総合型選抜対策におすすめの塾7選!失敗しない選び方のコツ

更新日 2024.03.24
総合型選抜対策におすすめの塾7選!失敗しない選び方のコツ

「学力がいらない入試」と揶揄されることもあったAO入試が総合型選抜に置き換わり、総合型選抜は年々難しさを増しています。大学を志望する十分な動機とアドミッションポリシーの深い理解、将来の目標、さらに基礎学力も求められる、文字通り総合的な入試方式だからです。

人気が高まりつつある総合型選抜で合格を果たすには、大学の傾向に合わせた入念な対策が欠かせません。自分ひとりの力ではなく、ノウハウを持つ塾の力を借りて合格を目指すのが得策です。

総合型選抜対策におすすめの塾と、塾選びのポイントを解説します。

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総合型選抜入試対策に塾は必要か

自分自身を高く評価してもらうためには戦略的な準備が必要
自分自身を高く評価してもらうためには戦略的な準備が必要

総合型選抜はアドミッションポリシー(大学が求める人物像)に合致する受験生を選抜する、受験生と大学のマッチング型入試です。学力や経験、意欲、スキルなどを公平に評価するため、書類選考や小論文、面接などさまざまな選考手法が採用されています。

さて、塾がなくても総合型選抜は受験可能です。しかし誰の助けもなく、自分自身を十分にアピールする準備はできるでしょうか。ライバルは塾で戦略的な準備をしているかもしれない中で、さらに一般入試の対策も同時進行しなければならない中で、です。

総合型選抜では志願理由書や小論文といった、添削指導が必要となる項目もあります。大学ごとの傾向や合格するポイントを知り尽くしている塾の力を借り、効率的な対策をして合格を手に入れましょう。

総合型選抜を志望する際の注意点

総合型選抜特有の条件を理解し、納得の出願にしよう
総合型選抜特有の条件を理解し、納得の出願にしよう

総合型選抜には、総合型選抜固有の条件がさまざまあります。「合格したら辞退できない」など、総合型選抜の条件を押さえておかないと後悔することになりかねません。

総合型選抜に出願する前に知っておきたい条件を、4つ見てみましょう。

総合型選抜を志望する際の注意点

(1) 出願条件を満たしているか

一般入試は、高校卒業程度の学力があるとみなされれば基本的に誰でも出願できます。しかし総合型選抜は大学ごとに出願条件が細かく決まっており、条件を満たせないケースも少なくありません。

総合型選抜に多い出願条件には、以下があります。

<総合型選抜の出願条件例>
・現役/既卒の指定
調査書の評定が一定以上
・英検など指定の検定が一定スコア以上
・部活やコンクールの実績
・オープンキャンパスへの参加 など

志望する大学の出願条件を細かくチェックしておきましょう。最新年度の募集要項が公表されていなければ、過年度の要項が参考になります。

(2) 選抜方法はどのような項目か

総合型選抜の選抜方法も、大学ごとにさまざまです。よく見られる選抜方法の組み合わせ例をまとめました。

<総合型選抜の選考方法組み合わせ例>
・書類審査+面接
・書類審査+面接+小論文
・書類審査+面接+学力試験
・書類審査+面接+小論文+学力試験
・書類審査+面接+体験授業(セミナー)

書類審査とは調査書や志望理由書による選抜です。書類審査と面接はどの総合型選抜でも必須で、そこに小論文や学力検査が加わるかどうかが異なります。

大学が主催する体験授業(セミナー)に参加し、そのレポート提出を義務付ける場合もあります。

(3) 合格したら入学する覚悟があるか

総合型選抜の多くは「合格後は入学確約」が条件となります。大学は時間をかけてアドミッションポリシーに合致する受験生を選抜しているわけですから、合格したらぜひ入学し活躍してほしいと思っています。

総合型選抜に出願する場合、合格したら進学を約束できるかを十分考えましょう。「心変わりしそうだ」「別の大学も気になる」などの場合は、総合型選抜ではなく一般入試で受験したほうが良いです。

総合型選抜は志望大学が絞りきれない時期に出願期間を迎えます。「とりあえず出願して結果を見てから考える」ことができない点に注意しましょう。

(4) 合格から入学までの過ごし方も考えておこう

総合型選抜は秋には入試結果が判明します。合格した場合は、周りがこれから受験勉強に本腰を入れようかというタイミングでいち早く“大学生”になれるわけです。

受験勉強とプレッシャーから解放された4月までの数か月は、自分の教養や経験を高めるのにぴったりです。高校生活も謳歌しつつ、大学生としてやってみたいことにも挑戦しましょう。

合格から春までの過ごし方によって、大学入学時点での学力や経験値に差が生まれます。大学でも周りより先んじるために、自分なりの過ごし方を工夫してください。

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総合型選抜対策におすすめの塾7選

塾の特徴や得意な指導を踏まえ、自分に合う塾を選ぼう
塾の特徴や得意な指導を踏まえ、自分に合う塾を選ぼう

数ある総合型選抜対策塾のなかでも、とくにおすすめの塾を7つ紹介します。総合型選抜対策を専門とする塾から個別指導塾、オンライン指導型の塾など個性豊かな面々です。

各塾の特徴や得意な指導をまとめました。塾選びの参考にしてください。

(1) 個別教室のトライ

個別教室のトライは全国約650教室!1対1授業の個別指導塾

自分の強みをじっくりと考え、本番に備えるには完全マンツーマン指導個別教室のトライがおすすめです。個別教室のトライは全国600以上の教室がすべて直営で、クオリティ高い確かな指導が受けられます。指導を担当する講師は、厳しい審査基準を突破した精鋭たち。講師の層が厚く、総合型選抜で難関大に合格した経験を持つ講師に見てもらえる可能性もあります。

学習計画からその日の指導内容まで、すべてを受験生に合わせられるのは1:1指導ならではのメリット。総合型選抜対策をベースにしつつ、定期テスト前はテスト対策を・模試前は模試対策をと、柔軟なカリキュラムで受験対策を進められます。

教室には自習室も完備されています。制限時間を設けての小論文練習や志望理由書の執筆など、多目的に利用できます。

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(2) トライのオンライン個別指導塾

【トライのオンライン個別指導塾】全国No1のマンツーマン指導を、好きな場所から

「総合型選抜の対策も、一般入試の対策も進めたい」「時間を効率良く使いたい」と考える受験生は、トライのオンライン個別指導塾を試してみませんか。トライのオンライン個別指導塾は、家庭教師のトライから生まれたオンライン塾です。自宅で都合の良い時間に受講でき、自分に必要な学習内容に取り組めます。

授業は毎回、マンツーマンです。総合型選抜に欠かせない自己分析に始まり、書類の書き方や志願理由書のまとめ方まで丁寧に指導します。自宅で受講するため、周りの生徒に自分の情報が聞こえてしまう心配もありません。

授業は毎回、オンライン・リアルタイムです。小論文を目の前で添削してもらうことも可能。科目指導を含め、総合型選抜対策と一般入試対策の同時進行も相談してみてください。

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(3) 大学受験ディアロ

大学受験ディアロは、インプット⇄アウトプットの対話式トレーニングで学ぶ大学受験専門・個別塾です

大学受験ディアロは、あらゆる入試方式を網羅した大学受験を専門とする塾です。講師が一方的に教えるのではなく、対話しながら受験生の「気づき・発見」を促す指導が特徴です。総合型選抜対策に欠かせない自己分析や自分自身の強みの発見、面接・プレゼン練習などに力を発揮します。

一般入試の対策を並行して進めたい受験生にもおすすめです。AIや映像授業といった利便性の高い教材の導入にも積極的で、限られた時間を最大限に有効活用できます。校舎は1都3県および栃木県・静岡県に展開しています。

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(4) キミノスクール

偏差値平均14.8UP!偏差値40台・E判定から難関大合格へ!

問題集の取り組むページ数で計画を立てられる一般入試対策と異なり、「何を・いつまでに・どのような状態に仕上げれば良いのか」が見通しにくいのが、総合型選抜です。総合型選抜での合格に向け、計画立案に悩んだらキミノスクールに相談してみましょう。

キミノスクールは受験生一人ひとりの目標(志望大学・入試方式)に合わせて、1日単位で学習計画を考えます。総合型選抜に向けて、何から手を付ければ良いかわからなくても、大丈夫。難関大出身講師が1:1で丁寧にヒアリングし、必要なサポートやアドバイスを提供します。

キミノスクールは、成績が上がる勉強法指導にも定評があります。早めにスタートすれば高校の成績アップも期待でき、総合型選抜で有利になれるでしょう。

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(5) 早稲田塾

早稲田塾は、総合型選抜や学校推薦型入試を手掛ける東進グループの塾です。早慶上理やICUといった難関私立大学に強く、2023年度には同5大学に338名の合格者を輩出しました。

授業は高1から受講可能で自己分析を兼ねたポートフォリオ作成や、基礎的学力養成講座も用意されています。校舎は首都圏に12校あり、受講生はどの校舎でも利用できます。遠方の受験生はオンライン指導を検討してみてください。

(6) 進学個別指導のTOMAS

マンツーマン指導で有名なTOMASも、高校生コースで総合型選抜対策を行っています。総合型選抜対策もマンツーマンスタイルで受けられるため、小論文の書き方や自己分析の仕方などを自分のペースで進められます。

総合型選抜と同時に一般入試対策ができるのも、個別指導ならではのメリットです。「ひとつの塾で対策を完結させたい」「時間を効率的に使いたい」という受験生におすすめです。

(7) オンライン総合型選抜専門塾 yours

総合型選抜での受験を希望する全国の受験生に知ってほしいのが、オンライン専門の総合型選抜対策塾であるyoursです。書類作成や小論文・面接の指導はすべてzoomで行います。オンラインという程よい距離感があるため、話しにくいメンタルの相談もしやすいと受講生からも評判です。

yoursのコースは総合型選抜に必要な対策を網羅した「総合型選抜トータルサポートコース」と、難関大学受験に特化した対策が受けられる「難関大学総合型選抜プレミアサポートコース」の2つです。受講相談もオンラインで可能なため、まずは気軽に話を聞いてみてはいかがでしょうか。

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総合型選抜対策を受ける塾選びの成功ポイント5つ

一般入試とは異なる総合型選抜専門ノウハウを持つ塾を選ぼう
一般入試とは異なる総合型選抜専門ノウハウを持つ塾を選ぼう

総合型選抜に向けた対策を塾で受ける場合、面接・小論文対策と書類準備がメインになります。共通テスト・個別試験に向けて学力を伸ばす塾とは、根本的に対策が異なる点に注目してください。一般入試に強い塾が総合型選抜にも強いとは限りません。

総合型選抜対策を受ける塾を選ぶ際に、失敗しない見極めポイントを5つ解説します。

総合型選抜対策を受ける塾選びの成功ポイント5つ

(1) 総合型選抜の合格実績を豊富に持っているか

総合型選抜の合格実績が豊富な塾は、実績の分だけノウハウを蓄積しています。塾選びでは合格実績に注目してみてください。総合型選抜の前身であるAO入試の合格実績と合算しても構いません。面接のマナーや小論文の基本的な書き方などの対策は変わらないからです。

また総合型選抜は大学・学部系統によっても対策が異なります。特定の大学や学部系統の総合型選抜に強い塾もあるため、志望大学・学部への実績が豊富な塾を選んでください。

もし近くに自分に合う塾がなければ、首都圏大手塾のオンライン指導を受けるのもおすすめです。

(2) 大学別・系統別の対策が可能か

総合型選抜は大学入学共通テストのように、受験生全員が同じ試験を受ける入試ではありません。東北大学と早稲田大学、あるいは「人文・社会科学系学部」と「医療系学部」では必要な対策が異なるのは容易に想像できるはずです。大学・学部ごとに選抜方法には特徴があり、個性に合わせた対策をしてはじめて合格できます。

塾を選ぶ際は、志望大学や学部系統別に対策が可能かどうかをチェックしてください。大学別対策が充実している塾ほど、総合型選抜の専門ノウハウを持っていると考えて良いでしょう。

(3) 提出書類や小論文の添削サービスは充実しているか

総合型選抜に欠かせない書類や小論文は、塾の指導を受けて質を高めます。このときに欠かせない添削サービスがどの程度充実しているかを、塾探しでは比較しましょう。

以下はとくにチェックしておきたい添削の比較ポイントです。

<添削サービスの比較ポイント>
・提出方法(対面/Web)
提出から返却までの期間
・添削者の経歴
再添削が可能な回数
・プラスアルファのアドバイスの有無

とくに提出方法と返却までの期間は重要です。提出・返却に手間取っているうちに、入試本番を迎えてしまっては元も子もありません。

もっともスピードが速いのは、Webで提出・添削・返却・アドバイスまでが完結するタイプです。総合型選抜専門塾AOIが運営する「Quick Check」なら、提出から3日で返却が完了します。

(4)面接・プレゼン練習の精度は高いか

総合型選抜に欠かせない面接、また近年増えているプレゼン型試験も塾で対策できます。ただし、形ばかりの面接練習になっていないかはしっかりチェックしましょう。

面接対策は服装や身だしなみを指導し、典型質問への返し方を練習するだけでは不十分です。大学で過去に聞かれた質問を踏まえ、世界情勢や未来を見据えた質の高い質問への対応練習が大切です。

プレゼンは話し方だけでなく、ロジカルかつ見やすく資料をまとめる方法や聴衆を引き付ける振る舞いも身につけなければなりません。

できれば実際の面接練習を見学させてもらい、質を確認してから塾を選びましょう。

(5) 自己アピールの方法など、細かく指導してくれるか

総合型選抜の提出書類や面接でかならずと言えるほどある自己アピールは、受験生が悩みやすいポイントでもあります。ここを丁寧に指導してくれる塾かどうかも、吟味しましょう。

大学は受験生がどの程度客観的に自分を把握できているか、またどのような人間性を持っているかを知るために自己アピールを指示します。ところが「アピールできる要素ならなんでもよい」と資格や経験ばかりを語る姿勢では、大学の意図を汲めていません。

総合型選抜で自己アピールを問われる理由を踏まえ、適切な指導をしてくれる塾を探してください。

まとめ

総合型選抜を実施する大学の数は増加傾向にあります。いまや一般入試・学校推薦型入試と並ぶ、第3の入試日程として定着したともいえるでしょう。

総合型選抜は一般入試とはスケジュールも、選抜方法も異なります。出願すれば合格がほぼ確約されるわけでもないため、総合型選抜と一般入試の対策を同時進行させなければならない点が課題です。

限られた時間を効率良く使い切るために、総合型選抜対策は専門塾の力を借りましょう。塾では大学・学部系統に合わせた最短距離の対策を受けられます。

総合型選抜対策ができる塾選びは本記事のほか、「塾探しの窓口」もご利用ください。学年とお住まいの地域を入れるだけで、実際に通った人からの評判が良い塾を一覧表示できます。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

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