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塾に行くときのベストな服装は?学年・シーン別に解説
親御さんの中には、「塾に行くのに、なぜ服装で悩むのか」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
たしかに塾は学校と違い、どのような服装で行っても構わない場所です。しかしその「自由さ」が仇となり、お子さんを悩ませる原因になっているかもしれません。
この記事では、どのような服装で塾に行けば失敗しないのかを解説します。親御さんが塾に行く際に気を付けたいポイントもまとめました。
塾コーデを決めるヒントとして、ご活用ください。
塾に着ていく服装で配慮したいポイント
塾に着ていく服装は、ちょっとしたポイントに気を付けるとグンと勉強しやすくなります。服装に悩むお子さんにアドバイスしたい4つの点を解説します。
(3) 温度調節
1年を通して温度調節がしやすい格好である点も大切です。
塾は座席や生徒が密集しているため空気が循環しにくく、冷暖房効率が良くありません。座席によっては「エアコンの風が直接当たる」「なかなか適温にならない」と訴える子どもたちも見られます。
温度調節できる服装で行くことは、勉強に集中するためにも大切な準備です。
・カーディガン、上着(室温・体感温度に応じて脱ぎ着できる)
・カイロ(貼るタイプならズレない)
・手首・足首ウォーマー(局所の冷えの防止に◎)
・うちわ、冷感シート(部活後の火照った身体を冷やすのに便利)
においや汚れには、十分気を付けましょう。
とくに気を付けたいのは、夏場の部活後にそのまま塾に行く場合です。もちろん、汗をかいたり砂汚れがついたりするのは、頑張ってきた証拠ですが、そのまま塾に行くと他の生徒が気にしてしまいます。
塾に入る前にひと手間ケアをして、スッキリした状態で勉強を始められるよう準備しましょう。
・汗拭きシートで汗を拭き取る
・冷感スプレーで汗を抑える
・着替えを持参し、汚れた服を替えてから勉強する
塾にふさわしくない服装
塾は「勉強する場所」という前提があるため、ふさわしくない服装やマナー違反となる服装は存在します。
塾には着て行かない方が良い服装を、4つ解説します。
(2) 露出が多い
男女とも、露出が多い服装は塾にふさわしくありません。年ごろの子どもたちが集まる塾では、あらぬ誤解やウワサの的になるおそれもあります。
露出が高い服装は休みの日に着るようにし、塾へは露出控えめな服装で行きましょう。
・背中・胸元が大きく開いたカットソー
・下着が見えるほど下がったズボン
・ホットパンツ(丈がとても短いショートパンツ)
・キャミソール、キャミソールワンピ
(3) 音が出る
服装を考える際に盲点となりやすいのが、「音」です。ウインドブレーカーは動く度にシャカシャカと擦れる音がします。この音を気にする生徒も多いため、できれば控えた方が無難でしょう。
部活帰りなどでウインドブレーカーを着ている場合は、塾に到着したら脱いでしまえば問題ありません。
また同じ理由でハイヒールや大量のキーホルダーも避けましょう。ハイヒールはコツコツと歩く音が、キーホルダーはジャラジャラとぶつかり合う音が響きやすく、勉強を妨げます。
お子さんが塾に行く服装にこだわる理由
服装にこだわっても成績が上がるわけでもなく、迷っている時間を勉強に充てれば良いのにと親御さんが思うのももっともです。一方でお子さんにはお子さんなりの、服装にこだわりたい理由があります。
年ごろのお子さんだからこその「塾コーデ」を考えたい理由を、3つ解説します。
学年別・おすすめの塾コーデ
他のお子さんは、どのような服装で塾に行っているのでしょうか。年齢別に、おすすめのコーディネートやアイテムを紹介します。
(1) 小学生
小学生には、Tシャツにキュロットやショートパンツ、スニーカーを合わせるのがおすすめです。トップスとボトムの色をコーディネートしたり、バッグにお気に入りのチャームを付けたりするだけでも、お洒落感がアップします。
(2) 中学生
中学生になると、大人っぽいアイテムを取り入れるお子さんも増えてきます。ニット帽やカチューシャ、ヘアバンドなど、小物を上手に取り入れると、周りと差を付けられます。ビッグシルエットの服装は、お洒落とリラックスを両立できる便利アイテムです。
塾で周りから浮かない服装を選ぶコツ
「周りから浮きたくない」「悪目立ちしたくない」などの理由で服装選びに悩むお子さんもいます。塾の雰囲気になじめる服装を選ぶコツを、3つ解説します。
親御さんが塾に着ていく服装のポイント
面談や説明会など、親御さんが塾に足を運ぶ機会もあります。しかし、回数としては1年に数回程度と多くはありません。機会が少ないからこそ、「何を着ていけばよいのか」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
親御さんが塾に行く際におすすめの服装を、3つの観点から解説します。
(2) 動きやすい服装がおすすめ
アイテムを選ぶ際は、動きやすさも重視しましょう。通路で生徒や講師とすれ違ったり、机の間を通り抜けたりするシーンも想定されるからです。説明会では座席の間を通ることもありますし、長時間の面談で身体に疲れが溜まる場合もあります。
締め付けが少なく動きやすい服装を選んでおくと、移動や着席中にストレスを感じなくて済みます。
まとめ
塾に着ていく服装は「動きやすい・温度調節ができる・清潔」という3点をクリアしていれば、何でも構いません。親御さんの服装も、ベーシックアイテムを組み合わせれば問題ないでしょう。
ただし、服装は大人が思っている以上にお子さんのやる気に影響することは知っておきましょう。お子さんがやる気にならない原因は、「塾コーデが決まらないから」というケースもあるのです。
お子さんが着やすく、塾にふさわしい服装を選べば、今日の授業から集中して勉強に取り組めるようになるかもしれません。