【高校生】冬期講習におすすめの塾10選｜失敗しない選び方を解説

冬休みは、長くて2週間程度。しかし2週間あれば、じっくり腰を据えてやりたい勉強に取り組めます。

限られた期間を効率良く使うには、プロの指導を受けるのが近道です。冬休みに開講される冬期講習で、短期集中で目標を達成しましょう。

今回は高校生の冬期講習におすすめの塾を厳選して10塾紹介します。定期テスト対策から大学受験対策まで、あらゆるニーズに対応できる塾を網羅しました。

失敗しない冬期講習選びの注意点も解説しています。自分に合う冬期講習探しのヒントとしてご活用ください。

(1) 苦手科目・分野の集中特訓

2週間という期間は、苦手科目や分野の集中特訓に最適です。苦手な内容も「冬休みの間だけ」と思えば頑張れますし、短期間で成果が見えてモチベーションアップにもつながります。

冬休み中に苦手科目の足掛かりがつかめれば、冬休み明けから自分の力で学習していける可能性も高まります。

特訓したい科目・分野を絞って、冬期講習での成果を目指しましょう。

(2) 自分に合った勉強法の習得

高校生の勉強は「正しいやり方」で取り組んで、初めて成果がでます。「偏差値が伸びない」「模試の志望校判定がEから変わらない」といった悩みの原因は、勉強法にあるかもしれません。

冬期講習を利用し、自分に合った正しい勉強法のアドバイスを受けてみませんか。プロが教える勉強法はまさに「目から鱗」、これまで遠回りしてきた道を一気に回収できる可能性があります。

(3) 学校の定期テスト対策

冬休み明けに待ち構える3学期の定期テスト対策にも、冬期講習が活用できます。2週間という期間も、テスト対策に最適です。

これまでのテストの見直しや、苦手な出題形式に絞った特訓など、短期間で効果があらわれやすい対策に取り組みましょう。指定校推薦・総合型選抜で大学進学を希望する高校生にも、冬期講習を利用したテスト対策がおすすめです。

(4) 大学受験に向けた足場固め

冬期講習は大学受験に向けて具体的な学習スケジュールを立て、足場を固めるためにも利用できます。大学受験対策は共通テストが行われる1月を起点にすると立てやすく、冬期講習は「本格的な大学受験対策の開始」にピッタリです。

冬期講習でプロのアドバイスを受けながら、志望大学に合格できる計画を入念に考える期間としましょう。

高校生の冬期講習におすすめの塾10選

全国の塾を知り尽くす「塾探しの窓口」が厳選した、高校生の冬期講習におすすめの塾・予備校を10選紹介します。

塾ごとの特徴を比較し、目標達成に近づける塾を選ぶヒントにしてください。

(1) 個別教室のトライ

個別教室のトライは、担任制のマンツーマン指導が受けられます。高校生の学習指導に長けた講師が、つきっきりで授業します。

トライの特徴は、成果につながる学習法が確立されている点です。全国120万人を超える指導実績から編み出された「トライ式学習法」や、AI技術を利用した「AI学力診断」は、その代表例でしょう。

定期テスト対策から大学受験対策まで、あなたが必要とする学習内容に即した指導を受けられます。すべての校舎に自習室を完備し、授業以外の自習も歓迎しています。

また、お近くにトライの校舎がない場合はオンライン指導にも対応しています。月々1万円台の授業料で、完全マンツーマンで「わかる」まで指導を受けられます。オンラインなら移動の必要がなく、自分のスケジュールに合わせて好きな時間に受講することができます。

(2) ナビ個別指導学院

「定期テスト対策を徹底したい」「受験に向けて基礎を固めたい」という高校生には、ナビ個別指導学院がおすすめです。学年別に必要な学習内容をピンポイントで切り取ったカリキュラムと、教え上手な講師のおかげで着実に実力が伸びていきます。

ナビ個別指導学院の冬期講習は、予定に合わせて「必要な授業を・必要なだけ」申し込めます。部活やイベントが忙しい、他の塾と掛け持ちしているといった高校生でも効率良く利用できるでしょう。

(3) 個別指導スクールIE

個別指導スクールIEは、「何から始めればいいかわからない」と悩む高校生におすすめです。独自開発の学力診断テストPCS（成績アップシステム）が学力の現状を詳細に分析し、指導のプロである教室長や講師が最適な学習計画を導きます。

「必要なところだけを集中的に特訓したい」といった短期集中プログラムも、スクールIEの腕が光る分野です。定期テストから大学入学共通テスト対策、さらに小論文対策や内部進学対策に向けた冬期講習など、豊富なメニューを開設しています。

(4) トウコベ【東大生によるオンライン個別指導】

トウコベはオンラインと個別の“いいところ取り”ができる塾です。指導スタイルはマンツーマンで、自分に合った学習計画と勉強法で進めます。またオンライン形式のため、いつでもどこでも授業が受けられる柔軟性も魅力です。

指導を担当するのは、基本的に現役の東大生です。高校の勉強、さらに大学受験を勝ち抜いて最高峰への合格を手にした体験に基づく、説得力のある指導を受けられます。

自主学習中にわからない点がでたら、担当講師に24時間いつでもLINEで質問できるサービスも好評です。

(5) 難関大受験専門塾 現論会

難関大受験専門塾 現論会は、スタサプ（スタディサプリ）で活躍する講師と現役の東大生による、コーチング主体の大学受験対策塾です。全科目の学習計画から1日単位の勉強内容まで立案してもらえ、何を勉強すればいいかと迷う時間が無くなります。

「正しいやり方でやってこそ、結果が出る」とのモットーから、計画はやり切るまで丁寧に指導します。小テストに理解度チェックテスト、実力テストと多彩な実力測定により、実力をいつでも客観的に把握できる点もメリットです。

東大・京大をはじめとする旧帝大、また医学部医学科を志す高校生は、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうか。

(6) 中高一貫校専門 個別指導塾WAYS【大学受験対策】

中高一貫校専門 個別指導塾WAYSは、中高一貫校生が抱えやすい悩みにフォーカスした塾です。「中だるみにより成績推移に悩む」「大学受験に向けて一貫校生のアドバンテージを活かしきれていない」といった生徒に向いています。

冬期講習は、一貫校生向けの特別プログラムで開講されます。基礎を改めて確認し、演習力を伸ばす学習法を伝授。冬休み明けに見違える自分になれることを、約束します。

内部進学予定の一貫校生には、内部進学対策としての冬期講習が用意されます。「今のうちにやっておいたほうが良いことを教えてほしい」といった悩みも、気軽に相談してみてください。

(7) 東進ハイスクール・東進衛星予備校

予備校講師の高品質な授業を映像で提供するもう1つの塾が東進ハイスクール・東進衛星予備校です。 ハイスクールと衛生予備校の名称の違いは、校舎運営者の違いです。提供される授業内容やサービスに違いはありません。

映像授業形式のため、受講する時間は自分で決められます。部活やイベントがある高校生もスケジュールの都合がつけやすいでしょう。

冬休み中に英単語や計算力を伸ばしたい高校生は「高速マスター基礎力養成講座」をお試しください。冬休みの2週間だけでも、驚くほどの効果を実感できるはずです。

(8) 河合塾

河合塾は名だたる大学に多数の合格者を輩出する、有数の予備校の一つです。冬期講習も大学受験に照準を合わせ、いま必要な学習を重点的に理解できるかリキュラムが組まれています。

初めて河合塾の授業を受ける高1・２生には「ダイジェスト講座」がおすすめです。1講座500円で、重要単元を短期間で復習できます。

志望校が決まっているなら、大学の傾向に合わせた学習をスタートしましょう。「大学別対策講座（高2生）」は、旧帝大や早慶などの難関大を志望する高校生に向けて、実戦的な対策メニューを提供します。

(9) 駿台予備学校

駿台予備学校（駿台）は、難関大を目指す高校生におすすめの予備校です。冬期講習は学年別・科目別・目標別に豊富な講座が用意され、自分に必要な講座を組み合わせてスケジュールを組みます。

講座は基本から発展レベルまで多彩ですが、どれを受ければよいか迷ったら「冬期講習 無料体験授業（トライアル・レクチャー）」を受けてみましょう。授業のガイダンスを聞いた上で実際の授業を受けられ、イメージしやすくなります。

理科や地歴公民、小論文、総合型選抜対策用の講座も開講しています。

(10) 河合塾マナビス

河合塾マナビスは、河合塾講師の授業を映像で提供している塾です。授業を視聴した後は各校舎に配属するアドバイザーが理解度をチェックし、授業内容の定着を図ります。

冬期講習中は、学年別・目的別に編成された無料講座を開講します。最大3講座まで無料で受講でき、河合塾マナビスのお試しにもぴったりです。

1講座には4～5回の授業が含まれます。3講座申し込めば15回程度の授業が受けられる計算です。無料にもかかわらず、しっかり学習できる点もマナビスのメリットです。

(1) カリキュラム：冬期講習を受ける目的に合っているか

まず、冬期講習のカリキュラムをチェックします。科目や授業内容、難易度、日数、授業形態を比較しましょう。

このとき忘れてはいけないのが、自分が冬期講習を受ける目的です。どんなに良い冬期講習も、あなたの目的に合致しなければ成果につながりません。

定期テスト対策か、受験対策か、苦手克服か…冬休み中に対策したい内容や伸ばしたい力、目標を達成できると期待が持てる塾を選びましょう。

(2) 学習環境：自習室はあるか、質問は自由にできるか

校舎の学習環境も大切です。通う予定の校舎に見学に行き、環境をチェックしましょう。

学習環境で見ておきたい点は、次の4つです。

・自習室の有無と利用可能時間
・冬期講習中の質問対応の有無
・校舎全体の雰囲気（私語がなく、自律できている様子か）
・通っている生徒の雰囲気（自分に良い刺激となりそうか）

一人で見学に行くのが不安なら、冬期講習を探している友達を誘ってみましょう。二人以上で行けば、複数の視点から環境をチェックでき、比較の精度が高まります。

(3) 費用：冬期講習費用と、継続通塾した場合の費用は適正か

費用も忘れてはいけないポイントです。保護者の方が、もっとも気にするポイントでもあります。

冬期講習にかかる費用と、冬休み明けに継続して通った場合の費用を調べておきましょう。

冬期講習の費用は、受けたい授業を組み込んだ見積もりを出してもらってください。教材費や管理費など、授業料以外にかかる費用も記入してもらいます。

冬期講習終了後に続けて通う生徒に向けて、優待キャンペーンを用意する塾もあります。キャンペーン内容もチェックし、お得な塾を見つけてください。

(4) 立地：学校・自宅から通いやすい立地か

立地は、学校と自宅それぞれからのアクセスを確認します。できれば、どちらからも通いやすい立地にある塾を選びましょう。

冬の寒い日に、毎日塾まで通うのは、いまあなたが思っている以上に大変かもしれません。自分の負担を軽くできるよう、立地も忘れずに見ておきましょう。

通いやすい場所に良い塾がない場合は、トウコベをはじめとするオンライン塾の利用もおすすめです。オンライン塾なら自宅にいながら都合の良い時間に受講でき、通塾時間も節約できます。

(5) その他

高校生の冬期講習選びは、ほかにも以下の点を比較してみてください。

その塾に通う友達の有無

友達が通っていれば、お得な紹介制度を適用してもらえる可能性があります。また初めての塾での心細さも解消してくれるでしょう。ただしおしゃべりしてしまう不安がある人は、あえて友達がいない塾を選ぶ方法もあります。

合格実績

志望大学への合格実績が多い塾は、その大学に生徒を合格させるノウハウがあることを意味します。志望大学が決まっている場合は、合格実績をチェックします。

受験対策・テスト対策の具体的な内容

受験対策やテスト対策のために利用する場合、具体的な指導内容を聞いてみましょう。「それなら確かに成果がでそう」とワクワクした期待感を持てる塾なら、安心して任せられます。

まとめ

高校生の冬期講習は、短期集中で苦手特訓や大学受験への足掛かり、勉強法の見直しなどに最適です。2週間という限られた時間を有効に使うためにも、塾や予備校の効率的なカリキュラムを利用しましょう。

冬期講習を受ける塾は、事前に見学・体験授業をおすすめします。冬期講習を申し込んでから「何か違う」と後悔する展開を防ぐためです。疑問に感じることは遠慮なく聞き、納得した上で冬期講習を選んでください。

近くにある評判の良い塾を探すなら「塾探しの窓口」も利用してみてください。学年と居住するエリアを入れるだけで、実際に通った人の口コミ評価が高い塾を、簡単に探せます。

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