、カリキュラムが非常に詳細に組まれています。そのため志望大学に合格するまでに何をすべきか、どこを補強すればいいのか、模試でどの判定が取れていればいいのかなどがわかります。このメリットは、予備校に通わないと得られません。

また予備校に通わない場合、大学受験の情報を得る手段が減ってしまいます。

そのほかにも、予備校に通うと模試が年間スケジュールに自動的に組み込まれ、とても便利です。予備校に通っていないと模試は自分で申し込むことになります。人気の会場などは申し込み期間になると同時に満席になってしまい、結局受けられないというケースも見られます。

何より、志望大学に合格するための学力や試験を乗り切る実力・技術が身についているのか、予備校や塾に通っていないと指標となるものがないため、わかりづらくなってしまいます。仮に高校のテストで良い成績が取れていても、大学受験のための実力とは全く別物と考えたほうがよいでしょう(学校の定期テスト結果が影響するのは推薦入試)。

予備校探しの前に考えるべき4つのポイント

予備校入会を決める前に、無料体験授業を必ず受けよう
予備校入会を決める前に、無料体験授業を必ず受けよう

予備校に入る前に考えておきたいポイントを4つお伝えします。

(1)予備校に通わず合格できないか、独学も検討する

本当に予備校が必要かどうか、客観的に考える時間を持ちましょう。

予備校通いには、少なからぬ費用がかかります。また、原則的に既定のカリキュラムで学ばなければなりません。自学を重視したい高校生や、苦手科目だけ学びたい高校生には、合っていない可能性も考えられます。

スケジュール面の検討も重要です。部活や習い事と授業が重なれば、どちらかを選ばなければならないでしょう。毎日の通塾にも時間と負担がかかります。 多面的に検討し、周りの人の意見も聞きながら、客観的に予備校通いを検討してみてください。

(2)時期を遅れて予備校に入会する場合は個別との併用も検討する

予備校のカリキュラムは、年間単位で決まっています。1年間の途中から始めた場合、すでに終わっている範囲の授業を受けることはできません。もし、年度途中の入会で「予備校の授業がわかりづらい」と感じたら、個別指導塾などとの併用も検討しましょう。

個別指導塾は、予備校学習のサポートもしてくれます。学習計画も個別に立案するため、学校と予備校、さらに苦手克服まで加えた「自分だけの」計画の立案も可能です。

(3)予備校に通う「だけ」で合格できるわけではないと心得る

当たり前ですが、予備校にただ通っているだけでは実力は身に付きません。毎日の予習復習、問題演習の繰り返し、模試のミスの解き直しなど地道な努力の継続が大学合格のためには必須です。

予備校の多くは、自習室を完備しています。授業の有無にかかわらず自習室を利用し、すべき学習を積極的に進める姿勢が大切になると考えてください。

(4)自分の性格は予備校に合っているか、体験授業などで確認する

予備校では、講師は生徒一人一人に手厚く対応してくれるわけではありません。大人数の生徒に対して「講義」を行うためです。生徒は自分で自分のタスク(課題)を管理しなければなりません。

小規模な塾や個別指導塾では、宿題を出してくれたり、学習の進め方を教えてくれたりと手厚くサポートしてもらえるところも多くあります。もしも性格的に、誰かに導いてもらわなければ勉強ができないのなら、予備校はあまり向いていないかもしれません。

予備校も塾と同じように無料で授業を体験できます。また最近の予備校では塾と同じように、チューターなどが生活指導などを行ってくれるところもあります。通っても勉強に集中できないときどのようなサポートをしてもらえるか、実際に話を聞いて確認することが大切です。

まとめ

この記事では、高校生が現役で大学合格するには、予備校にいつから通うべきかを解説しました。予備校は塾とは異なり、ある程度生徒の自主性に任せるスタンスになっています。そのため、通う場合は「どの大学に通いたいのか」など将来のビジョンをある程度描き、自分ですすんで学ぶ姿勢が大切になってきます。

予備校に通うメリットは多くありますが、もちろんデメリットもあります。また生徒の性格や学力、生活状況、志望大学のレベルによっては、予備校よりも塾のほうが合っていることがあります。予備校と塾、どちらにするかは、実際に無料体験授業や面談などを受けてから決めましょう。

予備校や塾を選ぶなら、「塾探しの窓口」を利用すると便利です。お住まいのエリアにどんな予備校や塾があるか、簡単に探せます。まずは口コミなどを参考に、資料を取り寄せ無料体験を申し込んでみましょう。

大学入試に合格するために、この記事を参考にして最善の選択ができることをお祈りします。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

塾探しの窓口編集部

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