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塾は決める前に見学を!外せないチェックポイント8つを解説
「塾探しを始めたら、塾の数も種類も多くて驚いた」「うちの子に合う塾は、どうやって探せばよいのか」、そんな悩みを持つ親御さんも多いと聞きます。
お子さんが塾を活用し、意欲をもって勉強するようになるためには、塾との相性が重要です。相性を見極めるためにも、入塾を決める前にかならず見学に行きましょう。
この記事では塾の見学でチェックすべきポイントを8つの観点から解説します。見学前の準備事項や有意義な見学にするコツも紹介しています。
お子さんに合う塾を見極めるヒントとしてご活用ください。
塾は見学してから決めるべき!その理由3つ
「テストまで時間がない」「忙しくて時間がとれない」など、見学をせずに塾を決めたくなる場合もあるでしょう。しかしお子さんの学力を伸ばすには、学びやすい環境が欠かせません。
塾を決める前に見学に行った方が良い理由を3つ解説します。
塾見学当日に必要な準備
初めての塾見学では、どのような格好で行くべきか気になる方も多いのではないでしょうか。持っていくと便利なアイテムや気になる服装など、見学当日の準備を解説します。
(1) 持ち物
塾の見学に持っていくと便利な持ち物は、次のとおりです。
筆記用具・メモ帳 | 重要事項や気づいた点のメモに。 「塾の資料にメモすればいい」と考えていると、到着後すぐに 見学となった際、書くものがない!となりかねません。 |
スリッパ | 土足禁止の塾も多いため。 来客用スリッパに抵抗がある方は、マイスリッパの持参がおすすめ。 |
クリアファイル | 塾の資料は紙が多めです。 クリアファイルがあるとバラバラにならずに持ち帰れます。 |
A4が入るバッグ | パンフレットや資料の持ち帰り用に。 |
通知表/テスト結果 | 成績がわかる資料があると、 指導計画を具体的に提案してもらえる場合も。 |
部活などのスケジュール | 通塾する場合の曜日・時間帯の確認用に。 |
(2) 服装
見学時の服装は、普段着で構いません。学校のようにフォーマルな服装を用意しなくても大丈夫です。
お子さんは制服がベストですが、「制服を着ると学校名がバレる」と気にするようであれば、私服で行って構いません。お子さんが私服で行く場合は、派手なものは避けるのが無難です。
塾の見学をさらに充実させる秘訣5つ
塾の見学や面談の時間は限られています。5つのポイントを押さえた事前準備をしておくと、短時間でも実りの多い見学となります。
塾の見学前にやっておきたい準備を解説します。
クラスの人数 | ●1クラスの人数(集団授業塾) ●同時に指導を受ける人数(個別指導塾) |
質問 | ●授業に関する質問ができるタイミング ●学校の勉強や宿題に関する質問は可能か |
自習室 | ●自習室の有無 ●利用ルール ●利用できる時間帯(土日祝日の開放状況) ●自習室で学習している内容の質問可否 |
講師 | ●プロ講師と学生講師の割合 ●講師を選べるか |
定期テスト・受験対策 | ●テストや受験に向けての特別対策の有無 ●対策がある場合、通塾日が増えるか ●特別対策の費用 |
保護者面談 | ●保護者面談の頻度、回数 ●提供される情報の内容 ●保護者から面談の希望は出せるか |
(3) 本人の意志もよく確認する
見学に行く前に、お子さん本人の意志も確かめておきましょう。
塾に行くことについてどう考えるか聞くのはもちろん、勉強や受験に対する課題意識・意欲について話すのも大切です。
自分には危機感がないのに、焦る親に無理に連れて行かれた場合、見学に主体的になれずかえって勉強に対する反発心を抱かせてしまうおそれもあります。
お子さん自身が勉強や受験をどう考えているか、問題意識を持っているのかを確かめてください。その解決策として通塾があり、そのための「見学」であると理解しておくことが大切です。
まとめ
塾は、一度始めると卒業・合格まで通い続けるのが一般的です。見学では、親御さんは「安心してわが子を預けられそうか」、お子さんは「目標達成まで頑張り続けられそうか」という点の印象を大事にしましょう。
またテストや受験前などの特別対策の日数より、通常授業の回数の方が多くなります。「普段の様子」を見るためにも、テスト前を避け、授業が行われている時間に行くようにしましょう。
見学の前に塾のパンフレットを見て比較したい親御さんは、「塾探しの窓口」をご利用ください。お住まいの地域で口コミ評価の高い塾へ、一括で資料請求ができます。