【現役・浪人生向け】費用が安いおすすめ大学受験予備校・塾7選!

更新日 2025.03.06
【現役・浪人生向け】費用が安いおすすめ大学受験予備校・塾7選!

「大学受験対策で予備校や塾に通いたいけれど、お金がかかりそう…」「できるだけ安い予備校や塾に通いたい」「費用を抑えて成績を上げ、志望大学に合格したい」

とお考えの現役高校生、浪人生、保護者の方も多いのではないでしょうか。

大学受験には高校受験までよりも多くのお金がかかるのが一般的です。しかし、高い指導力や実績を上げつつ料金が相場より安い予備校や塾もあります。今回は大学受験対策のできる予備校・塾の費用相場と、相場よりも安くて質も高いおすすめの予備校・塾を解説します。

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目次

大学受験にかかる費用の総額は、どれくらいか

大学受験費用は、予備校・塾代と受験費用に分かれる
大学受験費用は、予備校・塾代と受験費用に分かれる

安い塾を探す前に、そもそも大学受験にはどの程度の費用がかかるのか、相場を知っておくことは大切です。

大学受験費用は、予備校や塾に支払う授業料と、受験そのものにかかる費用とに分かれます。それぞれの相場を、解説します。

(1)予備校・塾にかかる費用目安

大学受験に向けて予備校や塾を利用すると、おおむね以下の費用がかかります。

区分入学金授業料
現役生2万円~3万円30万~80万円
浪人生7万円~10万円70万円~120万円

一般的に、どの予備校・塾を利用しても、現役生より浪人生の方が費用がかさむ傾向があります。

上記費用は、あくまで目安です。季節講習の受け方や諸経費、また受講形態・コース・受講科目数などによって、大きく変動します。ただ、大学受験に向けた予備校・塾の利用には、数十万円から、場合によっては100万円を超える額が必要になる点は、押さえておいてください。

次の章で、予備校の授業料について詳しく解説します。続きをご覧ください。

(2) 受験にかかる費用目安

予備校・塾の費用にばかり目がいきがちですが、大学受験では、受験にも数十万円程度の費用がかかります。

まず、受験料は以下の通り必要です。

項目受験料備考
大学入学共通テスト1万8,000円 ※3教科以上
国公立大学 2次試験1万7,000円最大3校受験可能
私立大学 個別試験3万円~3万5,000円受験校数・方式分必要
受験料割引のある大学が多い

大学入学共通テストと国公立大学前期試験、私立大学を3校受けると、その時点で12万円以上必要です。さらに、遠方の大学を受験する際は交通費や宿泊費もかかります。

併願大学の合格を確保するには、入学金や授業料の一部支払いも必要となります。受験するだけで数十万円は、決して大げさな話ではないのです。

大手予備校の費用を見てみよう

予備校や塾にかかる費用は、授業料以外にもさまざまある
予備校や塾にかかる費用は、授業料以外にもさまざまある

予備校や塾を利用すると、具体的にどの程度の費用がかかるのでしょうか。どの予備校・塾も共通してかかる費用項目をチェックした上で、大手予備校から駿台予備校と河合塾をピックアップして、具体的な金額を見てみましょう。

(1) 【予備校・塾共通】必要な費用項目

どの予備校・塾を利用しても、共通してかかる費用項目は以下の通りです。

項目相場
入学金・入会金現役生:2万円~3万円
浪人生:7万円~10万円
授業料現役生:30万~80万円
浪人生:70万円~120万円
季節講習費20万円~
模試受験料6,000円~8,000円/回
システム使用料、諸費用予備校・塾による

授業料

授業料は、予備校・塾のカリキュラムの組み方によって変動します。規定カリキュラムで全教科受講が前提となる予備校は、数十万円~100万円ほど必要ですが、必要な教科を選んで受講できる個別指導塾なら、費用はぐっと抑えられます。

必要な指導内容やサポートと照らし合わせ、最適な形態を選びましょう。次の章では、コスパに優れた予備校・塾も紹介しています。あわせてご覧ください。

季節講習費

夏・冬・春の長期休みに合わせて、通常授業とは別に組まれる特別メニューです。基本的に受講は必須となります。

志望大学別のコースなど、規定の内容を受講するパターンと、一人ひとりにあわせた個別メニューが組まれるパターンとがあります。講習料金は授業の回数やレベル等によって、変動します。

模試受験料

模試を主催する大手予備校(駿台、河合塾など)は、年間の授業料にあらかじめ模試受験料を含む場合が多めです。ただし、大学別模試など、特殊な模試は別途費用がかかる可能性があります。

大手以外の予備校や個別指導塾は、模試の受験料が授業料とは別に必要です。また、遠方まで移動する必要がある地域にお住まいの方は、交通費も計上しておきましょう。

その他費用

その他費用には、以下のような項目が含まれます。予備校・塾によって要不要や金額が異なるため、事前にチェックしておきましょう。

・教材費
・システム利用料
・冷暖房費
・アドバイザー料
・管理料 など

(2) 駿台予備校の費用

相場を知るために大手予備校の例を見てみましょう。駿台予備校の費用目安は、以下の通りです。

 現役生浪人生
入塾金3万3,000円10万円
授業料講座により変動
高3難関・英語/首都圏 14万円 など
92万円~135万円
4月入学の場合の最大金額 校舎・コースにより変動
季節講習費別途別途

※ 入塾金は、減免規定があります

(3) 河合塾の費用

もう1つの大手予備校、河合塾の費用は以下の通りです。

 現役生浪人生
入塾金3万3,000円10万円
授業料講座により変動
1講座6万円~10万円程度
コース・地域・選択講座により変動
その他費用塾生サポート料 高1・2生:4,540円/月 高3生:7,140円/月端末機器代
添削料
追加講座費用 など
季節講習費別途別途

※ 現役生は「グリーンコース」の料金
※ 入塾金は、各種減免規定があります

塾探しは無料体験で比較してから選ぶ、が正解

相場より安い大学受験予備校・塾7選を比較

安くて質の高い大学受験予備校・塾を見つけよう
安くて質の高い大学受験予備校・塾を見つけよう

大学受験対策ができる予備校・塾の相場がわかったところで、ここからは「相場よりも安い(※当サイト調べ)」予備校や塾を紹介します。

あくまでも目安なので、実際にかかる費用は生徒の学力や状況、講座やコースの選び方で異なります。直接各予備校・塾に問い合わせ、無料体験を受けて確認することをおすすめします(「塾探しの窓口」経由で申し込むと入塾金が割り引かれるところもあります)。

トライのオンライン個別指導塾

【トライのオンライン個別指導塾】全国No1のマンツーマン指導を、好きな場所から

1カ月あたりの料金:19,360円(1コマ60分×月4回/税込)~

在籍する講師の数は、全国に33万人!プロ家庭教師から憧れの大学の先輩まで、希望にぴったりの講師が見つかる塾が、トライのオンライン個別指導塾です。名前の通り、指導はオンラインで行います。自宅で、自分の都合の良い時間に受講できるため、自分のペースを大切にしたい受験生に向いています。

トライのオンライン個別指導塾で指導に当たる講師は、オンライン指導スキルを習得しています。対面指導とは勝手が異なるオンラインでも成果が出るのは、そのためです。リアルタイム・対話型で進む授業は、まるで講師が隣にいるよう!ストレスなく学習できます。

講師が合わないと感じたら、何度でも交代可能です。また、年会費や更新費等はかかりません。

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個別指導WAM

地域密着のWAMだから学校のテスト対策はお任せください!

1カ月あたりの料金:9,200円~

個別指導WAMは25年の実績がある個別指導塾です。教室のある地域の学校ごとに進度やカリキュラムを提案してくれるため、地域密着型の個別指導塾として定評があります。

大学受験対策のできる個別指導塾の中でも、WAMは月額9,200円~という金額で提供しています。個別指導のためカリキュラムは生徒一人一人に合わせたオリジナルを作成。志望大学や現在の学力に合わせ、オーダーメイドでカリキュラムを組んでくれます。そのため、料金はカリキュラムにより異なります(詳しくはお問合せください)。

またAIを使った学力分析も行い、指導講師が弱点克服のための方針を提案。大学受験に必要な幅広く専門的な学力を身につけられるよう、質の高い講師陣が基礎から応用まで対応します。 また、WAMではオンライン指導サービスも完備しています。オンライン指導に不安のあるご家庭のために、指導開始後、最初の4コマ分でキャンセルする場合は返金が受けられる制度もご用意しています(オンライン指導が理由の場合・最初に返金保証申し込みをしている場合のみ)。

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代々木個別指導学院

代々木個別指導学院は、「認める」「ほめる」「励ます」指導で、やる気と自信を育み、自分で考える力、やりとげる力を培います

1カ月あたりの料金:1科目14,900円〜

代々木個別指導学院は、生徒の自主性を伸ばす指導をモットーとする個別指導塾です。指導経験豊富な講師と生徒に即した学習カリキュラムにより、一人ひとりの個性と才能を引き出し、大きく伸ばします。

高校のテスト対策や内申点対策から、総合型選抜・一般入試まで、どのような受験方式も対応可能。私国立中・中高一貫校にも完全対応、系列大学への内部進学対策もOKです。目標と自分のペースを考慮した的確な学習計画が、勉強に対するモチベーションを上げ、やる気を引き出してくれます。

代々木個別指導学院の月謝は、高校生1科目14,900円~と良心的です。さらに入会申し込みから15日間は、納入した費用の全額返金を保証する制度もあります。法律が定めるクーリングオフ期間(8日間)を上回る日数の返金保証は、自信のあらわれとも言えます。

「自分で頑張る力を伸ばしたい」「実戦で生きる本当の実力を身に付けたい」と願う現役生・浪人生は、ぜひ一度代々木個別指導学院に相談してみてはいかがでしょうか。

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東進ハイスクール・東進衛星予備校

東進ってどんな予備校?日本一の現役合格実績には、理由がある。

※公式LPより画像を引用

1カ月あたりの料金:受講講座によって異なる

東進ハイスクール・東進衛星予備校は、映像授業型の大学受験予備校です。現代文の林修先生、英語の安河内哲也先生など、メディアや大学受験参考書の執筆で著名な講師が、わかりやすく、やる気が出る授業を展開します。

授業は、大学合格までのギャップを埋めるよう、担任と相談しながら選択します。講座ごとに単価が異なるため、毎月定額の「月謝」はありません。自分に必要な講座を、必要なだけ受講できるため、費用にも時間にも無駄が生まれないシステムです。

ビッグデータから開発された演習講座や、復習や暗記のスピードを上げる「高速マスター」など、独自の学習メソッドで、毎年多くの受験生を難関大に送り出す実績にも注目!

長期休みには、東進の指導を体験できる特別招待講座も開講します。まずは映像授業を使った、効率の良い受験勉強を体験してみてはいかがでしょうか。

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トウコベ【東大生によるオンライン個別指導】

トウコベ(東大生によるオンライン個別指導)の特徴

1カ月あたりの料金:9,900円(税込)~

東大志望でも他大学志望でも、「東大生がしてきた受験勉強」に興味がある受験生は多いのではないでしょうか。「受験勉強のノートを見てみたい」「東大合格に役立った勉強法が知りたい」…、そんな希望が叶うサービスが、トウコベです。

トウコベは、現役東大生が学習指導を担当します。ただ勉強を教えるだけでなく、一人ひとりに最適な学習計画の立案や進捗管理、質問対応、勉強法の相談など、なんでもOK!担当する東大生講師に、24時間いつでもLINEで質問できるサービスまであります。

オンライン指導のため、いつでも・どこでも授業が可能なのも、忙しい受験生には嬉しいポイント。質の高さと利便性を兼ね備えつつ、料金は1カ月あたり9,900円からと破格です。入会後30日間の全額返金保証制度もあるため、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。

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難関大受験専門塾 現論会

難関大受験専門塾 現論会の特徴

1カ月あたりの料金:49,500円~(完全定額制)
※ 高1・2生
※ 高3・既卒生は60,500円~

難関大受験専門塾 現論会は、東大・京大・医学部・早慶・MARCHなどの難関大学合格者である凄腕のコーチを擁する大学受験専門塾です。

レベルの高い「コーチ」は、勉強を教えるだけではありません。合格までの道のりを視覚化し計画を立て、必要な演習量を過不足なく盛り込み、それを実行するためにコーチが伴走します。

生徒個人に合わせた完全オーダーメイド年間計画を作成、それをさらに一週間単位に落とし込んだ週間計画にし、週単位で「何を、いつまでにすべきか」がわかるようになっています。これにより、長期・短期のタスクを把握し実行しやすくなるのです。

さらに、校舎とオンライン講座の併用に加え、スタディサプリが無料で使えます。超一流講師陣の講座がいつでもどこでも視聴できます。

一カ月の受講料は高く見えるかもしれませんが、季節講習費やコーチング代金も含まれる完全定額制なので、追加料金がかからず、トータル費用が抑えられます。

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ナビ個別指導学院

ナビ個別指導学院の特徴

1カ月あたりの料金:17,700円(週1回)~52,900円(週3回)

ナビ個別指導学院は講師1人に生徒2人の個別指導塾です。講師は生徒の伸びたところをたくさん褒めて伸ばす指導を行ってやる気を引き出します。1対2だから一人の生徒が説明を受けている間にもう一人の生徒は演習を行うという繰り返しで理解と定着を図ります。

成績保証制度や、自学自習に最適な自習スペースも完備。また「予習型授業」により、学校の進度を先取りして学ぶことで余裕をもって授業に臨み、テスト対策ができる仕組みです。料金は週に通う回数により異なります。冬期講習などは1コマあたり3,600円〜とお得になっています。

ナビ個別指導学院では、これまでの実績と指導力に大きな自信をもっています。そのため最大4回の授業を無料体験できます。特に個別指導塾の最大のポイントである「担当する先生との相性」を見るために、無料体験用の授業ではなく塾生と同じ内容で行います。

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できるだけ安い予備校・塾の見つけ方2つのポイント

ポイントを押さえて探すとお得に通える予備校・塾が見つかる
ポイントを押さえて探すとお得に通える予備校・塾が見つかる

「料金は押さえたい、しかし指導内容や質はお子さんに合っていてほしい」、そんな希望を叶える予備校・塾は、これから解説する2つのポイントを押さえて探すと、見つかるかもしれません。

(1) 必要な教科や指導内容を精査する

予備校や塾を探す前に、徹底的にお子さん自身を棚卸しします。自己分析といっても良いでしょう。課題の教科や単元、悩みの原因、サポートが必要な要素を、しっかり洗い出しましょう。

特定の教科のみ教えて欲しいなら、予備校ではなく個別指導塾で対応できる可能性があります。また、インプットよりアウトプットを重視したい場合は、授業をせずに進捗管理と質問対応を徹底する塾を選ぶと良いでしょう。

必要なサポートのみに絞り込んで申し込むと、受講費用をかなり抑えられる可能性があります。

ただし、分析が正しくないと、選ぶべき予備校・塾に出会えず、成果を遠ざけてしまいます。複数の予備校や塾の体験授業・面談を受け、客観的な視点からの講評を得ると、分析結果の精度を高められるでしょう。

(2) オンライン塾も検討候補に入れる

近年、オンライン塾が台頭しています。受験生の細かなニーズに対応できる、多様なサービスも続々と登場。対面指導では受けられない、個性的なサポートを受けられるサービスも目立ちます。

オンライン塾は、校舎を持ちません。校舎の維持管理にかかるコストを削減できるため、費用が対面の塾より抑えられています。一方で、「東大生講師が24時間質問に対応」「宿題まで徹底的に進捗管理」など、緻密なサポートを受けられるところもあります。

安く、質の高い指導を受けたい場合は、オンライン塾も検討の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

費用が安い予備校・塾を探すときの10の注意点

予備校や塾を費用だけ見て選ぶと失敗することもある
予備校や塾を費用だけ見て選ぶと失敗することもある

費用が安いおすすめの予備校・塾を上でご紹介しましたが、ほかにもさまざまな「安い」予備校・塾があります。本当に良心的なところもありますが、中には講師の質が低かったり、環境が勉強するのに向いていなかったりするところもあります。

同じようなサービス内容ならば安いところを選んでしまいがちですが、費用だけで選ぶと後悔することになるかもしれません。ここでは費用が安い予備校や塾を探すときの注意点を解説します。

(1)指導のタイプは集団・個別・オンライン(映像)、どれが自分に合っているか

お子様ごとに、合う指導タイプは異なります。大学受験を目指す高校3年生や浪人生が、一律に大手予備校の集団指導が合うわけではありません。

弱点を徹底的に克服するなら、個別指導のスタイルが向いていることもあります。集団指導で年間カリキュラムもきちんと決まっている、学校に通っているようなスタイルのほうが生活リズムが整うという生徒もいます。

安さだけではなく、通い続けるために、性格に合う指導スタイルを決めることが大切です。自分にどの指導スタイルが合っているかわからない場合は、無料体験授業を複数受けてみて、「ここなら続けられる」という予備校・塾を見つけてください。

(2)「内申点アップ」or「受験の実力アップ」?目的・目標にあっているか

予備校や塾に通う「目的」を明確にしましょう。現役高校生ならば、内申点を確実に積み重ねることで推薦入試が狙えます。その場合は定期テスト対策ができる予備校・塾を選ぶ必要があります。大手予備校の場合は学校の進度に合わせた授業は行っておらず先取りになるため、定期テスト対策は塾のほうがきめ細かく行ってくれることが多いようです。

難関大学受験を目指すならば、情報力にすぐれた大手予備校のほうが有利かもしれません。特に最難関国立・私立大学を目指す場合、同じぐらいの学力のライバルたちと競い合うことで、より実力が高まります。また自分の立ち位置も見えやすいでしょう。

目的と目標に合った予備校・塾を選んでくださいね。

(3)志望大学に合ったコースがあるか、合格実績があるか

当然ですが、自分の目指す大学に適したコースやクラス、カリキュラムがあるかどうかは重要です。また、その大学の合格実績を過去に出しているか、合格実績のある講師が在籍しているかも確認しておきましょう。

(4)通いやすいか、続けやすいか

継続しなければどんな良い予備校・塾に入っても意味がありません。家や学校から近く通いやすいかどうか、オンライン指導塾ならば継続できる仕掛けがあるか、などを確認しましょう。

例えばオンライン指導塾の中には、毎週コーチングが受けられるところや、授業は必ずリアルタイムで行われるところがあります。映像が配信されてくるだけだと飽きてしまいますし、一方通行になってしまいますが、講師に質問や相談ができるシステムがあれば双方向のコミュニケーションができるため、続けやすくなります。

(5)欠席の際のフォロー体制があるか(振替やオンライン受講が可能か)

授業を体調不良や外せない用事で欠席した場合、後から振り替え授業が受けられるか、あるいはオンライン受講が可能かなど、代替方法があるかどうかを確認しておきましょう。

(6)自習室の環境はよいか、質問ができるか

予備校・塾の自習室は勉強するのに最適な環境です。しかし、中には小学生から浪人生まで同じ自習室を使うところもあります。監督者がいればいいのですが、おしゃべりする学生が放置されていると勉強どころではありませんよね。自習室の環境や、質問ができるかどうかは必ず確認してください。

(7)サポート・相談体制があるか

大学受験までの1年間で、悩みや問題が起きるかもしれません。特に勉強に関する悩みについて、予備校や塾では相談にのってくれたり、メンタル的な問題には専門家を紹介してくれたりというサポート体制を整えてくれているところも多くあります。このような体制があるところは、大学受験が終わるまで親身になって対応してくれるでしょう。

(8)評判や口コミは良いか

ネットの口コミは全面的に信頼できるものではありませんが、やはり評価が良いのには理由があると考えられます。

信頼性の低い口コミもあるため、良いと思った予備校や塾があれば直接赴き、体験授業を受けましょう。その際、料金や、これまでお伝えした注意点についても尋ねてみてください。

(9)費用は年間で「合計」いくらになるか

多くの予備校・塾では、年間どのくらいのお金が必要かを資料で提示してくれます。しかし、中には追加でかかる費用を曖昧にしているところもあるようです。最初の資料請求と面談の際、必ず費用は合計でいくらかかるかを確かめましょう。

また、個別指導塾では追加で受講するごとに費用が増えます。成績がなかなか上がらないと、焦って追加で講座を増やしたり、別の塾に並行して通ったり、自分で市販の問題集を買ってしまったりしてしまうことも。すると、最終的に割高になってしまうケースもあります。その塾のテキストや指導だけで十分かどうかも、最初に確認しましょう。

(10)通う生徒本人の意欲はあるか

よくあるケースで、親が「安いから」と勝手に決めてしまい、生徒本人は別の塾に通いたかったため勉強するモチベーションが上がらず受験に失敗した…というものがあります。

大学受験をするのはお子さんです。実際に予備校や塾に通うのもお子さん自身です。保護者の方は、安さだけで塾を決めるのではなく、お子さんとよく話し合って決めるようにしてください。

まとめ

この記事では、大学受験を目指す高校生と浪人生向けに、相場よりも安い予備校・塾のうちおすすめの7サービスを紹介しました。また、一般的な大学受験予備校の相場、安い予備校や塾を選ぶ際の注意点についても解説しました。

大手予備校の費用はかなり高く、年間で100万円前後になります。しかし個別指導塾やオンライン指導塾などで、大学受験対策のできる相場より安いところもあります。少しでも予算を抑えて堅実に大学受験をしたい人は、ぜひ問い合わせてみてください。

大学受験対策をできるだけ安い費用でできる予備校・塾探しには、「塾探しの窓口」が便利です。地域ごとに調べられるので通いやすい予備校や塾がすぐ見つけ出せます。また目的に合わせた予備校・塾を探すのも便利です。口コミも掲載されているので、お子さんの性格や学力に合っているかを確認してみてください。

「塾探しの窓口」で、志望大学合格に近づける予備校や塾を見つけてくださいね。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

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学習塾の口コミ比較サイト「塾探しの窓口」が運営。初めて塾を探されている保護者に向けて、塾を探す上での基礎知識や塾選びを成功に導くためのポイント等を、わかりやすくお届けします。

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