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塾は何時から何時まである?帰りが遅くなる原因や対処法も解説
「子どもが塾から帰ってくるのが遅い気がする」「授業は終わっているはずなのに、なかなか帰ってこない」、そんな心配を抱える親御さんは多いのではないでしょうか。物騒な事件も多い昨今、お子さんの身の安全を案じるのは、親として当然の気持ちです。
一方で、ある程度の年齢になれば、「心配し過ぎは子離れできていない証拠?」と別の心配も浮かびます。ただお子さんの生活リズムを考えると、塾とはいえあまり遅い時間の帰宅が歓迎できないことに違いはありません。
この記事では塾からの帰宅時間が心配な親御さんに向けて、一般的な塾の開校時間や学年別の理想の帰宅時間、帰りが遅い原因や親ができる対処法などを解説します。
塾の授業は何時まで行われるのか
塾の授業は、実際何時まで行われるのが一般的なのでしょうか。個別指導塾の授業終了時間は生徒によって異なりますが、一斉指導する集団指導塾の授業の終了時間は学年ごとに決まります。
集団指導塾を例に、授業終了時間の目安を解説します。
(2) 授業後に講師に質問をしている
自習と並んで帰宅が遅くなりやすい原因が、授業後に講師に質問をしている場合です。集団指導塾で多く見られます。
多くの集団指導塾では、授業の前後に生徒の質問を受け付けます。ただし授業前は、大勢の生徒が一斉に学校から塾に集まるため、講師も慌ただしくなりじっくり教えられません。必然的に授業が終わってからの質問対応が増え、帰宅時間の遅れにつながります。また熱心な講師だと、塾の閉校時間を過ぎても指導を続ける場合もあります。
質問対応は、わかるまで教えようとすると、想定以上に時間がかかるものです。親御さんに連絡しないまま長時間の指導を受けていた結果、「帰ってこない」という心配につながることもあります。
塾からの帰りが遅い場合にできる対処法
安心して塾に通わせるためには、帰り道の心配を解決しておく必要があります。塾からの帰りが遅い問題に対処できる方法を、5つ解説します。
(5) オンライン塾や家庭教師、通信講座を活用する
社会問題にもなる物騒な事件が多くて心配な保護者の方もいるかと思います。塾とはいえ、夜間の外出はできるだけさせたくないご家庭におすすめなのが、自宅学習の環境を整えることです。
家庭教師や通信講座など昔からある教育サービスに加えて、ここ数年で充実してきたのがオンライン型学習です。映像授業やオンライン家庭教師、個別指導など、対面の授業と遜色ないレベルの学びが提供されています
自宅学習は外出が不要というメリットのほか、周りを気にせず勉強できる、自分のペースで進められるといった利点もあります。費用も対面指導より安価なサービスが多く、家計負担が軽いのも人気の秘密です。
オンラインで学べる塾は「塾探しの窓口」で簡単に見つけられます。こちらのページからおすすめのオンライン塾を見つけてみてください。
まとめ
成長期にあるお子さんの生活リズムを考えても、小学生は20時、中学生は21時、高校生は22時には塾を出られるスケジュールを組みましょう。学校の宿題は塾に行く前、もしくは塾で済ませてくるのがおすすめです。塾の授業を受けて帰ってきた後は、身体も脳も疲れています。できるだけ早く休めるよう、やるべきタスクをルーティン化しておくのもコツです。
帰宅時間の遅さが心配な場合は、塾から送られる入退室メールの時刻をチェックしましょう。塾を出ているはずなのに帰ってこない場合は、送迎やGPSアプリを活用するなど、お子さんの安全を確保できる対策を講じることが大切です。
安心して塾に通い続けられるよう、通塾時の約束ごともお子さんと確認しておきましょう。