スマホ、受験・進路、塾…、現代の子どもと保護者のリアルな悩み|中高生の保護者4名による赤裸々な座談会(最終回)

更新日 2026.07.07
スマホ、受験・進路、塾…、現代の子どもと保護者のリアルな悩み|中高生の保護者4名による赤裸々な座談会(最終回)

「塾に通わせれば、安心できるのか」「進路選び、親はどこまで口を出すべきか」と、お悩みの保護者の方も少なくないでしょう。

進路や塾選びが本格化する時期になると、子どもの将来を心配するあまり、つい先回りしてレールを敷きたくなる保護者の方も、多くみられます。そして、良かれと思った選択が、かえって子どもとのギャップを生んでしまうことも、思春期の子育てにはよくある葛藤です。

今回、塾探しの窓口編集部では、中高生のお子さんを持つ保護者の方4名の協力のもと、子育てや教育の葛藤を共有する座談会を開催しました。

・スマホとの付き合い方
・学習習慣の形成と定着
・進路や塾選びの悩み

この3つのテーマに分け、全3回シリーズでお届けする座談会レポート。いよいよ最終回となる第3回は、見えない未来に向けた進路と塾選びの現実や、子育ての答え合わせとも言える親のあり方に迫ります。

◆座談会テーマ:現代の子どもを取り巻く教育環境および、直面する保護者の葛藤
◆日時:2026年6月3日(水)
◆司会者:塾探しの窓口編集部
◆参加者:小中高生の子を持つ保護者(母親) 4名

名前お子さんの構成備考・近況
Aさん中3、中2、年中上のお子さんが高校受験生。勉強習慣や受験について、子育ての先輩の実体験を聞きたい。
Bさん大4、大2、高3下のお子さんが大学受験生。これからオープンキャンパス等に参加予定。
Cさん高3、高1長男は通信制の学校に在籍し、プロゲーマーとして活動中(小1からの不登校・発達障害を乗り越える)。次男は全日制の地域トップ高校に通学中。
Dさん大4、大2、高1甲子園球児を育てたスポーツ一家。三男も高校の野球部で活躍中。

座談会レポート③ 悩ましい進路・塾選びと、親としてのあり方とは

座談会風景①

大学入学後に気づくギャップと、親の想像を超える現代の進路選択

進行:
いつか、お子さんは受験に直面しますよね。「今からしっかり勉強しておかないと、いずれ困るのはあなただよ」、という気持ちはありますか? 大人だからこそ伝えてあげられる「先を見越したリスク」というか。

Dさん:
上の子2人が大学生です。

進路選択の時は、子どもなりにしっかり調べたつもりで進学したのですが、実際は何もわかっていなかった…、という感じだったと、振り返って思います。

進行:
現実とのあいだにギャップがあった、ということですか?

Dさん:
そうです。大学に入ってからどのような学びが、どのようなカリキュラムで行われるのか、ホームページやパンフレットで調べてはいたのですが…、実際に入ってみると「思っていたのと違う!」ということが、結構あり、戸惑いました。

子どもも「自分と合わない」と感じる日もあったようで、一時少しつまずいたこともありました。

やはり大学選びは名前だけでなく、その先にどのような学びが待っているのかを、詳しく具体的に知っておくことがとても大切だと思います。

子どもだけのリサーチでは、「キャンパスがきれい」「立地がいい」なんて表面的な部分ばかりになりがちなので、親も手を貸してしっかりと調べ、大学が提示している情報を把握しておくことが重要ですね。

Bさん:
うちは、上の子がアスリートをサポートする方面に進みたい、と鍼灸師をめざしたんです。でも、高校生に「鍼灸」と言われても、経験もないですし、実際どのようなことを勉強するのか、実感がわかないままだったんですよね。

入学して蓋を開けてみたらギャップが大きかったこともあったので、子ども自身も自分の将来を考えて、進路を決めることが大切だと思います。

進行:
高校の進路指導の先生や担任の先生からは、何かアドバイスがあったのですか?

Bさん:
高校の先生は、「今、やりたいことが見当たらず、親もOKなら『まずは大学進学』しておいた方がいい」というスタンスでした。

ただ、大学って子どもが思う以上に専門的なんですよね。それに、何かと縛りも多くて。

進行:
縛り…というと、具体的にどのようなことが?

Bさん:
入学して1年経ち、大学の様子や将来のビジョンがわかってきた頃、「やっぱりこちらを学びたい」とコース変更を希望しても、枠が空いていなければ移れません。その場合、現在のコースに通い続けるか、別の大学を選ぶか、大学を辞めるか…といった、厳しい選択を迫られました。

子どもの友だちで柔道整復師をめざしている子たちも、1年で3人、大学を辞めたり、他の科やコースに移ったりした子がいたそうです。

大学って「合格」をゴールにしてしまいやすいのですが、入学した後も同じくらい大切だと感じています。

【編集部より】
大学進学後、「思っていた学びと違った」とギャップを感じる学生は少なくありません。パンフレットやホームページから知る表面的なイメージだけではわからない情報も、多々あります。大学に公表を義務付けられている以下の「3つのポリシー(方針)」を確認することがミスマッチ防止に有効です。

アドミッション・ポリシー(求める学生像)
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

特に「カリキュラム・ポリシー」や、実際の授業計画書である「シラバス」を親子で一緒に読み込むと、入学後にどのような授業が待っているのか、具体的にイメージしやすくなるでしょう。

Dさん:
大学は、いまは誰もが入れる状態って言われますよね。選ばなければ、どこでも入れるって。でも、実際は進みたい方向や大学によって、学び方が違う点には気を付ける必要があるなと実感しました。

Cさん:
大学選びは難しいですよね…。選択肢の中から決めないといけないし、リミットもあるじゃないですか。

(一同、うなずく)

Cさん:
子どもも、自分の将来なんてよくわからないうちに、「早く決めなきゃ」というプレッシャーだけが大きくなって。理系か文系か、その選び方だけでも、将来希望する進路が見えた時に、「受験に必要な教科を履修できていなかった、受験できなかった」って、なりかねないわけですよね。

進行:
普通科だと、そうなりますよね。
Bさんのお子さんは、農業系に進まれたんですよね?専門科の勉強や進路というのは、どのような感じでしょうか?

Bさん:
はい、子どもの1人が農業高校です。5教科の勉強より、農業が中心の毎日で。ひよこの爪切りや乳搾りなど、毎日が生きた体験ばかりです。

うちの子どもは中学生のころから「農業系に進みたい」と心を決めていたので、毎日楽しいようです。早いうちに目的が決まっている子どもは、強いと思います。

やりたいことがあれば進路や選択教科も選びやすいですし、農業をやりたいと言えば高校からその道にも進めます。

ただ、実際問題として、高校生の段階で将来の目標を「これ!」と1つに決めるのは、難しいですよね。

進行:
おっしゃる通りです。いまは「先が見えない時代」といわれます。5年後もわかりませんよね。AIに代替される仕事もあり、子どもたちが成人するころには、どうなっているのか…。

Cさん:
私は、自分の子どもがプロゲーマーという職業になるとは思ってもおらず、驚いています。

不登校からの高校受験でしたので、全日制の高校進学は難しくて、通信制を選んだんですね。でも、志望動機を書く時に、「今までの人生、消去法でしか生きてきていない。外にも出ず学校にも行けない自分で、志望動機などあるわけがない」と怒ってしまって。

進行:
それは大変でしたね。

Cさん:
はい。そんなにつらい思いをさせていたのかと親が反省し、好きなことをやるのも楽しみだからと、ゲームをやらせてきました。あの時、消去法でしか生きていないと言っていた子どもが、2年後の今は喜んでプロゲーマーの仕事をしています。進路選択って、本当に何が起きるか分からないと強く思います。

Aさん:
今は、何かしら好きなことを職業にできる時代になってきていると感じます。お子さんは、自分の好きな道が見つかって本当に良かったですね。

(一同、共感)

座談会風景②

「塾に通えば成績が上がる」は親の幻想!最新AI塾情報や失敗・成功談

進行:
それでは、塾についてもお聞きしたいと思います。塾はどうでしょうか、行かせましたか?

Cさん:
上の子も下の子も、本人が「絶対に塾には行かない」と言ったため、塾には行かせませんでした。私も、勉強や塾よりも、好きなことを一生懸命やり、「思い切りやった」という充実感を持って大人になってほしいと考えています。

実は、私自身はいろいろな習い事をさせてもらったんですよね。ただ、どれも中途半端で。

「将来お金にならないから、適当なところでやめて勉強しなさい」と親に言われ、今何も残っていない気がするんです。

だから、子どもには「これを一生懸命やった」という体験をさせたくて。勉強は本人がやりたければやればいい、というスタンスでいます。

Dさん:
下の息子が、高校受験を目前にした中3の後半に、自分から「塾に行きたい」と言ったので、行かせました。特に、親からは「どの塾がいい」などは言わず、自分で「どこの塾がいいか」を調べて決めてきました。

体験授業に行き、先生がとても優しかったという相性の良さが決め手だったようです。本人に目標ができ、勉強すると決めたから行こうと思ったのだと思います。

Aさん:
うちも、子どもから「塾に行きたい」と言われました。

ただ、私は最初、「塾に行けば成績が上がるわけではなく、行ってもやらなければ意味がない」と伝えていたんです。周りの友達が塾に行ってる、だから自分も行きたい…といった、軽い気持ちが見られたので。現実はそんなに楽じゃないよ、と。

(一同、笑)

Aさん:
中学1年生で行きたいと言い出し、中学2年生の終わり頃になっても「行く」と言っていたので、通わせました。

ただ、送迎が問題だったんですよね。下の子が小さいこともあって、毎回は送迎できない。なので、自分で通える範囲で決めるように伝えました。

進行:
「塾の送迎が親の負担になる」という話はよく聞きますね。通える範囲に、いい塾はありましたか?

Aさん:
そうですね、運よく相性の合う塾に出会えました。

自宅で勉強するより、塾のような「勉強しかやることがない空間」で取り組んだ方が集中できるということで、「通い放題」の塾を選びました。

進行:
あのあたりで通い放題というと、〇〇塾ですか?

Aさん:
そうです!同じ中学の生徒がたくさんいるようで、楽しく頑張って通っています。成績は現状維持ですが、本人が行きたい、頑張れると言っているのでいいかなと思っています。

Bさん:
うちは、3人の子のうち、一番上の子どもだけが塾に通っていました。

ただ、本人が行きたいと言って通わせたわけではないので、少し失敗したかなと思っています。

進行:
そうなんですね。Bさんがお子さんを「塾に通わせよう」と思ったきっかけは、何だったんですか?

Bさん:
中学1年生ですでにテストの点数が不安だったので、夏期講習を利用して体験に行かせたんです。親が主導で塾を探し、通わせた感じですね。父親がそこでいいと言ったため入塾しました。

思春期というのもあったんでしょうね、部活が終わって疲れているのに塾に行かないといけないことを、渋ることもよくありました。

塾への送迎は、3年生が終わるまで続けましたが、成績が大きく上がるわけではなく維持といった感じです。

進行:
親御さんが塾を決められたんですね。確かに、部活との両立や、思春期ならではの親への反抗心は、苦労しそうなテーマです。

Bさん:
親としては、「家でやらないけれど、塾に行けば勉強するのではないか」という思いがあったのは確かです。塾で勉強時間を稼ぐ感覚でしたね。

結局、上の子がしっかり自室で勉強するようになったのは、大学受験前になってようやく、でした。

そして、そんな上の子の苦労を見ていたせいか、下の子どもたちは「塾は嫌だ」と言って通っていません。もうちょっと、親のほうがうまく立ち回れたらよかったのかな、と思うこともあります。

進行:
塾は相性も大切ですよね。最近は、子どもの苦手を自動で発見したり、演習問題を作ってくれたりと、私たちの時代では考えられないような精度で「生徒に合わせてくれる塾」も増えてきました。

Aさん:
まさに、うちの子が通っている塾ですね。そこはAI教材を導入しているんです。子どもの勉強の様子をAIが判定して、解説の「どこが理解できていないか」が勝手に表示されるそうです。

「解説をきちんと読んだか」も、AIがチェックしているようです。

一同:
えー、それはすごい!

Aさん:
本当にすごいですよね。

教室には講師の先生もいるんですが、「画面に『解説を読んでいない』と出ているよ」と、チェックしフィードバックしてくれます。

自分から勉強の分からない点を質問できなかったり、引っ込み思案だったりする子ども、対面が苦手な子どもにはとてもいいと思います。

Cさん:
私が受験生だった頃、映像授業の予備校が出始めたんですよね。

私も通っていましたが、いまでもとても良かったなと思います。全国の有名な先生の授業が映像で受けられて、ものすごく分かりやすい。

分からないところは何度も巻き戻しして見れて、しっかり理解できました。

講師と話す必要もないので気楽に受けられ、相性なども気にせずに済むので良かったと思います。

【編集部より】
近年、教育現場ではテクノロジーを活用した「アダプティブ・ラーニング(個別最適化された学び)」が主流になりつつあります。一例を紹介します。
 
AI教材塾:生徒の解答データからつまずきの根本原因をAIが自動分析し、最適な類題を出題。人間関係に気を使うお子さんや、効率的に弱点を克服したいお子さんにおすすめ。
◆ 映像授業:トップレベルの講師の授業を自分のペースで受講できる。何度でも見返せる点も強み。
 
従来の「集団か、個別指導か」という枠組みを超え、お子さんの性格(対面が苦手、自分のペースで進めたいなど)に合わせたデジタルツールの活用も、現代の塾選びの重要な視点です。
座談会風景③

首都圏の受験過熱と教育移住。「テストがない学校」の是非

進行:
受験というと、首都圏を中心に大都市では、中学受験の過熱が報道されています。
中学受験塾は、小学校4年生からカリキュラムがはじまるのですが、人気の塾は4年生の時点ではもう満席ということもあるようです。座席を確保するために1年生、2年生から塾に通うケースもあるといいます。

Dさん:
願わくば、その受験という道に「子ども本人の希望」があってほしいですね。親の敷いたレールを有無を言わさず歩かされるのではなく、受験するにしても、「自分がこの学校に行きたいから頑張るんだ」と思っていてほしい。

Aさん:
都心の競争の影響もあるのかもしれませんね…、今、こちらの方に都心から移住してくる方が、ものすごく増えている印象です。

いろいろ話を聞いていると、親御さん自身が親の敷いたレールの上で育ったり、塾ばかり通っていたりした、そんな経験をトラウマに感じているようで。

「子どもには、自由に自分で人生を選択できる環境を」と、移住してくる方が多いなとみています。先進的な教育で注目されているO小学校は、とくに人気のようです。

あえて都内の学校を選ばず、こちらの私立を選ぶ人も多いみたいですね。

Cさん:
うちも、隣町のK学園を受験したことがあります。受験会場には、東京や首都圏から来ている人が、かなりいました。

Dさん:
移住してきた方に会うと、子どもが伸び伸びし始めた、とはよく聞きますね。

Cさん:
ただ、移住しての学校選びって、難しい面もあるようです。

進行:
といいますと?何か具体的なお話がありますか?

Cさん:
伸び伸びした指導方針で有名なO小学校は、確かに人気なんですよね。でも、実際に入ってみたら、「都内の公立小学校でなじめなかった」「落ち着かない状態だった」という子どもが多くて、伸び伸びしすぎていることを懸念するお母さんもいます。

まだ新しい学校なので、指導も手探りの部分もあるのだとは思いますが…。

Aさん:
分かる気がします。伸び伸びできていいという人もいますし、「入ってみたらこんなはずじゃなかった」という人もいて。移住しての学校選びは、どうしても地域に根付いた情報を得にくいので、情報収集が大変だろうなとは思います。

Cさん:
「テストがない」のを売りにする学校もありますよね。

でも、テストがないから子どもの学力が目に見えず、心配になって結局塾に入れる、という話も聞きます。

やっぱり、親としては、子どもが現在どの位置にいるのかを把握したいのは共通ですよね。

【編集部より】
テストの点数や偏差値など、数値で測れる学力を「認知能力」と呼ぶのに対し、やり抜く力、協調性、問題解決能力など、数値化しにくい内面的な力を「非認知能力」と呼びます。

近年注目される探究型・自由型の新しい学校は、AI時代に不可欠とされるこの「非認知能力」の育成を重視しています。一方で、従来のテスト(認知能力の指標)がないため、子どもの成長が「可視化」されにくいと不安を感じる保護者の方も、実際に少なくないようです。

「学校には非認知能力の土台作りを任せ、認知能力の補完として塾を活用する」というのも、教育環境の多様化から生まれた、新しいバランスの取り方のひとつかもしれません。
座談会風景④

子育ての答え合わせ-親子関係の極意は「信頼と共感と受容」

進行:
ありがとうございます。そろそろ、まとめに入りたいと思います。
最後に、ここまで皆さんが子育てをしてきて、一番大切だと思うこと、これからも大切にしていきたいことをお聞かせいただけますか。

Cさん:
親子の会話、ですかね…。

うちは思春期の男の子2人ですが、割と会話が多い方だと思います。今日あったことなどを話してくれるので、いつでも共有できているのかな。一緒に笑い合うことも多いです。

上の子はプロゲーマーのリーグで戦うプレッシャーがあり、下の子は遠くの学校に通って疲れている。子どもは子どもで、外で必死に頑張っている。だから、家はホッとできる場所を作ってあげたいなと心がけています。

Bさん:
大切にしたこと…、やっぱり「子どもを信じる親であること」ですね。盲目的に信じるのではなくて、親の見えないところで悪いことをしていないかを見守りながら、話を聞いて、ちゃんと生きて行けるのかを見ていくこと。

そんな、適度な距離感にいられる親でありたいなと思っています。

Aさん:
子どもに全部任せると、プリントや提出物が出てこなくて親が困ることもあります。成人するまでは、親がしっかりと目で見て、一人前になるよう導いてあげることも大切だと思っています。

提出物が出ていないから内申点が落ちるなど、ちょっとしたことで子どもの評価も変わりますからね。親も、親の関わりが必要な部分をきちんと見て、将来の手助けとなりつつ…、バランスがすごく難しいのですが(笑)。

Dさん:
私は、子どもも1人の人間、「個」だと思って接しています。親が踏み込んでもいい部分と、入ってはいけない部分というのがあると思うんです。この境界線を見極め、関わるべき部分はしっかり関わる、自立すべき部分は子どもに任せる。

子どもも大きくなってきたからこそ、ここからの子どもの生き方やあり方には、私たち親の関わり方があらわれてくる気がして。これから、子育ての答え合わせがはじまるぞ、なんて思っています。

進行:
親子関係は、「信頼と共感と受容」なのかもしれませんね。
親子の信頼性は子どもの基盤であり、中高生になってから急に築けるものではない、と。
幼い頃から子どもに寄り添い声をかけ、見守り続ける。そんな、日々のすべてが、親子関係につながっているのですね。
私自身も小学生の子がいる母なので、今日は家に帰ったら子どもの話をきちんと聞こうと思います。
本日はありがとうございました。

【保護者のためのTips:進路と塾選び、親のあり方】

最終回からは、親が先回りして答えを出すのではなく、子ども自身が納得して道を選ぶことの大切さと、それを支える親の絶妙な距離感が見えてきました。

イメージに頼らない、地に足のついた進路リサーチ

大学や専門学校を名前や偏差値だけで選ぶと、入学後に「学びのギャップ」に苦しむ…、との話がありました。キャンパスの雰囲気や立地といった表面的な情報だけに踊らされず、実際のカリキュラムやコース変更の制度など、入学後に直面する課題を想定し、先回りして調べることが重要です。お子さんだけでのリサーチでは、不足も出ます。適宜、保護者の方も手を貸すといいでしょう。

塾は「行かせる」だけでは成績は上がらない

親の安心のために塾へ通わせても、本人の意思がなければ成績維持にとどまるのが現実です。子ども自身のタイミングを尊重するとともに、従来型の塾のほか、人間関係の負担が少ないAI教材や映像授業など最新のツールも選択肢に入れてみてください。

本人に一番合う環境を探ることが、成績アップの第一歩です。

完全な放置ではなく、適度な距離で見守る

子どもを一人の人間として信じ、家庭を「ホッとできる安全地帯」にすることが何より大切だとの話題もありました。ただし、すべてを子ども任せにする「放置」とは違います。

内申点に関わる提出物の管理など、大人の目が必要な部分はしっかりサポートし、「踏み込む部分」と「任せる部分」の境界線を見極めることが求められます。

まとめ

全3回にわたり、スマホの付き合い方から学習習慣、進路や塾選びまで、現代の保護者が直面するリアルな葛藤をお届けしました。

座談会を通じて見えてきたのは、親が焦ってレールを敷くのではなく、子どもの個性を信じ、家庭をホッとできる安全地帯にしながら見守る大切さです。とはいえ、我が子に最適な学習環境を保護者の方の力だけで探すのは、簡単ではありません。

「塾探しの窓口」なら、地域のリアルな評判をはじめ、AI教材や映像授業など、お子様の個性にぴったりの塾が簡単に見つかります。まずはここから、理想の塾探しを始めてみませんか。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

学習塾の口コミ比較サイト「塾探しの窓口」が運営。初めて塾を探されている保護者に向けて、塾を探す上での基礎知識や塾選びを成功に導くためのポイント等を、わかりやすくお届けします。

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