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【高校生向け】夏期講習の内容や費用相場、塾の選び方を解説
高校生も「夏期講習」を受けたほうが良いのでしょうか?また受けるとしたら、どんな夏期講習がふさわしいのでしょう?高校生は、中学生のころより早い学年から“受験勉強と学校の勉強”を両立させないといけないこともあり、勉強の優先順位付けに迷ってしまいやすいですよね。
今回は高校生の夏期講習に注目しました。あなたに本当に必要な夏期講習の選び方や失敗しない塾探しのコツ、費用相場や夏期講習だから得られるメリットについて解説します。
夏期講習を受けるべきか迷っている高校生、必見ですよ!
高校生が夏期講習を受ける目的で多いものは?
冒頭から厳しいことを言うようですが、高校生の勉強は「何となく」やって成果が出るほど甘いものではありません。夏期講習も同様です。「みんな行くから」「中学までは行っていたから」という理由で受講しても、夏休み明けの成績が上向くことはないでしょう。
あなたが夏期講習を受けようかと考えた理由は何でしょうか。まず、受講の目的を明確にしてみましょう。
(1) 集団指導塾・大手予備校の場合
集団指導塾や大手予備校の夏期講習費用は、およそ以下の通りです。
集団指導塾とは、学校の授業のような雰囲気の塾を指します。講師の授業を大勢で一斉に受けるため、仲間と切磋琢磨できる雰囲気があるのが特徴です。大教室で有名講師やカリスマ講師が授業を行う大手予備校も、この集団指導に含まれます。
夏期講習では、目的別に設置されたさまざまなコースや講座から、希望に合うものを選んで受けるところが多いようです。受ける講座の数によって費用が変動する場合もあります。
(2) 個別指導塾の場合
個別指導塾の夏期講習費用は、およそ以下の通りです。
個別指導塾とは、講師1人が2~3人の生徒を巡回しながら指導する塾を指します。同じコマに2~3人の生徒がいますが、指導を受ける間は1対1になります。講師が他の生徒を見ている時間は、問題演習などに取り組むのが一般的です。
個別指導塾の夏期講習では、個別に計画を立て、必要な授業コマを申し込みます。授業は1コマ当たりの価格が決まっており、たくさん受けるほど費用がかさむ形態になっています。
(3) その他(家庭教師、映像授業塾など)
家庭教師や映像授業塾は、夏期講習という季節限定のカリキュラムを組まないところが多いようです。夏休みもいつも通りの授業を続けたり、あるいは受講科目や授業回数を増やすことで対応するという例が見られます。
また夏休み中の「お試し受講」という位置づけで、夏期講習を設定している場合もあります。お試しなので費用はかからないのですが、授業の回数や受けられる講座に制約がつくこともあります。事前に受講条件をよくチェックしておきましょう。
高校生にとっての夏期講習、どんなメリットがある?
夏休み、自習ではなく夏期講習に行くことで得られるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?3つのメリットを解説します。
(3) 授業を取りすぎると、自習の時間がなくなる
塾が勧めるままに授業を申し込むのも、やめましょう。授業“だけ”をいくら受けても、偏差値は上がらないからです。
成績を上げるために大切なのは、授業で理解し・演習で定着させるというサイクルをしっかり回すこと。授業の時間が増え過ぎると、答案作成力・得点力を伸ばす演習に割ける時間が少なくなってしまいます。また授業には予習・復習がつきものですが、1日を授業だけで埋めてしまうと、予習・復習に充てる時間も無くなってしまいます。
授業を受けるのは理解が不十分だと感じている科目・単元に絞るのが、限られた時間を有意義に使うコツです。自習の時間も十分確保できるスケジュールを意識してください。
(4) 合う塾が簡単に見つかる!「塾探しの窓口」
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