学習塾の口コミ比較サイト「塾探しの窓口」が運営。初めて塾を探されている保護者に向けて、塾を探す上での基礎知識や塾選びを成功に導くためのポイント等を、わかりやすくお届けします。
近くの塾をお探しの方へ。お子さんに合う塾を見極めるポイントを解説
「そろそろ塾に通わせたいが、どこの塾が良いか」「できれば近い塾に行ってほしいが、どう探せば良いか」とお悩みでしょうか。お近くにいくつも塾があり、絞り込みに苦労されているかとお察しします。
今回は近くの塾の中で、お子さんに合う塾を見つける方法に注目しました。
「学校と自宅のどちらから近い方が良いのか」「体験授業で見るべきポイントは」といった疑問にもお答えします。
全国の塾を知り尽くす塾探しの窓口編集部だからこそわかる、近くの塾の選び方です。ぜひ最後までチェックし、お子さんに最適な1校を見つけるヒントにしてください。
「塾は近い方が良い」といえる4つの理由
塾は、できるだけ近くにある1校を選ぶと間違いありません。
「塾は近い方が良い」といえる理由を、4つの観点から解説します。
(1) 子どもが自力で通える
近い塾なら、お子さんが一人でも通えます。この「子どもが自力で通える」ことが、意外にも多くのメリットをもたらします。
◎ 保護者の方の送迎が不要
通塾が週に一度でも、毎週となるとどうでしょうか。忙しい保護者の方にとって、負担になるかもしれません。お子さんが一人で通える距離なら、保護者の方が塾の時間を気にする必要がなくなります。
◎ 休日にも通いやすい
定期テスト対策や受験対策、模試受験など、休日に通塾する機会もあります。お子さんが自習室に通うようになる可能性もあるでしょう。近くにある塾なら、いつでも気軽に通塾できます。
(2) 学校に合った対策が受けられる
多くの塾は、在籍する生徒が多い学校に合わせて、カリキュラムを組み授業をします。
塾から最寄りの学校が、必然的にその塾のボリュームゾーンとなり、その学校に合わせた対策メニューが組まれるのが一般的です。
近い塾に通うと、学校進度に適したカリキュラムで学習できるメリットがあります。
学区制の影響を受ける公立の学校は、同じ学校の生徒が近い塾に集まる傾向があります。遠方の塾では学校に合った対策が受けられないケースもあるため、注意しましょう。
(3) 通塾に時間をとられなくて済む
部活や学校行事が忙しいお子さんの場合、遠くの塾を選ぶと移動時間をもったいなく感じるかもしれません。
近い塾なら、通塾にかかる時間が必要最小限で済みます。移動に時間をかけることなく、限られた時間を有効活用できる点もメリットです。
学校帰りや休日もすぐに移動できる距離の塾を選び、 1分でも多く勉強時間を確保したほうが勉強に効果的です。
(4) 通塾中の危険性やトラブルの懸念が少ない
お子さんが移動する距離が長くなるほど、事故やトラブルに遭う危険は高まります。まして学校帰りの通塾は帰宅ラッシュとタイミングが重なります。
行き交う人の気持ちが焦る中、「塾の授業に間に合うように」と急いで移動した結果、事故にあっては元も子もありません。
移動経路が把握できる近くの塾を選べば、リスクを最小にできます。送り出す保護者の方の気持ちも、安心度が高まるのではないでしょうか。
自宅から近い塾が良いか、学校から近い塾が良いか
「近くの塾」には、2パターンあります。
・学校から近い塾
・自宅から近い塾
自宅と学校、どちらから近い方が良いのかという答えは、通塾パターンによって異なります。
平日をメインに、学校や部活の帰りに通塾したい人には、学校から近い塾をおすすめします。疲れていても、急いでいても、塾が近ければ頑張れるでしょう。
反対に、休日メインで通塾する予定の人には、自宅から近い塾がおすすめです。
通う塾は、学校と家の通学路上か、通学路付近を優先的に探してみましょう。離れたエリアの塾を選ぶ場合は、お子さんの生活パターンを考え、できるだけ負担が少なくなるよう選びます。
近くにある良い塾を探す5つの手順
学校、あるいは自宅から近くにある塾のなかで、お子さんに合う良い塾を見つける手順を解説します。
手順は全部で5ステップです。
(1) 通塾希望圏内にある塾をすべてピックアップする
はじめに、希望する通塾圏内にある塾をすべてピックアップします。
塾のピックアップには、GoogleMAPが便利です。ホームページや広告を出さない、小さな個人塾まで一覧にできますGoogleMAPを開き、検索ボックスに「塾」と入れてみましょう。近くにある塾がリストになって表示されます。
また近くの塾探しには「塾探しの窓口」も便利です。下のバナーから、いますぐに近くにある塾を調べられます。
(2) 塾の対象学年と指導方針を調べる
次に、近くの塾が受け入れている学年と、指導方針を調べましょう。
塾のなかには「大学受験専門」「中学受験専門」と、受け入れる学年や目的を限定しているケースもあります。
お子さんの学年と、希望する通塾目的とが合致する塾を探します。塾の受け入れ学年や指導方針は、塾のホームページや塾探しの窓口のサイト内で調べられます。塾探しの窓口なら塾ごとに対象学年や指導方針、コース料金情報などを掲載しています。
(3) 塾のクチコミを調べる
次に、候補となる塾それぞれのクチコミを調べます。クチコミを調べる方法は、次の3つです。
・GoogleMAPのクチコミを見る
・クチコミサイトを見る
・「塾探しの窓口」を見る
塾探しの窓口に掲載されているクチコミは、すべて実際に塾を利用した人が投稿しています。体験にもとづく感想や評判であり、これから塾を選ぶ人にとって参考になるポイントが詰まっています。
(4) 通っている友人・知人がいれば話を聞く
通塾候補となった塾に通うお子さんの友達、あるいは子どもを通わせているという知人はいないでしょうか。
もしいたら、ぜひ話を聞いてみましょう。クチコミにも出ないリアルな感想や本音を聞き出せる可能性があります。
また友人紹介キャンペーンや各種特典など、入塾時に受けられるお得な情報を適用してもらえるかもしれません。
(5) 校舎見学・体験授業で実際を確認する
近くの塾のなかで通塾候補を2~3つに絞り込めたら、校舎見学や体験授業に行きましょう。
百聞は一見に如かず、行ってみて初めてわかる情報もたくさんあります。次の章では、お子さんにピッタリの塾を見極めるポイントを解説しています。あわせてご覧ください。
<塾探しの窓口の特典>
・塾探しの窓口からの入塾で、入塾金1万円割引
・無料体験1週間
・授業料1か月分無料
・成績保証制度 など
※ 特典の適用には条件があります。詳細は各塾にお問い合わせください。
近くの塾からお子さんに合う1校を見極める5つのポイント
「近くにいくつも塾がある」「どの塾も良いという評判を聞く」といった場合は、お子さんをどの塾に通わせるべきか悩んでしまうかもしれません。
近くの塾から、お子さんに最適な1校を見極めるときに活用したい、5つのチェックポイントを解説します。
(1) 校舎長・教室長の人柄と経験、実績
「その塾で成果がでるかどうか」は、校舎長(教室長)にかかっているといっても、過言ではありません。
校舎長とは、その校舎の責任者です。カリキュラムの作成から講師管理、教室の環境整備、さらに保護者対応や進路相談まで担う、オールラウンドマネージャーです。
生徒指導に当たる場合もあり、講師以上の指導力も求められます。
実力がある校舎長は、経験豊富で人柄がよく、信念を持っています。多くの生徒から信頼され、頼られる校舎長に出会えるまで、塾を比較してみてください。
校舎見学や体験授業の折には、校舎長に「あなたが塾で一番大切にしていることは何ですか」と聞いてみましょう。
保護者の方が納得できる回答を、即座に迷いなく答えられれば、お子さんを安心して預けられる可能性があります。
(2) 指導を担当する講師の人柄と力量
実際にお子さんを指導する講師との相性も大切です。人柄や生徒とのかかわり方、性格などをチェックしましょう。
塾の中には、体験授業を担当する講師を限定しているケースがあります。生徒の心をつかむのがうまく、営業力のある講師に体験授業を担当させるのです。
講師を気に入って入塾したのに、別の講師が担当になった、という残念な展開にもなりかねません。
体験授業の際は、入塾した場合にお子さんを担当する講師の授業を受けられないか、掛け合ってみてください。実際に指導を受けると、お子さんが講師との相性や勉強のしやすさを実感とともに把握できます。
また講師と他の生徒とのかかわり方を見るのもおすすめです。講師と生徒の距離感が近すぎないか、質問はしやすそうかなど、多くの情報を得られます。
(3) 校舎全体の雰囲気
塾に足を運んだ際は、塾全体の雰囲気も確認します。具体的には、以下の項目をチェックしてみてください。
・私語の有無
・掲示物の更新頻度
・各所の清潔さ、整理整頓状態
・個人情報への配慮
どれも細かなポイントです。しかし塾の雰囲気や校舎長の人柄は、こうした細部にこそあらわれます。
塾は、成績や進路希望といった個人情報を扱う場所です。隅々まで整然と管理が行き届いている状態が望ましいのではないでしょうか。
(4) 通っている生徒の様子
通っている生徒の様子を観察すると、塾の日常の雰囲気がわかります。
生き生きとした表情の生徒が多ければ、前向きで頑張りたくなる塾だと推測できます。私語がなく、集中して取り組む生徒が多ければ、お子さんにも良い刺激となるのではないでしょうか。
反対に自習室が私語で騒がしかったり、子どもたちの荷物が散乱していたりといった状態では、入塾しても期待通りの成果が得られるか疑問符がつきます。
(5) 施設・設備
最後のチェックポイントは、施設・設備面です。設備は充実していたほうが、お子さんにとって活用しやすい塾であることは言うまでもありません。
以下を参考に、お子さんに必要になりそうな設備が整っているか確認しましょう。
・質問対応:学校教材の質問可否、対応時間、対応可能教科
・貸出書籍:過去問の充実度、貸出可否
・面談スペース:プライバシーへの配慮
・休憩スペース:飲食の可否、持ち込み可否
・駐車場・駐輪場:停車可能台数、安全性
近くにお子さんに合う塾がない場合の対処法
近くに必ずしも良い塾、お子さんに合う塾があるとは限りません。どうしても近くに良い塾が見つからない場合、どうすれば良いのでしょうか。
3つの対処法を解説します。
(1) オンライン指導を検討する
通塾ではなく、オンライン指導を検討してみませんか。
オンライン指導はコロナ禍で一気に市民権を得て、数多くの教育サービスが参入しました。指導形態やコンセプト、特長も多様になり、対面指導と遜色ないほどにサービスが充実しています。
塾探しの窓口でも、数多くのオンライン指導を紹介しています。たとえば「トウコベ【東大生によるオンライン個別指導】」は、東大生によるマンツーマン指導が低価格で受けられるサービスです。
東大に合格したノウハウを存分に生かした指導が受けられるだけでなく、24時間LINEで質問し放題という利便性でも人気を集めています。
(2) 通塾圏を広げてみる
もしかしたら、希望する通塾圏内に良い塾がないのかもしれません。ほんの少し、通塾圏を広げる方法もあります。
電車やバスで通うなら、駅や停留所を1つ先にするだけで、一気に塾の候補が増えるのはよくある話です。また保護者の方が送迎できないか、検討しても良いでしょう。
近い塾には、メリットがあります。ただし近さを優先するあまり、お子さんに合わない塾に通わせるのは本末転倒です。
少しだけ範囲を広げて、もう一度探してみましょう。
(3) 自宅学習に切り替える
近くに良い塾がないならば、思い切って自宅学習に切り替える方法もあります。
自宅を勉強に集中できる環境に整え、塾に通わなくても利用できるサービスを利用しましょう。
YouTubeにある解説動画や無料授業の利用は、一つの手法です。わからない点は、学校の先生を最大限に利用し、解決します。
ただ、自宅学習は自分で自分を律することができなければ、難しいでしょう。「わからない点はすぐ教えてほしい」「勉強を見守っていてほしい」タイプのお子さんは、やはり塾を探したほうがベターです。
まとめ|お近くにある評判の良い塾を探すなら「塾探しの窓口」
通塾距離は、短いほうがお子さんにとっても保護者の方にとっても、負担が少なくて済みます。
お子さんが学校帰りや休日に気軽に通える距離の塾なら、通塾頻度が上がり、勉強の習慣が自然と育つことも期待できるでしょう。
近くにある塾、評判の良い塾を探すには「塾探しの窓口」をご利用ください。塾探しの窓口には、実際に利用した人からの忖度ないクチコミが載っています。
お住まいの地域と学年を入れるだけで、評価の高い塾を簡単に見つけられます。独自の入塾特典もある塾探しの窓口で、お子さんが頑張れる塾、通い続けられる塾を今すぐ探してみてください。