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夏期講習は何のためにある?目的やメリット、費用相場も解説
「夏期講習」の広告にある『短期集中!』『苦手克服!』といった言葉が気になる季節になりました。ただ、あまりに広告が多くて、どの夏期講習を受ければ良いのかと迷ってしまうのではないでしょうか。
今回は「夏期講習とは?」というテーマで、多くの塾が行う夏期講習を徹底解説します。そもそもの目的から受けるメリット、親御さんが心配になるポイントや費用相場まで網羅しました。最後まで読めば、夏期講習に関する疑問がすべて解決しますよ。
夏期講習とは?目的と指導内容
夏期講習は、夏休み中に2~3週間かけて行われます。ではこの夏期講習、そもそも何のためにあるのでしょうか。最初に、夏期講習の目的と意義について確認しておきましょう。
夏期講習で得られるメリット
夏期講習に参加することで得られるメリットは、大きく5つにまとめられます。どの学年にも共通していえる夏期講習のメリットをまとめました。
夏期講習の懸念点と対策
夏期講習にはメリットがたくさんありますが、一方で親御さんとしては心配な面もあるというのが本音ではないでしょうか。夏期講習の参加前によくお聞きするご相談事を、3つピックアップしました。
(3)「うちの子に合う塾が見つかるか不安」
充実した夏期講習のためには、塾や講師、学習環境がお子さんに合っていることが欠かせません。
ただ、塾は「行ってみないとわからない」というのが本当のところでもあります。だからこそ、夏期講習を申し込む前に校舎に足を運んでみてください。親御さんも必ず一緒に行き、校舎長やスタッフの対応、雰囲気、清潔さ、立地などを確認しましょう。
講習前に体験授業を受けるのも良い方法です。実際に授業を受けるのと、話を聞いただけなのとでは印象が違うことも多いからです。チラシやホームページを見ただけで夏期講習を申し込むのではなく、詳しい資料を請求し、校舎訪問や体験授業を受けてから決めるようにしましょう。
>>お子さんに合う塾が簡単に見つかる!資料請求もできる「塾探しの窓口」
(2) 中学生の夏期講習
中学生の夏期講習は、集団指導塾で受けるのか/個別指導塾で受けるのかによって変わります。また中学3年生は受験対策メニューが加わることも多いので、中1・2年生より費用が高くなることもあります。
一般的な中学生の夏期講習費用は、以下の通りです。
◎ 集団指導塾
中学1・2年生:3~6万円
中学3年生:5~8万円
◎ 個別指導塾
中学1・2年生:6~9万円
中学3年生:10~18万円
>>中学生の夏期講習費用については、こちらもどうぞ!
(3) 高校生の夏期講習
高校生向けの夏期講習は、塾の形態や受講する目的、授業の回数などによって大きく異なります。また「共通テスト対策(英語)」のようにセット講座を選んで申し込むスタイルの塾もあり、この場合は講座をいくつ受けるかによって費用が変動します。大学受験を目指す高3生は、他の学年より高くなります。
一般的な高校生の夏期講習相場としては、以下を想定しておくと良いでしょう。
◎ 集団指導塾
高1・2生:5~10万円
高3生:7~15万円
◎ 個別指導塾
高1・2生:6~14万円
高3生:9~20万円
>>高校生の夏期講習費用については、こちらもどうぞ!
夏期講習に関してよくある質問Q&A
夏期講習に関して、費用面以外でよくある質問についてまとめました。夏期講習だけ受けるつもりの方が、入塾の営業を回避する方法もご紹介します。
(1) 夏期講習だけを受けても構わないか
多くの塾は、夏期講習は誰でも受けられるようにカリキュラムを組んでいます。塾生はもちろん、「夏期講習で苦手を克服したい」「経済的な理由で通年は無理だけれど、講習だけ行かせたい」といった理由で夏期講習だけ受講する生徒も大勢います。
塾にとっても、夏期講習は新規生を募集する大切なタイミングです。どの塾でも夏期講習に関連したキャンペーンが行われているのは、そのためです。
もし「夏期講習“だけ”受けるつもりなのに、入会を勧められたらどうしよう」というご心配がある場合は、はじめに「夏期講習だけ受けます」とハッキリ意思表示をしておくことをおすすめします。はじめに伝えておけば、後から入会を勧められても断りやすいですよね。
塾は、夏期講習だけだからといって、他の生徒と指導に差をつけるようなことはしません。むしろ、限られた期間しか指導できないのだからと、より一生懸命教えてくれる講師もいるはずです。
(2) 気になる塾がいくつかあった場合は、どうすれば良いか
気になる塾が複数あった場合は、すべてに「資料請求」と「校舎訪問」をしてみることをおすすめします。対応の仕方やスピード感からも、どんな塾か垣間見れるもの。大切なお子さんを安心して預けられる塾かどうか判断する材料になります。
また夏期講習だけを受ける場合でも、塾は校舎訪問や体験授業を受け入れてくれます。実際に校舎に行き、納得できるまで話を聞いてみるのが良いでしょう。
「塾探しの窓口」を使うと、気になる塾に一括で資料請求や校舎訪問の申し込みができます。記事下のタブから、「地域×学年」で検索してみてくださいね。
まとめ
夏期講習の目的や意義、申込前に気を付けるポイント、相場などについて解説してきました。
夏休みはまとまった時間がとりやすい反面、暑さや長さのせいでダラダラしてしまいがちです。規律正しい生活を維持し、2学期に向けての勉強を進めるためにも、夏期講習はきっと役に立つでしょう。英語や数学の重点対策のほか、国語・理科・社会など、あまり復習できていない教科を受講するのもおすすめです。
記事内では「夏期講習」と一括りにはしていますが、カリキュラムや指導方針は、塾によって本当にさまざまです。お子さんに合う夏期講習を見つけるためには、「なぜ夏期講習を受けるのか?」という目的を明確にしておくことが大切。その上で、費用やお得感、通いやすさなどの項目も加えて比較検討すると、きっとお子さんにピッタリの講習が見つかりますよ。