塾の持ち物リスト公開!必須のものから便利アイテムまで解説

更新日 2024.08.07

「塾には何を持っていけば良いのか」「持っていくと便利なアイテムは何か」、そんな疑問をお持ちでしょうか。

塾は勉強するところなので、筆記用具や教材は必須です。また勉強の効率を上げるために便利なアイテムを持参する生徒もいます。

この記事では、塾に持っていくべきものやあると便利なものを紹介します。お子さん・親御さん、それぞれの持ち物を解説しました。塾での学習をより快適に進められるようになるヒントとして、ご活用ください。

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塾にかならず持っていく持ち物5つ

これを忘れると授業にならない!必携アイテムは5つ
これを忘れると授業にならない!必携アイテムは5つ

どの塾に通う場合でも、共通して必要な持ち物は全部で5つです。選び方のポイントもあわせて解説します。

塾にかならず持っていく持ち物は全部で5つ

(1) 筆記用具

「鉛筆・シャープペンシル、カラーペン、消しゴム」はかならず持っていきましょう。カラーペンは丸付け用の赤に加え、あと2色ほどあると重要箇所の書き分けに役立ちます。マーカーや定規、付箋を持っていっても便利です。

(2) ノート

ノート・ルーズリーフは、塾専用のものを教科別に用意しましょう。プリントや資料を貼る場合もあるため、大き目タイプを使うのもおすすめです。

(3) テキスト・教材

塾のテキストや教材も必要です。教材には名前を書いておきましょう。塾では全員が同じ教材を使うため、名前がないと持ち主がわからなくなります。

プリントを使う塾では、保管用のファイルも用意しましょう。

(4) 連絡用ファイル

塾からのお知らせを挟めるファイルも持参します。A4サイズのクリアファイルで構いません。塾専用のファイルを用意しておくと、他の連絡と混ざってしまうことを防げます。

(5) その他、塾から指定されたもの

最初の授業の前には、塾から持ち物が指定されます。また、講師から次回の持ち物を指示される場合もあります。指定されたものは、忘れずに持参してください。

「面談の希望日連絡」「説明会の申し込み」などは忘れやすいため、要注意です。

塾に持っていくと便利なアイテム8選<勉強編>

あると勉強効率がアップするアイテムは8つ
あると勉強効率がアップするアイテムは8つ

必須の持ち物ではないものの、「持っていると便利」なアイテムもあります。実際に持っていっている生徒も多い便利アイテムを8つ紹介します。

(1) 予備の消しゴム

予備の消しゴムは、模試や学力テストの日に役立ちます。消しゴムを落としてしまっても、手を挙げて試験官に拾ってくれるよう頼む必要もなく、受験を続けられるからです。

(2) 予備のノート、ルーズリーフ

ノートが授業中に終わってしまうと、板書がメモできず問題演習にも苦労します。予備のノートを常にカバンに入れておくと、ノートが終わってもすぐに新しいもので勉強を続けられます。

(3) 自分の単語帳・問題集

自分で使っている英単語帳や問題集があると、授業前や休憩時間などスキマ時間の学習に役立ちます。また単語帳は辞書代わりにもなり、問題集は授業で扱った内容の発展演習にも使えます。

(4) テスト範囲

学校の定期テスト範囲があると、授業中や自習中に次のテスト範囲を確認しながら進められるためです。テスト範囲を撮った写真や、メモでも構いません。

(5) 前回のテスト結果・解答用紙

定期テストが返却されたら、問題と解答用紙を持っていきましょう。成績表が出たら、あわせて持参します。講師が結果を分析し、学習計画の修正勉強法アドバイスに役立てます。

(6) 学校や部活の予定表

塾では振替授業やテスト対策など、通常とは別の授業も行われます。学校や部活の予定表があると、塾のスケジュールが公開されたその場で自分の予定と照らし合わせて確認できるようになります。

(7) 卓上クリーナー

消しゴムを使ったカスは、自分にとっても次の人にとっても邪魔な存在です。コンパクトな卓上クリーナーがあると、あっという間にきれいにできて便利です。卓上クリーナーを持参する際は、周りの迷惑にならないよう静音タイプを選びましょう。

(8) ウェットティッシュ

手を拭いたり、机をきれいにしたりする際に便利なのがウェットティッシュです。携帯用のコンパクトなものを1つカバンに入れておくと、さまざまな場面で活用できます。

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塾に持っていくと便利なアイテム8選<身の回り編>

直接的には勉強に関係なくても、持っていると快適な勉強空間をつくってくれるアイテムや勉強効率を上げるグッズを紹介します。

(1) うちわ

周りに迷惑をかけず涼める「うちわ」は、夏の必携アイテムです。炎天下の自転車通塾や部活後の授業など、涼しい教室に入ってもなかなか汗が引かない場面で役立ちます。

企業広告が入ったノベルティうちわなら、カバンに雑に押し込んでも気になりません。

(2) 汗拭きシート

うちわと並んで夏に持っていきたいアイテムが「汗拭きシート」です。冷感タイプなら汗を拭き取るのと同時にスーッと清涼感が得られ、頭もシャッキリします。

香りは控えめのものがおすすめです。使ったあとは、かならずゴミ箱に捨てましょう。

(3) ブランケット

「ブランケット」は、冬場はもちろん、エアコンの冷風が気になる夏にもあると嬉しいアイテムです。薄く、コンパクトに折りたためるタイプを選び、かさばらずに持ち運べるよう工夫しましょう。生徒用ロッカーがある塾なら、常備しておくのもおすすめです。

(4) カイロ

塾の校舎によっては、冬になると底冷えを感じる場合もあります。冷えによる血行不良は、集中力や免疫力を低下させるため、「カイロ」で腰や背中を温めましょう。貼るタイプなら、動いたときに落とす心配もありません。

(5) 靴に入れる消臭剤

靴を脱いで入室する形態の塾では、靴のにおいが気になる場合があります。そんな人は、靴用の消臭剤を持参しましょう。脱いだ靴に入れておくだけで、においの発生を抑制してくれます。

(6) 水筒・飲み物

「水筒やペットボトルの飲み物」も持っていきましょう。長時間の勉強中には喉が渇くこともあり、冷暖房で教室の空気が乾燥している可能性もあります。途中で買いに行けない場合も多いため、持参するのがベストです。

(7) 軽食・おやつ

飲食が許可されている塾なら、「軽食・おやつ」もあると嬉しいアイテムです。周囲に勉強している生徒がいることも考慮し、「においがしない・音がでない・食べこぼしがでない」ものを選んでください。グミや飴、チョコレートなどがおすすめです。

(8) アルコール除菌シート

感染症が心配な季節は、「アルコール除菌シート」があると便利です。使用する前に机や椅子などを拭けば、感染症の不安も軽減できます。

トイレの後、食事の前などに手を拭いて清潔にするためにも使えます。

塾に持っていかない方が良いもの

塾は勉強する場所、持っていってはいけないものもある
塾は勉強する場所、持っていってはいけないものもある

塾には、持っていかない方が良いものもあります。勉強に関係がないものや、失くすと大きなトラブルになりやすいものが該当します。

塾に持っていかない方が良いもの

(1) 勉強に関係ないもの

ゲームや漫画、雑誌など、勉強に関係ないものは持っていかない方が良いでしょう。持っていった本人だけでなく、周囲も気になってしまい、授業の進行を妨げるおそれがあります。

スマホは持っていっても構いませんが、連絡などに使う場合以外はマナーモードにしてカバンに入れておくようにしましょう。

(2) 高価なもの

高価なものも、塾に持っていってはいけません。紛失した場合にトラブルになる恐れがある上に、責任の所在が曖昧になって塾も生徒本人も困るからです。

ブランド品や貴金属はもちろん、トレーディングカードなど中古品流通市場で高価な値が付くものもNGです。

(3) 多額の金銭

塾に持っていく金銭は、最低限に抑えましょう。多額の現金を持っていき、盗難に遭うと塾全体の評判にも影響します。トラブルのもとになりやすいものは、持っていかないのが鉄則です。

塾に持っていく金銭は交通費、必要な場合の食事代、予備費程度にしておきます。

塾の持ち物を入れるカバンのおすすめ

荷物がたくさん入り、持ち歩いても疲れにくいカバンが◎
荷物がたくさん入り、持ち歩いても疲れにくいカバンが◎

塾には、どのようなカバンで行くのが良いでしょうか?使っている生徒が多いカバンのタイプや、おすすめできないバッグを紹介します。

(1) リュックサック

リュックサックは容量が大きさや、重量を両肩に分散できるため持ち運んでも疲れにくい点から人気があります。ナイロン素材が軽くて使いやすく、おすすめです。

塾で使いやすいリュックサックのポイント
・口が「ガバッ」と大きく開く
・底の方まで見渡せる
・自立する

(2) トートバッグ

リュックサックと同じくらい人気があるのが、トートバッグです。学校指定のカバンが背負いタイプの生徒は、塾の荷物をトートバッグに入れて持参する姿が良く見られます。

塾で使いやすいトートバッグのポイント
・軽量
・肩掛け、斜め掛け兼用
・ファスナーがあるとベター
・マチが大きい

(3) 通学カバン

塾用のカバンは用意せず、学校のカバンに塾の荷物を詰めて持ってくる生徒もいます。学校帰りにそのまま塾に来る生徒や、荷物をできるだけ少なくしたい生徒に多く見られます。

(4) ショッパーやビニール袋はNG

塾の荷物は、ショッパー(紙製の買い物袋)やレジ袋などのビニール袋に入れるのはやめましょう。テキストなど重いものを運ぶには強度が足りず、移動中に底が破けるおそれがあるからです。

雨天時に移動する場合があることも踏まえ、口がしっかり閉まるカバンを選びましょう。

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親御さんが塾に行く際の持ち物

親御さんは「メモがとれるもの」を持っていくのが基本
親御さんは「メモがとれるもの」を持っていくのが基本

面談や説明会など、親御さんが塾に行く際の持ち物を、全部で4つ紹介します。

(1) 筆記用具

面談や説明会では、アンケートや申し込み用紙など「書く」機会が多くあります。自分のペンを持参しておくと、急に書く必要に駆られた場合でも焦らずに対応できます。

忘れても塾のものを借りられますが、きちんと持っていくと「塾と勉強に誠実なご家庭だ」と印象付けることができるでしょう。

(2) メモ帳

ペンとあわせてメモ帳も持参しましょう。「講師の話で大切なポイントをメモする」「志望校の傾向やデータを記録する」などの場面で役立ちます。

(3) 学校の予定表

学校の予定表は、定期テストの日程確認や塾との予定調整に役立ちます。年間の予定表をコピーし、持参しましょう。直近に予定変更のお知らせがあった場合も、あわせて持っていきます。

(4) 成績表

テスト後・学期末など、お子さんの成績表がご家庭にあるタイミングなら、成績表も持っていきましょう。塾の指導の成果が出ているか、受験までの学習計画は現状のままで良いかなど、塾での学習を振り返る客観的な指標となります。

あると便利な親御さんの持ち物

親御さん必須の持ち物のほかにも、「あると便利」なアイテムは4つあります。それぞれの用途と使う場面を解説します。

(1) クリアファイル

面談や説明会で配布される資料・プリント類を傷めずに持ち帰るためには、クリアファイルが便利です。A4サイズの一般的なもので十分なので、バッグに1枚忍ばせておきましょう。

(2) A4以上のエコバッグ

受験直前の面談などでは、受験データなど大量の資料が配布される場合があります。講座を追加した場合には、お子さん用の教材が渡されることもあるでしょう。

A4サイズが入るエコバッグを持参しておくと、想定外の荷物量にもスマートに対応できます。

(3) マイスリッパ

靴を脱いで上がるタイプの校舎では、スリッパを持参するのもおすすめです。とくに大勢の保護者が集まる説明会では、塾が持っているスリッパだけでは足りなくなることも想定できます。

自分のスリッパを持っていけば、スリッパがなくて困ることもありません。

(4) 志望校のパンフレット

志望校のパンフレットや募集要項が手元にある場合は、ぜひ持っていきましょう。主だった学校の資料は塾にもありますが、最新版でない場合も考えられます。

またご家庭のパンフレットであれば、面談で話した重要事項も遠慮なく書き込めます。

親が塾に行く際、手土産は必要?

定期面談(二者・三者面談)や志望合格の報告 など、親御さんが塾に行く機会では「手土産の有無」が気になるかもしれません。「日頃のお礼を伝えたい」「講師と1対1になるので、何も持っていないと気まずい」と感じる親御さんも多いようです。

ただ、塾に手土産は基本的に不要です。丁寧にお礼の気持ちや嬉しい報告を言えば、十分塾に思いが伝わります。

もしどうしても形あるものを渡したい場合は、手頃な価格帯の菓子折りを用意しましょう。賞味期限が長く、個包装されているものであれば、指導に関わった講師たちで分け合って食べられます。

菓子折りの選び方
・個包装のお菓子
・賞味期限が長いものがベター
・食べたときの音が大きなもの(煎餅など)は避ける
・食べこぼしが多いもの(ラスク、パイなど)も避ける

まとめ

お子さんが塾に行く際の持ち物は、「筆記用具・教材・ノート」が3点セットです。持っていくと便利なものとあわせて、忘れないようにカバンに入れておきましょう。

親御さんは塾でどのようなことが行われるかを想定すると、持っていくものが必然的に決まります。「筆記用具・エコバッグ・クリアファイル」は、どんな場面でも役立ちますから、ぜひ持っていってみてください。

多額の金銭や高価なもの、勉強に関係ないものは塾に持っていってはいけません。トラブルの種になりやすく、塾に迷惑をかけることも考えられます。

塾に通いながら、お子さんなりの「塾セット」を完成させていきましょう。

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この記事を書いた人

塾探しの窓口編集部

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