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塾に通う必要性と意味・目的とは?メリット・デメリットを解説
お子さまの塾通いについて検討している保護者の方の中には、塾に本当にメリットがあるのか、デメリットは何か不安に思っている方もいるかもしれません。「塾はそもそも必要なのか」「塾に通う意味は何?」という疑問もあるのではないでしょうか。
塾には集団・個別・映像・オンラインとさまざまなタイプがあり、それぞれにメリットとデメリットも異なります。この記事では、塾の必要性、塾に通うメリットとデメリット、各タイプの塾に通うデメリットの対策方法について説明します。
塾に通う必要性と意味・目的
塾のメリット・デメリットの前に、そもそも塾は絶対に必要?と疑問に思う方もいるかもしれません。塾は、目的によっては大きな必要性をもっています。以下の目的をはっきりと持っているなら、塾に通うことをおすすめします。
(1)受験のための対策をしたい|必要性:大(2)学校の成績を上げたい|必要性:中~大(3)勉強の習慣をつけたい|必要性:中~大
(1)受験のための対策をしたい|必要性:大
小学生から高校生まで、この理由で塾通いを考えているなら「できるだけ早く」始めることをおすすめします。例えば高校生が大学受験を目指している場合、受験必要科目や傾向などは毎年少しずつ変化するので、塾や予備校で情報収集し受験日程を考えるなど合格のための戦略が必須だからです。
また、仮に現在の成績がとても良いお子さんだと、塾は不要と考える保護者の方もいるかもしれません。しかし難関校合格を目指すなら、過去問などの受験対策はもちろん、塾に通ってライバルたちと競い合うほうが学力が向上する効果も期待できます。
(2)学校の成績を上げたい|必要性:中~大
この目的は、例えば小学生の場合は、中学校からの勉強に遅れないための下準備といえるでしょう。中学生の場合は、高校入試のための内申点向上を目的とすることがほとんどなので、結果的にどちらも高校受験対策といえます。特に難関高校受験においては過去問対策や定期的な模試利用が必須なので、塾は必要です。
高校生の場合も、最終的な目的が内申点の向上と大学の推薦入試対策ならば、塾通いは必要です。近年の大学入試において、各大学はAO入試や推薦入試などの早期入試を広げています。
(出典:文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第17回)配布資料」資料3)
さらに2021年度の受験からは調査書の様式が変わり、学業成績に加えて「指導上参考となる諸事項」である、各学年ごとに部活動や表彰、ボランティア活動、留学経験、取得資格などが記載されます。このような学校活動を積極的に行いつつ、内申点も無駄なく上げていくためには、塾のノウハウを利用したほうが効率がよいといえるでしょう。
(3)勉強の習慣をつけたい|必要性:中~大
習い事や部活動が忙しいなど、ふだん勉強する習慣がないお子さんにこそ、塾通いをおすすめします。
勉強する習慣を身につけるのは大人でも難しいですから、子どもにはなおさらです。疲れて家に帰ってきて、勉強しようとしてもつい誘惑に負けて遊んでしまい、気づいたら眠っていた…となってしまうのではないでしょうか。
週に1回~2回、数時間の塾通いでも、日頃から規則正しく勉強する習慣があれば、受験時期になったときにもすぐに勉強に切り替えて集中することができるでしょう。
塾が必要かどうか判断に迷う場合
いずれにせよ、塾が必要かどうかの見極めは、「目的(将来の目標)」と「現在の学力状況」をはっきりさせることが大切です。どうしても判断がつかないときは、お近くの塾の無料相談や無料体験授業を利用してみてください。
【塾タイプ別】塾に通うメリットとデメリット
塾には大きく分けて次の3つがあります。
①集団指導塾②個別指導塾③映像指導塾(通塾型)・オンライン指導塾
ここでは、各塾共通のメリット・デメリットと、それぞれの塾ごとのメリット・デメリットを紹介します。
塾に通うメリット
塾に通う共通のメリットは次の3つです。
(1)学習習慣が身につく
(2)受験に必要な情報が手に入る
(3)「わかる」「できる」「結果が出る」ことで自信がつく
他にも、学校以外の切磋琢磨する友人ができる、信頼できる先生に出会えるなど、勉強以外のメリットもあります。
②個別指導塾固有のメリット
個別指導塾のメリットは、主に次の4つです。
必要な教科のみを重点的に学べる
生徒一人一人の学習状況に合わせた進度・カリキュラムを使える。変更も可能
都合に合わせて塾に通う予定・回数を変更可能
先生と距離が近くコミュニケーションがとりやすい
個別指導塾は先生1人に生徒1人~4人程度の少人数で行われます。そのため生徒一人一人の理解度に合わせた指導ができます。集団指導塾よりも回数や時間も自由にカスタマイズでき、個々のペースで無理なく無駄なく勉強できます。
性格が引っ込み思案で集団では勉強や質問ができない子、体力がない・不登校など問題を抱えている子でも安心して勉強できるでしょう。
③映像・オンライン指導塾固有のメリット
映像指導塾・オンライン指導塾は、近年増えているタイプの塾です。どちらも従来の対面型授業ではなく、生徒は映像授業を見て勉強します。
映像・オンライン指導塾のメリットは、主に次の6つです。
必要な教科のみを重点的に学べる
何度でも同じ講義を、分かるまで繰り返し見られる(※オンライン塾では、アーカイブ配信がある場合)
生徒一人一人の学習状況に合わせた進度・カリキュラムを使える。変更も可能
場所を選ばず、オンライン環境さえあればどこでも学べる(※通塾必須としている映像指導塾もあるため要確認)
感染症の不安が軽減される
費用が安い傾向がある(通塾型では高い)
映像・オンライン指導塾は、基本的には個別指導と同じですが、大きく違うのは「生身の先生がいない」ことです。そのため自学自習に近い形になります。
いつでも・どこでも・何度でも授業を見られるのが最大のメリットです。映像のため比較的費用も安い傾向があります。コロナ禍により需要が増えていることから、さまざまな映像・オンライン指導塾が増えています。
塾に通うデメリット
塾に通う共通のデメリットは次の3つです。
(1)通う時間がかかる(※オンライン指導塾では不要)
(2)費用がかかる
(3)合わないとストレスになる
(1)の通塾時間については、オンライン指導ができるようになったことで軽減されています。とはいえ、やはり先生と生徒が顔を合わせて行う対面型授業が塾の基本のため、通塾のための時間はデメリットといえるでしょう。部活動や習い事との両立が難しいから…と塾通いをためらう生徒もいるようです。
また(2)の費用は、塾通いの最も重要なポイントです。塾に通うと多くの費用がかかります。例えば高校生の場合、国の調査では以下のようになっています。塾に行っていない生徒も含んだ調査のため、実際はこれ以上にかかると考えられます。
(出典)文部科学省「令和3年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要」より
(3)は、評判が良いから、友人がいるからと「なんとなく」通い始めたときに起こりやすくなります。合わない塾に通うことで、ストレスを感じ、勉強への意欲自体がなくなっては本末転倒です。
①集団指導塾固有のデメリット
集団指導塾のデメリットは、主に次の3つです(解消方法は次の章で説明します)。
カリキュラム固定のため、生徒個人の理解度に合わせられない
生徒の都合で授業の振り替えはできない(※近年はアーカイブ配信を視聴できるケースが多い)
周りに友達がいるため勉強に集中できないこともある
集団指導塾の授業は決まったカリキュラムに沿って進められます。理解していない生徒がいてもどんどん先に進んでしまうため、ついていけない生徒も出てしまうおそれがあります。
また、「なんとなく」「親に言われて」塾に入った生徒の場合は、友達と遊んでしまい集中できないケースもあるようです。
③映像・オンライン指導塾固有のデメリット
映像・オンライン指導塾のデメリットは、主に次の4つです(解消方法は次の章で説明します)。
対面授業ではないため緊張感がなく、モチベーションが上がらないおそれがある
学習の進捗具合や成績推移を管理するアドバイザーがいないか、いても遠隔だと、細やかなサポートが難しい
ライバルがいないため、競争意識が持ちづらく、受験では集団での自分の立ち位置がわかりづらい
オンライン環境と機材が必須
映像授業は生身の先生がいないので、基本的には「自学自習」になります。そのため、特にオンラインで自宅で勉強する場合は、勉強に集中できないことがあります。元々ある程度勉強の習慣がある子や向上心のある子には向いていますが、勉強の習慣がない子は、続けられないかもしれません。
またオンライン環境やパソコン、タブレットがないとそもそも授業が受けられません。
対面型の塾との大きな違いは「アドバイザー」がいないことです。一般的な集団指導塾や個別指導塾では、悩みがある場合には面談をしてもらえたり、日ごろから顔を合わせていることで声をかけてもらえたりしますが、映像・オンライン指導塾ではそれが期待できないケースがあります。
塾に通うデメリットの解消方法と注意点
ここでは、前の章で説明した「塾に通うデメリット」の解消方法を紹介します。
③合わないとストレスがかかる→無料体験を受けよう
どんなに評判の良い塾でも、万人に合うわけではありません。塾を選ぶ際は、必ず事前に資料を取り寄せ、無料体験授業を受けて実際の授業や教室の雰囲気、サービスの内容を確認しましょう。そのうえで入塾することで、塾に合わずストレスを受けるリスクが軽減されます。
集団指導塾固有のデメリットへの対策
授業についていけないときは、個別指導塾に変更する、もしくは併用する方法があります。しかしまずは、生徒の学力と目標(志望校など)が合っているか、今いるクラスは適正かなどを、塾と相談してみましょう。所属クラスを変更することで問題が解決することもあります。
友達が気になって勉強に集中できないときは、個別指導塾、または映像・オンライン指導塾に変更することも一つの方法です。
映像・オンライン指導塾固有のデメリットへの対策
対面ではないためモチベーションが上がらない問題を解消するには、「アドバイザー」や「コーチ」のサービスがある映像・オンライン指導塾を選ぶとよいでしょう。週に1度~複数回、勉強以外に、実際にアドバイザーやコーチとオンラインなどで会話して、現在の状況や、今後どのように勉強を進めるか面談してもらうシステムです。定期的に面談を行い方向修正してもらうことで緊張感ややる気が生まれます。
ライバルがいない問題は、「オンライン自習室」などのサービスを利用することで解消できます。自分が勉強している様子をオンライン上で公開するシステムで、他の人が勉強している様子も見えるため、自分も勉強を頑張ろうというモチベーションになります。
オンライン環境は家庭内に整える必要があり、初期費用は必須です。ただし、タブレットなどは貸し出してもらえる塾もあります。またオンライン塾の多くはスマートフォンでも受講することができます。
まとめ
この記事では、塾のメリット・デメリットについて、それぞれの塾のタイプごとに紹介しました。また塾に通う必要性についても説明しました。
塾に通うには費用がかかるため、迷っている保護者の方もいるかもしれません。しかし最近は、安い費用でも高い学習効果が得られるオンライン塾なども増えています。また従来の集団指導塾や個別指導塾もさまざまなサービスやシステムを導入し、時代に合わせて進化しています。お子さまに学びたいというモチベーションがあるならば、ぜひ塾に通い、より高い目標に向けて後押ししてあげてください。
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